0186.黒鍵と黒鍵の間
ピアノの鍵盤には、白鍵と黒鍵がある。1オクターヴに、白鍵はドレミファソラシ 7本、黒鍵は 5本、「ドとレ」「レとミ」「ファとソ」「ソとラ」「ラとシ」の間にある。音符に ♯ (シャープ)が付くと半音上げる。♭(フラット)が付くと半音下げる。この半音上げる下げるときに打つのが黒鍵である。「ドとレ」の間の黒鍵はド ♯ であり、かつ レ♭でもある。「ミとファ」の間と「シ」の後ろには黒鍵が無い。この黒鍵を含めたドからシ 12本が 1オクターヴ。ということを調べて知った。
いま、いきものがかりの「YELL」をピアノで弾く練習をしている。譜面は「ぷりんと楽譜 いきものがかり YELL ピアノ(ソロ)中級」を使っている。そして、その前奏 2小節目は以下のように右手指を動かす。
【親指でオクターヴ下のシ♭、同時に中指でレ】→【人差し指でド】→【中指でレ】→【薬指でミ】→【小指でファ、同時に人差し指でド】
シ♭は黒鍵であり、黒鍵は鍵盤の奥の方にある。レは白鍵で黒鍵よりも手前にある。このとき、奥にある黒鍵を親指、手前にある白鍵を中指で打つというのは指の長さから考えて不自然である。奥にある黒鍵を短い親指で、手前にある白鍵を中指で、同時に打つのだから打ちづらい。
この点どうするんだろうと、同曲を演奏している動画を確認して見た。すると、なんと、親指で黒鍵シ♭を打ちながら、中指は黒鍵と黒鍵の間、白鍵レの細い部分を中指で打っている。俺は「えー、そこの白鍵の細いところも使うのか!!」と驚いた。ほら、ピアノ初心者だから、知らないことだらけ。
試しに、ピアノ教室でもらったミニキーボードで真似して弾いてみた。ミニキーボードは鍵盤の幅が狭いので指が左右の黒鍵に干渉してしまうが、白鍵の手前側を押さえるよりも楽に押さえられる。これは、知って良かった。
次、明日11日木曜日の10時にレンタルピアノを予約した。グランドピアノなら、黒鍵と黒鍵の間はミニキーボードみたいに狭くはなく、前奏を気持ちよく弾けるに違いない。前もっていろいろ調べた甲斐があったというものだ。明日のピアノが愉しみである。
柳 秀三
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