【就活体験記】 人に頼る方法
お世話になった方に「体験したことや学びを文章にしてみたら」とご提案いただいたため筆を取りました。
この記事では就活における「人に頼ることの大切さ」、さらに「人への頼り方」についてお話しします。夢もへったくれもない内容ですが、これから就活を始める人、就活に難航している人の助けになれば幸いです。
表紙はノラ猫ポチ様のものをフォトギャラリーからお借りしています。ありがとうございます。
自己紹介
24卒
公立大学の3年生(就活開始当時)
文系
女性
サークル:不参加
アルバイト:短期でほんの少しだけ
在学中にしていたこと:中小企業診断士という資格の勉強(就活時点で2次試験不合格)
保有資格:簿記2級、令和4年度中小企業診断取得者(上記資格の1次試験合格のこと)
就活の流れ
一応就活体験記なので、私の経験した就活の流れをざっくり書いておきます。
人にあまり頼らなかった時期
【大学での過ごし方】
新型コロナウイルス流行と同時に始まった大学生活、サークルに参加するタイミングを完全に逃しました。大学の授業以外にやったことといえば短期のアルバイトと前述の資格の勉強くらいでした。
【就活開始(3年生11月)】……自己分析不足(自己解決)
中小企業診断士の2次試験を終えて、ようやく就活を始めようとした私が始めたのがマイナビの登録。これだけでした。資格の勉強をする中で、コンサルに行きたいな〜という意志は漠然と持っていたので、適当に条件に合う企業のインターンや説明会に応募していました。
そしてそのまま何の対策もせず1次面接に進み、2回くらい連続で落ちました。「さすがに自己分析をしなければいけない」と思い、以前趣味で読んだ就活本(後述)を参考に自己分析を開始。幸いなことに普段から友人の悩みを聞いたりする中で自己分析や他己分析の真似事はしていたので、これが割とすんなりうまく行きました。しばらく面接で落ちるということがなくなりました。
【低迷(3年生11月下旬〜12月上旬)】……企業分析不足
初期の面接がうまく進むようになり、マネージャー等の面接まで進むと、次の問題が浮き彫りになってきました。なんとなく選考を受けている企業が全体的に好みじゃない。
就活なんてそんなもんかと諦められればよいのですが、致命的なことに私は嘘がつけない性質でした。これが本当に致命的で、「御社が第一志望です!」すら言えない。面接で訊かれがちな「企業選びの軸」が相手の企業と噛み合わないとき、誤魔化すことはできても嘘はつけない。
3次面接くらいで落とされるか、自分から辞退することが続きました。
人に頼った時期
【就活サービスinteeの利用(3年生12月〜2月)】
まず最初に頼るのが友人。そしてその友人から就活支援サービスのinteeを紹介していただきました。社会人のメンターさんがついて、自己分析や企業の紹介、面接の練習など様々な形で就活生をサポートしてくれます。inteeさんにとってのお客さん(収益源)は就活生を紹介してもらう企業側になるので、就活生は無料で利用できます。詳しくは後述。
メンターさんと自己分析を深めつつ、私に合うと思う企業を推薦してくださいました。これがおもしろいほどに好みの企業ばっかり。
そもそも私とマイナビの相性が悪かったのもあるかもしれません。マイナビのようなサービス形態はどちらかというとグイグイくる大手が多い印象、対して私はもう少しベンチャー気質な社風が好みでした。
すぐに「ここがいい!」と思える企業と出会うことができ、面接で一度も嘘をつくこと無く、2月の中頃に無事内定をいただきました。
誰かに頼る必要性
やたら「建前」を大事にして腹の中を隠し、企業と就活生の騙し合いが繰り広げられがちな日本の就職活動において、いち大学生が1人で就職は無謀に思えます。就職はできても自信を持って就職は難しい。どんどん人に頼っていったほうが良いです。
人に頼ることは甘えではなく手段です。「人に頼れる」は長所です。計算ができるとか人を率いることができるとか、そういうものと同じです。社会人になってから1人で抱え込んで崩れてしまわないよう、今のうちから人に頼る練習をしておくのも良いのではないでしょうか。
人に頼る方法
結論から先に言いますと、就活支援サービスに登録してしまうのが一番よろしいかと思います。
人に頼るにあたって、まず誰に頼るかを決めなければいけません。
例えば友人。自分のことをよく知る友人に自己分析を手伝ってもらう。ただし、友人は「あなたのプロ」ではあっても「分析のプロ」ではありません。
私の身の回りによくあるのが、友人に「私の長所と短所を教えて」と頼んで、長所と短所を教えてもらって、「ありがとう」……終わり。訊いた本人も訊かれた友人も自己分析なんてどうすればいいのかわからないので、最悪なケースだと言葉選びを間違えて友情に亀裂が入るなんてこともあるかもしれません。親や先輩も同様です。
自己分析の手伝いを頼むなら、親しい人よりも自己分析に成功して自信満々に就活を終わらせている人などの方が良いかもしれません。
しかし、そんな都合の良い友人が身の回りにいるでしょうか。就活を早く終わらせているからといって、その人が自己分析に長けているとは限りません。はたまた、そもそも頼み事をできるような友人が存在しないケースもあります。
もう手っ取り早くプロに頼りましょう。
企業選びも、企業のことをよく知るプロに協力を仰ぐとものすごく楽です。条件を入力して検索するような、どちらかというと定量的な感じの選び方も良いですが、「あなたと似た価値観の人を紹介して好評だった企業」という、非常に文脈依存型で定性的な選択肢を、企業のプロが提示してくれます。
複数の就活支援サービスを検索して比較して良さそうなところを選ぶか、友人知人におすすめを訊くか。
比べてもどれが良いのかわからないよと言う方、あるいは調べることすら面倒という方は、今回私が記事で紹介したinteeさんに登録すると良いでしょう。最後に登録用のURLも貼っておきますので、全て面倒臭いと言う方はとりあえずそれをクリックしてください。企業の紹介や自己分析だけではなく、様々な方法で就活生をサポートしてくださいます。
さいごに:私が就活で利用させてもらったもの
【書籍】
才木弓加(2012)『サプライズ内定 なぜ彼らは大手企業に内定できたのか!』株式会社角川マガジンズ.
【就活支援サービス】
マイナビ2024: https://job.mynavi.jp/2024/
inteeのホームページ:https://www.intee.jp
intee登録ページ: https://intee.jp/student/referer?introducer=tWF8Bqt%2BCUAr0AsGfQ3T0w%3D%3D
私の就活体験記は以上になります。冗長な感じが否めない拙い文章でしたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。