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音楽「METライブビューイング:オッフェンバック「ホフマン物語」(仏語)」

昨日は、心地よい眠りでした。
素晴らしいMETライブビューイング を拝見・拝聴し、興奮冷めやらぬ感じでしたが、上映時間合計3時間58分は(約4時間)、8分間の休憩が2回ありましたが、心地よい疲れがありました。

もう約20年ぶりにキノシネマ神戸国際へ行きました。同じ階にある
トゥーストゥースガーデンレストランは、何度か家族や友達と行きました。
そこは変わっていないような感じでした。映画館は、室内の椅子やスクリーンが素晴らしく綺麗になってて、座席もゆったりでフカフカの椅子に座りました。ここ、私のお気に入りに入れます。

あまり人は入っていなくて数えられるほど。若い人はいなかったような。
平日の昼でしたからね。行く前に阪急OSスーパーで小さめのサンドウイッチ:玄米茶:ひとくちサイズ羊羹:ストレス軽減のチョコ:などを買い
大きめのバックに忍ばせて入りましたが、ここは周りに迷惑かけなければ飲食大丈夫でした。

METライフビューイング2024-2025のパンプレットから

概要は、恋と芸術に悩む詩人「ホフマン」は、ステラという恋人を待つ間に自分が出会った3人の悲しい恋を話し始める。
一番目は、オランピアという機械人形:ホフマンは悪魔のメガネで生きている人間と思い恋をする。
二番目は、アントニアという歌姫で、ホフマンと一緒になる約束をするが、病で歌ってはいけなにのに、悪魔にそそのかされて歌ってしまい亡くなってしまう。
三番目は、ジュリエッタという高級娼婦で、悪魔からもらったダイアモンドに惑わされ、策略してホフマンの影を奪ってしまう。
その間に、お酒の妖精が親友ニクラウスとしてホフマンにかかわってゆく。

それぞれプロローグ&一幕・二幕・三幕&エピローグに分かれている。その間に舞台裏や歌手のインタビューなどがあり、親近感を抱いた。

主人公ホフマンには、パリオリンピック閉会式で歌った、テノール歌手の
ベンジャマン・ベルナイム。安定した歌声で、聴いていて心地よい感じに。
拍手👏

機械人形のオランピア役には、超高音が素晴らしかったソプラノの、エリン・モーリー。コロラトゥーラテクニックと装飾音符をひろうという歌い方で会場から大喝采を受けていました。もう素晴らしすぎでした。拍手👏

悲劇の歌姫のアントニア役は、ソプラノ歌手のプレディ・イエンデの
のびの有る迫力のある歌い方も素晴らしかった。拍手👏

高級娼婦のジュリエッタ役の、クレモンティーヌ・マルゲーヌの歌声は
なめらかな艶のある素晴らしさで素晴らしい。拍手👏

さらに、お酒のミューズで、ホフマンの親友ニクラウス役を、ロシア生まれの、ヴァジリーナ・ベルジャンスカヤは、元々コロラトゥーラのテクイックの歌手だったのが、メゾソプラノに転向し。高音から低温まで安定した歌声の方。それでラストのほうで、機械人形の歌を少しマネをしたのかもしれない。拍手👏

もう一人、悪人(悪魔)役の、バス・バリトンのクリスチャン・ヴァン・ホーンの存在感と表現力と歌声のすばらしさにも拍手だ。👏

舞台の演出も、それぞれの幕もすばらしく、観客をひきつけてやまない。

さらによかったのは、映画だから字幕がつくので、前もって説明などを読んだりしなくとも、内容や心情がハッキリよくわかるという点。
今回はフランス語。字幕が付かなければ、理解できなかった。

これからMETライブビューイングが続いてゆくようだが、できる限り、拝見してゆきたい。 素晴らしい時間でした。

ありがとうございます。