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死ぬまでに見ないと絶対に損する映画(2)「愛を読む人」〜語り合いたくなる映画
出演は、ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ。
この映画の魅力の1つは、15歳の高校生マイケルが、年上の女性ハンナに性のてほどきを受けるところです。男なら、誰でも最高に憧れることが、ここにあります。映像として見ることができます。至福です。
これは、じつは、女性の憧れでもあります。それは、年上の女性が童貞の筆下ろしをすることです。
事実、ある女性の友人に、私の後輩をソープランドに連れて行って筆下ろししたことを話したら、「バカ!」と叱られました。男性が、処女とやりたいと思うように、女性は童貞とやりたい人もいるようです。
ちなみに、一般の映画で、筆下ろしのシーンを描いた映画は、あまりありません。「青い体験」等の、男性の初体験をテーマにした映画はたくさんあります。しかし、初体験のシーンをリアルに描いていません。私が知る限り、この映画しかありません。
ただし、こんなことは、この映画の魅力の1%でしかありません。
この映画は、ナチスの戦争犯罪の裁判映画です。ハンナは、この裁判で、有罪判決を受けて服役します。他の犯罪者は、ハンナ一人に罪を押し付けました。しかし、ハンナは、それに反論せず、受け入れます。それがなぜかは、ここでは言いません。映画を見てください。
また、マイケルは、大学で法律を学び、弁護士になります。マイケルは、ハンナが、罪をかぶろうとした秘密を知っていました。
マイケルには、ハンナを助けるチャンスが何度もありました。しかし、助けません。それは、なぜでしょうか。
この映画には、考えさせられるシーンがたくさんあります。その答えは映画にありません。自分で考える要素がたくさん詰まっています。
この映画を見て、いろんな人の意見を聞いてみたいです。
この映画を見た時の感動と衝撃を忘れることはできません。
「愛を読む人」は、「死ぬまでに見ないと絶対に損する映画」です。
「芸能記者」で紹介した先輩から、「おもしろい映画教えて」と電話がかかってきて、「愛を読む人」を教えました。見た先輩は「第1級の作品だね」と言っていました。
「芸能記者」
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