祖父の他界から感じた見事な生き方
こんにちは
先週偉大な祖父が他界しました。
振り返ると、この数年病気を患いながらも元気に暮らしていましたが、今年の1月に急遽危篤となり、突然の別れを迎えようとしました。
私も山梨から急いで駆けつけ、呼吸の乱れる祖父に別れを告げました。
病院の先生含め誰もが死を覚悟しましたが、奇跡的に一命を取り留めました。
奇跡としか言えない ただでは死ねないという祖父の生き方のような出来事は、私の背中を強く押してくれました。
それからは毎週病院に駆けつけ祖父との時間を作れたので、先週の祖父の死に対してはすんなりと受け入れることができました。
何より苦しまずにスッと眠りについたようで、それが嬉しかったです。
母が祖父にかけた「見事な人生だったね」の言葉が私の胸に刺さりました
偉大な経営者の祖父 歳を重ねるに毎に越えられない人だなと実感するばかり
戦争を経験し、若くして事業を興し、抱えた従業員を夜間の大学に通わせてあげたりと、多くの人に慕われた人生でした。
会社の倒産もあり、生活が苦しかった時もあったそうですが、そこからまた復活し、子供たちに会社を残した祖父 常に周りには祖父を囲む人がいる
豊富な知識と人を愛し、愛された人生 見事 とても見事
そんな祖父、私が中学生の時に妻に先立たれました
正直その時のことはあまり覚えていないけれど、その後の人生は寂しかったことでしょう
祖母の11回目の命日のちょうど1週間後、導かれるように眠りにつきました。きっと祖母と天国でまた楽しく暮らすことでしょう
私が社会人になってからは、なかなか会うことが少なくなりましたが、会う度に
「お前は偉くなるよ」と声をかけてくれました。
死ぬ最後の最後まで、「偉くなるからがんばれ、何も心配はない」と声をかけてくれました。
正直に嬉しかったです。祖父がそう言ってくれる事が
私がいないところでも色々な人に「あいつは偉くなるぞ」と言っていたと聞きました。
祖父を超えることはきっとできませんが、祖父の期待に恥ない人生にしたいと思います。
私から祖父に誓うことは1つ
「俺はやるよ」
正直に何をもって偉いのか、偉くないのかわかりません
役職が上に行けば偉いのか きっとそれだけではないはず
正しいやり方で、正しく偉くなれたらと思います。
祖父のように多くの人から感謝され慕われ、自然と人が集まる
私なりの見事な人生を天国から見ていてください
今年は別れが多い年だと実感します
寂しいですが、きっと意味のある年だと思います。
地に足をつけ、今は踏ん張ります。
ではまた