成績をアップさせる勝負のタイミングというものが存在する。では、具体的に何月の定期テストが該当するのか? 元SAPIX講師/室長がハッキリ答を出す第8弾!
生 徒:「うちは2期制だから、前期は6月と9月。後期は11月と2月」
生 徒:「うちは3学期制だから、1学期は7月、2学期は12月、3学期は2月」
アオイ:「2期制は1番が9月、2番が僅差で6月」
アオイ:「3期制は7月」
アオイ:「つまり、前期の中間、期末が勝負テスト」
生 徒:「へえ~、なんで?」
アオイ:「根拠のポイントをざっくり言うと」
アオイ:「まわりが頑張らない、頑張れない時期だということ。最高に油断する時期でもある」
アオイ:「学校行事、年中行事、春休み、GW、夏休み、暑くて忙しくて疲れて…でもソワソワして」
アオイ:「でも、これらは裏を返せばチャンスでもあるよね。」
生 徒:「強い意志を持て!ってことね」
アオイ:「そう。強い意志を持って臨まなきゃ、まわりと同じになるし、結果も同じ」
アオイ:「でもね、1年中とは言ってないよ。チャンス大のテスト、月があるってこと」
生 徒:「う~ん、なら頑張れるかな」
生 徒:「それがさっきのテストと月?」
アオイ:「そう。明らかに他のテスト、月と違うし、ちょっと頑張っただけでテストが上がる、とい
うより、まわりが勝手に自滅する(笑)」
生 徒:「それはそれは(笑)」
アオイ:「さて、6,7、9月の定期テストが有利な根拠をまとめておくよ」
◎テストの範囲が狭く、難易度が低い(後期に比べて)
◎学校の授業がほとんど行われない(新分野の自学習は必至)
◎塾、予備校の模試が少ない(定期テストに専念できる)
◎学校行事が多すぎる(特に炎天下の中、運動会の準備と練習で疲労困憊。中3、高2は修学旅行の
班行動のスケジュール作成等の準備と後記作成で意外と時間と日数を取られる)
◎気候・季節(春~夏は外出が増える。勉強に身が入らない。受験も終わり世の中が勉強ムードにない)
◎GW(ここで遊び惚けたらアウト)
◎新年度~8月まではとにかくスロースターターが多くてまわりに勉強してる子が少ない
生 徒:「やっぱどれもチャンスでもあるけど、まわりに流されたらヤバいものばっか」
アオイ:「チャンスがあるだけ前期はマシ。後期はそもそもチャンスが少ない。流される外的要因も
少ない。そして後半は自然とまわりが頑張り始める」
生 徒:「先生の話を聞いてると焦ってきた。前期で決める!」
アオイ:「その通り」
アオイ:「先行逃げ切り、先んずれば人を制すだよ」
アオイ:「さあ、前期最初のテスト勉強にすぐ取り掛かろう!前半頑張って、後半笑おう!」
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。お疲れ様でした。
ということで、次回「正直アオイ塾(アオイnote)vol.9は、『進学塾の選び方』」です。
では、次回も「正直アオイ塾(アオイnote)」をよろしくお願いします。
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