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ヴェルディ:オペラ「ファルスタッフ」

神戸文化ホール開館50周年記念事業のオペラ「ファルスタッフ」に1人で行ってきました。クラッシック好きの夫ですが、オペラは嫌いなんだとか・・・。ゆっくり堪能できました。

「ファルスタッフ」はシェイクスピアの喜劇「ウィンザーの陽気な女房たち」を元にしている。
【粗筋】
第一幕:居酒屋兼旅籠に暮らすファルスタッフはならず者。さらにデブで大酒飲みの落ちぶれ貴族。懐が寂しくなったファルスタッフは、自分に気があると勘違いしている金持ちの人妻「アリーチェ」と「メグ」を金づるにしょうと、同じ文面のラブレターを書く。
アリーチェとメグは、激怒して彼をとっちめる計画を立てる。

第二幕:アリーチェはクイックリー夫人に頼み、恋文をファルスタッフにわたしてもらい、家での偽りの逢引きに誘う。そこに、偽名を使ったアリーチェの夫フォードが現れ、嘘の計画を本当だと思い込んでしまい、怒る。
逢引き現場を抑えようと、フォードは手下を連れてやってくるが、アーチェリーたちは、見つからないようにファルスタッフをテムズ川へと投げ込む。

第三幕:ずぶ濡れになってぼやいているファルスタッフの所に、再度アーチェリーの誘いをクイックリー夫人からきいたファルスタッフは懲りずにその誘いに乗る。
夜中、逢引きを指定された公園に行くと、皆が変そうした妖精や化け物が待ち構えて懲らしめられた。それでも懲りずに「皆を回しているのはこの自分だ」とうそぶく。
このどさくさにまぎれ、父親から望まない相手と結婚させられそうになっていた、アリーチェの娘ナンネッタと好きあうフェントンの結婚を夫に認めさせる。どこで一同は大喝采。
フィナーレは「世の中はみな冗談」「人はみな道化」など歌い終わる。

喜劇で、時々笑いが起こったりと、とても楽しいオペラでした。
歌声ももちろんですが舞台美術も素晴らしく、見ごたえがありました。
S席でしたが二階でしたので、全体が見えてよかったです。 

写真を撮っていいということで・・・

割れんばかりの拍手でした。満員。休憩時間を入れて3時間少し。
ステージの両脇に、日本語字幕が映し出されていました。
訳が今風で面白かったです。

文化ホ―ルのクリスマスツリー

始まる前に、解説などもやっていたようですが、私はあまり聞けませんでした。でも冊子を頂き、少し読んでから開演となりました。

楽しい一日でした。音楽はいいですね~。

ありがとうございます。