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あの人みたいに明るくポジティブに仕事ができたなら…

皆さんは、職場に「いつも明るくポジティブな人」っていませんか?同じ職場で働いていると、周りを照らすようなその人の姿勢に感心することがあると思います。

どんなに大変な日でも、笑顔を絶やさずに頑張っている人。その存在は職場の空気を一変させ、私たちの心に温かさをもたらしてくれるものです。

介護の現場では特に、そうした人たちが持つエネルギーが必要だと感じることが多いですよね。

高齢者の方々と接する私たちは、時に身体的にも精神的にも疲労が溜まることがあります。

ですが、そうした時にこそ「ポジティブさ」が必要とされる瞬間でもあるのです。

あの人みたいにできない自分に悩んでいませんか?


「私もあの人みたいに明るく仕事ができたらいいのに」「どうして私は、ポジティブに捉えられないんだろう…」。

そんなふうに思ったことはありませんか?実際、私自身も、職場の仲間がポジティブに振る舞っている姿を見るたびに、羨ましい気持ちになったり、逆に自分がもっと頑張らなきゃとプレッシャーを感じたりしたことが何度もあります。

介護の仕事は感情の波が激しい仕事でもあります。入居者さんの体調や気持ちが一日ごとに変わり、その度に私たちも対応を変えなければならない。

そして、自分が疲れている時ほど、ネガティブに物事を捉えてしまうことがあるんです。

誰もが「ポジティブになりたい」と思っていても、どうしても難しい時期があるのは当然のことです。

でも、無理に「明るく振る舞わなければならない」と思い込んでしまうと、逆に心の負担が増えてしまいます。

ポジティブな人に憧れるのは自然な感情ですが、まずは自分自身をしっかり受け入れることが大切です。

そうすることで、無理なく自分のペースでポジティブさを育んでいくことができるのです。

ポジティブな人は「意識して選んでいる」


明るくてポジティブな人は、特別な才能を持っているわけではありません。

彼らは「ポジティブでいること」を日常的に選んでいるのです。ネガティブな出来事や、辛い状況に直面した時も、あえて前向きに考えようと意識していることが多いのです。

それは訓練と習慣の積み重ねでもあります。ポジティブな人たちは、困難に直面した時に「どうすればうまく乗り越えられるか?」を考えたり、「この状況で学べることは何か?」と自分に問いかけたりします。

常に問題に対して解決策を見つけようとする姿勢が、結果的にポジティブさに繋がっているのです。

だからこそ、ポジティブであることは誰にでもできることなんです。最初は難しいかもしれませんが、少しずつ意識を変えることで、いつの間にかその「ポジティブさ」が自分の中に根付いていきます。

自分らしくポジティブになるためのステップ


ポジティブであることが大切だとわかっていても、どうすれば自分もそうなれるか、具体的に考えるのは難しいですよね。そこで、ポジティブさを少しずつ身につけていくためのステップをいくつか提案します。

1. 小さな成功を認める


日々の業務の中で、どんなに小さなことでも「できたこと」に目を向けてみましょう。

例えば、入居者さんが今日も笑顔を見せてくれた、あるいは一つの作業を時間内に終えることができた。

そんな小さな成功を認めて、自分を少しずつ肯定していくことが大事です。

2. ネガティブな感情にとらわれない


ネガティブな気持ちになること自体は悪いことではありません。

でも、その感情に長く浸ってしまうと、気持ちがどんどん重くなってしまいます。

ネガティブな感情が湧いた時は、「その感情がある」という事実を受け止めつつ、それにとらわれすぎないように心がけましょう。

自分に「これは一時的な感情だ」と言い聞かせることが大切です。

3. 笑顔を意識する


笑顔は、周囲の人だけでなく、自分自身にもポジティブな影響を与えるものです。

疲れている時こそ、あえて笑顔を作ることで、気持ちが軽くなることがあります。

無理に大笑いする必要はありませんが、ちょっと口角を上げるだけで気分が変わるかもしれません。

4. 自分を責めすぎない


介護の仕事は、自分の責任感が強すぎて、失敗を引きずってしまうことがよくあります。

しかし、どんなにベテランの人でもミスは起こるものです。大事なのは、ミスを過度に責めるのではなく、そこから学んで次に繋げること。

ポジティブな人たちも失敗から学び、次に進む力を身につけているのです。

5. 周りの人に感謝する


ポジティブでいるためには、周囲のサポートや他者の存在を大切にすることも大切です。

たとえどんなに忙しい日々の中でも、ちょっとした感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

感謝することは、他者とのつながりを強化し、自分自身をポジティブな気持ちに導く力になります。

それでも辛い時は?


それでも、どうしても辛い時がありますよね。

どんなに努力しても、心が疲れ切ってしまう日もあるでしょう。

そんな時は、無理をせず自分を労わることが大切です。ポジティブでいるためには、心と体のバランスが重要です。

十分な休息をとり、心のリフレッシュを図りましょう。

自分をしっかりとケアすることで、また新たなエネルギーが生まれ、次の日から少しずつポジティブに向き合えるようになるはずです。

さいごに


「あの人みたいに明るくポジティブに仕事ができたなら」と思う気持ちは自然です。

でも、その「明るさ」は努力や習慣の積み重ねで誰にでも手に入れることができるもの。

自分らしいペースで少しずつ前向きになれるよう、今日から小さな一歩を踏み出してみませんか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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