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「幸せになりたい」から「今、幸せである」へ
私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。今日は、私たちが日々感じる「幸せ」という感情について考えてみたいと思います。
私たちは誰もが幸せになりたいと思います。幸せは人間の基本的な欲求の一つであり、私たちは幸せを追い求めて生きています。しかし、幸せを追い求めるあまり、現在の幸せを見逃してしまうことがあります。
私たち介護士として、日々さまざまな方々と接しています。その中には、病気や身体の不自由など、様々な困難を抱えている方々もいます。しかし、その中にも幸せを感じている方々がたくさんいます。
例えば、入居者の一人であるAさんは、身体は不自由ですが、いつも周りの人たちと笑顔でコミュニケーションを取ります。彼女は日々の生活の中で、小さな幸せを見つけて楽しんでいます。それは、朝のひと時のお茶の時間や、スタッフとの会話、季節の移り変わりを感じることなどです。
彼女の姿を見ていると、幸せとは何かを再確認させられます。幸せとは、大きな成功や豊かな生活だけでなく、日々の些細なことにも感謝し、喜びを見つけることなのだと感じます。
また、私たち介護士としても、日々の仕事の中で幸せを感じることがあります。例えば、入居者の方が笑顔で「ありがとう」と言ってくれた時や、少しでも楽しんで過ごしてもらえた時など、その一瞬の幸せを共有できることが何よりも嬉しいです。
幸せは、目の前にあるものに気づくことから始まります。現在の状況や環境に感謝し、小さな喜びを見つけることが大切です。幸せになりたいと思う気持ちは素晴らしいことですが、同時に今、幸せであることを忘れないようにしましょう。
皆さんが日々の生活の中で幸せを見つけることができますように。小さな幸せを大切にし、笑顔で過ごすことができる素敵な一日になりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。