
都市の未活性空間の利活用していくノウハウを学ぶ「都市介入ワークショップ」
こんにちは。HACHのイタイと並川です。
このnoteはHACHと基町プロジェクトの共催で行っている「都市介入ワークショップ」アーカイブを目的としています。
🐝HACHとは?
HACH(Hiroshima Arts&City Hive)広島芸術都市ハイヴとは、
芸術と地域とのつなぎ手、メディエーターを担う人材を育成するための組織です。蜂が一時的に巣を作り上げるように、私たちは空きスペースを見つけて場所作りをして芸術実践の可能性を拡げていきたいと考えています。それを媒介する人たちをメディエーターと呼んでいます。HACHのメディエーター養成の目標として、地域と芸術人材の連携を掲げているのですが、そのために街中への芸術を使った公共の場への介入、社会実践をしながら模索しているところです。
このたび、一つの企画として街に介入するためのマネジメントやリスク管理に配慮しながら、様々な場所で展示、設営できる人の育成プログラムを行っています。
🟢基町プロジェクトとは?
基町プロジェクトは2013年に広島市中区と広島市立大学の共同事業で立ち上げられました。若者が主体となった創造的な文化芸術活動や地域交流を通じて、まちの魅力づくりや、基町地区の活性化に取組まれています。基町アパートの敷地内に拠点をおきながら活動し、今年で10年目となる長寿事業になります。
都市介入ワークショップ「Planning&Intervention」の概要
この度、街に介入するためのマネージメントやリスク管理に配慮しながら都市の未活性空間を利活用していくノウハウを学ぶ人材育成プログラム「都市介入ワークショップ」を、基町アパートを舞台に基町プロジェクトと共催で行います。
建築物や住居を傷つけないような未活性空間に優しく介入するアートの設営方法と技術について、様々な利害関心が異なる住民や団体との交渉・契約・リスク管理・物資調達・組織づくり等を学び実践するワークショップです。
基町は広島県広島市中区にある地域で、基町アパートはその地区に建っている大規模集合住宅 住宅団地です。
約3000世帯入る本当に大きな住宅団地ですが、高層パートの隣に中層アパートと呼ばれるものが建てられていて、こちらが一番最初に建てられたと言われています。その中にショッピングセンターがあり、その一角にワークショップの拠点である『Unité』(所有:基町プロジェクト)が存在します。
本企画は都市の調査や計画の方法をまち歩きやディスカッションを交えて学び考する「地域介入プランニングワークショップ」と、作成したプランニングを形にするノウハウを学び実践する「地域介入インストールワークショップ」の2部構成です。
都市の未活性空間の利活用を学びたい方、チームで連携して活動に取り組みたい方、施工技術を学びたい方など、お申し込みお待ちしております。
【第1回】11月26日(土) (終了しました)
15:00-17:00プランニングワークショップ 講師:齋藤慶和
【第2回】12月10日(土)(終了しました)
13:00-15:00プランニングワークショップ 講師:齋藤慶和
14:00-17:00インストールワークショップ 講師:中原佑介
【第3回】12月17日(土)(終了しました)
13:00-15:00プランニングワークショップ 講師:齋藤慶和
14:00-17:00インストールワークショップ 講師:中原佑介
【第4回】12月24日(土)(終了しました)
13:00-15:00プランニングワークショップ 講師:齋藤慶和
14:00-17:00インストールワークショップ 講師:中原佑介
【第5回】1月14日(土) (終了しました)
13:00-17:00インストールワークショップ「小さな介入実験」
講師:齋藤慶和・中原佑介・天野耕太
【第6回】1月22日(日) (終了しました)
13:00-17:00インストールワークショップ「展示の準備」 講師:天野耕太
※第2,3,4回については、プランニングからインストールへの引継ぎ過程を学ぶため、14:00-15:00はプランニングWS・インストールWSどちらも実施する時間帯とします。
【参加方法】
Microsoft Formsのリンクよりお申し込みください。
申し込みフォーム:
※各回定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。