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ヤギ関連情報(書籍 サービス あれこれ)

ヤギ本紹介

『カヨと私』
内澤旬子 著/本の雑誌社

小豆島に移住した内澤さんと白いメスヤギ「カヨ」とカヨの産んだ子どもたちとの暮らしを書いたドキュメンタリーだけどヤギに対する気持ちが繊細で童話みたいな。
ヤギ飼い初心者としての恐々ヤギに接する時の気持ち、
生き物と暮らす時の「事故にあって死んでしまったらどうしよう」「病気になったらどうしよう。」「近所から苦情がきたらどうしよう」「絶えずヤギのことが気になってしんどいけど、でもそれ以上に愛おしい気持ち」など、ヤギや生き物と接する時の切ない気持ちに共感。

ヤギカースト

カヨの出産により、子どもたちが年々増え、7頭のヤギファミリーができあがる。このファミリーの中での、有角、無角、兄弟、親子などの要因が複雑に絡み合って起きるヤギカーストの変遷など、人臭くって面白い。
でもこれがストレスでヤギの健康に影響でるし、ほっとけない問題。

ヤギの思春期問題

また、人間の都合で生きる環境を選べないヤギ。
ヤギの成長の過程で、群れの中の序列や環境の変化によってべったり人に甘えたり、人間不信になったり。でもいずれ人との距離感を覚え、落ち着てくるそう。
これを内田さんは「ヤギの思春期」と呼んでいます。
ほんとやぎって、人くさい!!!

ヤギ飼育者の方には、きっと共感できる気持ちがいっぱいあります。
おすすめです。

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