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税理士法人が監査法人と同じような仕事をしていて、衝撃だった件。
どうも、ヴィレッジです。
税理士法人の仕事は多岐にわたります。
支払や押印、仕訳記帳、法人税・消費税申告、源泉税や償却資産税など小さな申告・納付、異動届の作成、個人の所得税、相続税、税務意見書の作成………etc
そのうち、仕訳記帳が割とスタッフに任されることが多いのですが、最近のトレンドとして、仕訳記帳はクライアントに任せて、税理士法人はチェックだけしようという自計化という取り組みが進んでいます。
今回自計化が完了したクライアントで先輩のサポートについたのですが、やってることがぶっちゃけ監査法人と一緒で衝撃でした。
TBを見て、預金残高は入出金明細と突合する、売掛金は消し込み表を確認する、借入金残高は返済予定表を確認する、PL部分は前月比や前年比で大きな差がないか確認する、、、etc
いや、もう監査法人じゃねーか!と突っ込みたくなるようなことを皆さん、しっかり真面目な顔してやってるんですよね。
突っ込んでも誰もわかってくれないけど、ツッコミを入れたいもどかしい気持ちになってました笑
違う点があるとすれば、監査法人のサンプリングはありません。PMTEといった概念もないので、どこまで見ていくかはスタッフによって変わります。減損・引当金の検討もありません。
逆に税理士法人は消費税を異常に細かく見ます。毎月、仕訳の摘要をしっかり見て、課税の対象外を非課税にしてないかなど全ての科目をチェックします。で、毎月修正事項を送ってます泣
あとは未払利息等ですね。これも細かい。しっかりと再計算してしっかり端数まで合わせに行きます。(監査法人はクライアントがしっかりしてるというのもあって再計算金額と計上額で差異が大きくなければ問題なしとしていましたね。ちなみに監査法人ではSAD未満で問題なしと言う表現を一単語で表現してた気がするんですが、もう忘れちゃってます。1年前は監査法人にいたのに、もうかなり忘れてます汗)
ということで税理士法人の自計化後の月次チェックが監査法人の会計監査とかなり似ていると言う話でした!
意外と知らない人多かったんじゃないかなと思います。
ではでは!