【DATA Saber】ポケモンの各種分析をTableauで可視化してみた
目次
・背景
・テーマ設定
・環境
・データ取得元
・シート説明①②③④
・ダッシュボード説明
・おまけ
・総括
背景
社会人15年目となった2023年、3人目の子供が生まれるにあたり、自身最長となる約10ヵ月間の育児休業を取得。それまでの職務経験は営業/営業企画職だったため、この期間をスキルアップの好機と捉え、Aidemyデータ分析講座6カ月コースを受講しました。
その後、データサイエンティスト検定(合格)、ディープラーニング G検定(合格)の受験に続き、現在、2024年5~7月にかけてTableau非公式資格「DATA Saber Boot Camp」に挑戦しています。本ブログはそのコミュニティ活動の一環で、修了条件を満たすために公開しています。
Tableauユーザーの皆様のご参考になれば幸いです。
環境
Tableau Desktop バージョン【2022.3】
Creator 権限
データ取得元
https://pokemondb.net/のサイトより取得(Excel形式)
Tableau Publicにあるサンプルデータ一覧にてポケモンのオープンデータを見つけたので、(私自身は最初期の赤/緑しかやったことないですが)今回はポケモン全種類のデータを使って分析していきます…!
完成したVizイメージはこちら ↓
シート説明①
まずは、ポケモンのタイプ別の平均Totalスコアの棒グラフです。
18種類あるポケモンタイプの総合スコアを降順で並べています。
結果として、ドラゴンタイプ(カイリュー等)が首位に、虫タイプ(キャタピー等)が最下位と納得の内容でした。
表現について。ポケモンタイプ全18種の配色が難しく、主要タイプから配色をしていきました。もう一段大きなグループにまとめられると、さらに色表現もまとまり、違うインサイトも見えてきそうとも思いましたが仕方なし。
シート説明②
続いて、ポケモンごとの各スコア一覧です。
Totalスコアの降順で並べていますが、やはりミュウツー関連2体がTotalスコアで上位を占めていました。上位タイプもシート①の通り、ドラゴン系が多く見受けられます。
シート説明③
こちらは、ツリーマップで表現したタイプ別ポケモン数の分布です。
WATERタイプのポケモン数が一番多いことが判明しました。理由は…??
最初期の赤・緑しかプレイしてないので、要因など全く思いつきませんが、こういったインサイトが出てくるのもデータ分析ならではの面白さですね。
シート説明④
最後は、攻撃力と防御力、TotalとSpeedの散布図で各スコアの相関関係を確認します。単純に散布図を作ると、正の相関しかみえてきませんが、タイプ別で色分けするとROCKタイプのみ防御力が上がるのに反比例して攻撃力が下がるという傾向が見えてきました。反面、傾向線がスパゲッティのようになってしまうのが残念…。もう少し工夫ポイントがほしいところ。
ダッシュボード説明
今回は5つのシートでポケモンタイプの色分けしているので、凡例ではなく左に配置したタイプ別 平均Totalスコアにカーソルを合わせると、他シートのタイプもハイライトされる仕様にしました。詳しくはこちら。
背景にはポケモンロゴを半透明にして画像配置。詳しくはこちら。
同じく、公式で提供している各種ポケモンの画像を散りばめてみました。
ゼニガメが嬉しそう~
Viz
最終的にTableau Publicに公開したVizはこちら。
おまけ
最後に、データの中にあるタイプ別の相性を表現できないかと思い、ニンテンドー公式の相性表を参考に、同じように作成してみました。初めて使った手法もあるので、下記に詳細に手順を記載してみます。
作成方法
①攻撃、防御のデータを行・列に配置。
②効きやすさの数値(2, 1, 0.5, 0)をそのままテキストにマークしても当然、数値が表に入るだけなので、◎空白△×に置換するためにデータソースの対象テーブルをCASE式で置換します。※当初はREPLACE関数で置換しようと思ったものの、複数条件がうまくできず、色々調べてCASEにいきつきました!
③タイプを色に配置し、色を編集して完成。
総括
前回制作した全面クロのMARVELダッシュボードと異なり、色数が多いですがPOPなテイストで制作しました。今回オプションシートで初めてデータの正規化というか置換をしましたが、REPLACEやCASEなど関数の奥深さを知った回でした。
これでData saberブートキャンプのパブリック課題である、4週間以内にTableau Publicへ Viz投稿3回=10pt、ブログ記事の投稿3回=10pt GETですが、やればやるほど面白さが見えてきた気がします。
今後も気になるオープンデータがあればTableau で分析して修行を積んでいきたいと思います。
ご高覧いただきありがとうございました。