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死ぬまでに見ないと絶対に損する映画(4)「耳をすませば」〜ラストシーンを見るために繰り返し見ます

 私は、ジブリの映画が大好きです。
 ジブリの作品は、すべて好きです。
 多い作品は、30回以上、見ています。
 
 それでも、また見ます。
 それだけ、作品のレベルが高いのだと思います。

 日本テレビの「金曜ロードショー」では、「風の谷のナウシカ」を20回も放送しています。しかし、依然として視聴率は高いままです。
 このような映画は、ジブリの他にありません。
 たとえば、ハリウッド映画の人気作、「タイタニック」や「アバター」を20回も放送したら、視聴率は低くなっていくでしょう。

 ちなみに、「タイタニック」「アバター」を監督したジェームズ・キャメロン氏は、アバターについて「宮崎駿監督作品へのオマージュ」と発言しています。
 たしかに、大木を中心にした世界観、空に浮かぶ森は「天空の城ラピュタ」、森が生命体との世界観は「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」を参考にしたと思われます。

 ジブリ作品は、すべて大好きなので、これが1番好きだとは言えません。
 そこで、今回の「死ぬまでに見ないと絶対に損する映画」では、「このシーンが見たいから、何度も見る」という切り口で、ジブリ映画を選びたいと思います。

 ジブリでは、「耳をすませば」のラストシーンが大好きです。
 聖司くんが、叫ぶシーンです。
 何と叫ぶかは、あえて言いません。
 皆さん、ご存知だと思います。
 このシーンが見たくて、繰り返し、見ます。

 また、ジブリは、宮崎駿監督、高畑勲監督の2枚看板です。
 後継者とされていたのが、「耳をすませば」の近藤喜文監督です。
 しかし、近藤監督は、病気で早逝されました。
 その後、米林宏昌監督、宮崎吾朗監督が生まれましたが、後継者にはなれませんでした。
 こうして、ジブリは、現在にいたります。

 最近、日本テレビのグループ会社になり、今後、どうなるのか、楽しみです。
 宮崎駿監督のような天才は、もう出てこないと考えています。
 そこで、ハリウッド映画のように、脚本を、才能のある人たちを集めてチームでつくるようにしたら良いと思います。
 そうすれば、ある一定以上のレベルの作品ができると思います。
 ただ、これだと、宮崎駿監督の作品のような個性はなくなってしまいます。
 残念ですが、天才は、なかなか現れません。

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