0271.古い三徳缶切り
市のごみ収集ステーションの回収が、わが地域では以下のとおり。
毎週月曜日:可燃物、生ごみ
毎週火曜日:新聞紙、段ボール、古着
毎週水曜日:空きびん、空き缶、金属、ペットボトル
毎週木曜日:可燃物、生ごみ
第1木曜日:不燃物
これらの回収のほかに、粗大ごみの有料戸別回収と、各ごみ処理施設への直接持ち込みがある。俺は、スペイドに乗せられるものは直接持ち込みを利用している。今月中に、指定の不燃物回収専用袋に入らない不燃物と、要らない布団を、資源リサイクル施設に持っていこうと思っている。
さて、明日は火曜日で段ボールの回収なので、たたんだ段ボールを束ねてひもで縛った。わが家の段ボールは、ほぼアマゾンで物を購入したせいで発生した段ボール箱である。ここ数年は、アマゾンに限らず通信販売をなるべく減らそうとしている。なぜならば、通信販売を利用すると配達するためだけに段ボールが使用され、短期間でごみになるからだ。
また、通信販売では宅配便が利用され、仕事とはいえ宅配便ドライバーの負担が大きい。せめて荷物の再配達が起きないようにといろいろ手を打ったが、結局、実店舗で買えるものは実店舗で買い、通信販売を利用しないことが最善の行動だと悟った。だから、なるべく実店舗で買うようにした。
それでもアマゾンでの購入で無くせないものもあり、そのひとつが飲料水「いろはす」である。さっき、いろはすの段ボール箱2つとその他の段ボールを折りたたんで縛った。以前は毎週のように段ボールを回収に出していたが、いまは月に1度ぐらいである。
そして、段ボールを縛ったついでに、水曜日に出す、空きびん、空き缶、金属、ペットボトルも、用意しておくことにした。ペットボトルを潰してレジ袋にまとめた。そのほかに、リポビタンDの空きびんとその金属キャップ、GABANブラックペッパーの空き缶、母親が以前可燃物として回収に出したバッグ等から切って外した金具が10数個もある。
リポビタンDの空きびんはひとつなので、ペットボトルと一緒のレジ袋に入れておき、収集ステーションでそれぞれの収集袋に分けて入れればいいが、バッグの金具がばらけて面倒だなと思った。
なので、一計を案じた。GABANの空き缶を缶切りで開け、中にバッグの金具とリポビタンDの金属キャップを入れた。空き缶にプラキャップをしてペットボトルのレジ袋に入れておき、収集ステーションでプラキャップを取って空き缶および金属の収集袋に入れればいい。
この缶切り、俺が小学生の頃、いや、もしかするとそれ以前、すでに家にあって、わが家でもいちばん古い物のひとつである。缶切り、栓抜き、缶の穴あけの3つの機能を持った三徳缶切り。これを今回、数年ぶりに缶切りとして使った。
先日、賞味期限切れの4つの缶詰を処理したときは、みんなプルトップ缶だったので缶切りは使わなかった。今回、この缶切りがあって良かった。ふだん使わなくても、不意に必要になることって、ある。
柳 秀三