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仏教用語に学ぶ現実生活を生き抜く知恵(4)「寒苦鳥(かんくちょう)」〜コツコツ努力をしましょう

インドの雪山(せっせん)という山に住むという想像上の鳥です。
寒苦鳥は、昼間はあたたかいため、巣を作らず、遊んでいます。
毎日、夜になると、巣がないため、寒さに苦しんでいます。
寒さに苦しむ鳥のため、寒苦鳥といいます。

イソップ寓話の「アリとキリギリス」のキリギリスに似ています。

仏教では、仏道を志す者が、苦しんでいる時は、真剣に仏道修行しようと思い立ちます。
しかし、自分の弱さに負けて、その志は消えていきます。
寒苦鳥は、結局、仏道修行ができず、永遠に苦しむことを譬えています。

私には、身につまされる話です。
自分は、寒苦鳥、キリギリスのようだと感じます。
コツコツ努力することが苦手だからです。

ただ、その分、無数にアイデアが浮かんできます。
このアイデアを提案し、お金にすることができるようになってきました。
ずいぶん、遠回りしたと思います。
それでも、自分はこれでいいんだ、自分らしい生き方だと思います。
無理して、サラリーマンをしていたら、長続きせず、転職を繰り返していたと思います。

しかし、コツコツ努力できるようになりたいとは思います。
そのために、少しずつですが、コツコツ努力することを始めました。

その一つは、友人がやっていた読書会に参加し、2年たちました。
毎月、本を1冊読み、集まったり、オンラインで感想を述べ合います。

ほんの少しですが、変わってきたと感じます。
人間として成長すること、変わることは、とても大きな喜びです。

ともどもに、頑張りましょう。
皆さんが幸福になられることを祈っております。

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