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大丈夫か?ワールドワイド版

追記:2023年7月21日

下記の変更点①が再度修正され、
・バッツの欠片×10個
・レナの欠片×10個
・飛竜への愛VCの欠片×10個
これらが従来通りショップに並ぶようになりました。
運営からの告知では「エラー」とのことですが…

GL版においてさらなる(※)下方修正

 ここにきてGL版に暗雲。
そしてなんとなく今後の展望が見えた気がするので。

FF5コラボにて…

①ユニットの欠片ギル販売の削除
7/20に実装されたFF5コラボのみの問題かもしれませんが、毎日1,000万ギルで10個購入可能であったユニットの欠片がショップから削除されました。JP版にある1日10個の欠片召喚が代替的に実装されるかと思えばそれもなく、運営からの告知もないため、今回の「仕様」になるようです。
つまり、7日間で70個手に入る欠片がなくなってしまいました。

②コラボユニットの店売り欠片の数が減少
従来であれば、無料配布ユニットは10回まで、召喚排出ユニットは5回まで40個/2,000石での欠片購入が可能だったところ、今回のFF5コラボからはバッツが5回、レナが3回までに。
かなりの痛手です。
③有償2,000石で販売されていた欠片80個パックが欠片40個に
JP版ではすでに上記のようになっていましたが、GL版はおそらく初。
(おそらくと書いているのはFF6と鋼の錬金術師コラボはスルーしていて、上記の商品をチェックしていなかったため)
これもJP版と同じ基準に合わせられてしまいました。
④ログインボーナスからバッツの欠片を削除
レナは欠片40個が配布されますが、バッツの欠片は削除。
①の毎日1,000万ギルの欠片販売の削除とあわせ、バッツの育成はだいぶ厳しくなってしまいました。

※前回の大きな下方修正は、クリスタルの戦士フェス召喚において、従来は存在していた210連天井の撤廃。
ペレーネ以前のクリスタルの戦士フェス召喚では、200連のあとの10連でPUユニットが確定していました。
現在でも恒常および限定召喚は同じ仕様ですので、そこだけピンポイントで下方修正があったかたちです。

お気づきでしょうか?
これらはすべてJP版と同じような内容です。
②と③はJP版と同じに。
①と④はむしろ劣化しています。
FF5コラボにおいて、いままでユーザーに対して友好的のように見えたGL版は、はじめてJP版よりもサービスが悪くなってしまったのです。

統合を発表してからの初のコラボでこれ

 FF5コラボは、JP版とGL版が統合するという情報を外部に発信してから最初の大型イベントです。4か月の遅れを1か月で取り戻すと宣言し、3か月分のリソースについて様々な意見が噴出しました。
その最初のイベントにおいて、GL版が従来から有していた強みのひとつである欠片の手に入りやすさがはっきりと改悪されてしまったことは、運営の「JP版を基準にしていく」という意思と方向性を感じないでしょうか。

GL版の強みとは?

 過去の記事で主張した通り、GL版には明確な強みがあります。
UIや課金形態、ユーザビリティ、毎日購入ボーナスなど、GL版がGL版として独自路線を歩めていた時期に確立されたものは非常に魅力的ですね。
しかし、その強みの1つが今回明確に下方修正されてしまったのです。
JP版の売上でお目こぼしされていた、比較的売上の控えめなGL版にまで回す余裕がなくなったのかもしれません。
残されている強みはまだまだ多いとはいえ、それらの強みはまだ大丈夫だ、と自信をもって言うことはできなくなってしまいました。

今後の展望

 現在GL版は、JP版に追いつくために9月末をめどに実装時期を合わせると宣言して実行しているところで、いわば誠意をもって対応している最中に上記のような改悪を無告知で行ってしまった、ということは重大な問題です。
私はここ最近GL版についての記事をあげていましたが、
「サービス終了の際にはJP版より先に切られるだろう」という危惧のみだったGL版に黄信号が灯ったことは間違いないでしょう。
なにせユーザーを繋ぎとめるべき時期にユーザーを手放すような仕様を入れてきたわけですから。
70欠片って結構痛いですよ。手に入るとはいえね。

JP版はワールドワイド版になってどうなるのか?

 おそらくですが、JP版はなにも変わりません。
最初こそGL版からいい部分を引っ張ってくるでしょうが、基本はそのまま。
その代わり、GL版をJP版のように下方修正し、作り替えることで、体裁を保とうとするでしょう。
なぜ下方修正して合わせるかといえば、JP版とGL版の実装時期がほぼ重なり、可視化されるからです。
・こちらは欠片を200個しか買えないのに、向こうは400個まで買える。
・こちらは召喚メダルで100個しか交換できないのに、向こうは200個まで交換できる。
??「これって"不公平"ですよね?"皆さんのために"格差を是正します!」

GL版はJP版に比べ圧倒的に売上規模が小さく、優先すべきはどちらか?
もちろんJPです。
そもそも今までの施策からして「売上が低ければもっと締め付ければいいじゃない」という路線ですからね。

ではGL版をJP版のようにしたとして、売上は上がるのでしょうか?
答えはNoです。
GL版はもともとJP版の後追いでサービスが開始しましたが、
いわゆるテーブルガチャ問題が表出した時期の対応で一気に客を飛ばし、緩和策を打ち出すことでかろうじて生き延びた経緯があります。
(海外の方々は嘘をついた人に対して非常に厳しく、テーブルガチャはまさに運営の対応が嘘そのものだったため、大炎上しました)
そこからは緩和に緩和を重ね、先ほど述べた過去記事のように、過保護といえるほどのプレゼントを渡して、ユーザーを保っています。
そんな運営体制が締め付け路線に入ったらどうなるか。
ただでさえ少ない売上がどうなるか。
想像に難くありません。

ワールドワイド版って実は…

 僕の予想ですが、ワールドワイド版とは、GL版の顧客をJP版と同じ状況に落とし込み、JP版と同じように締め付け、JP版と同じ課金体系を与える、単なるJP版のリネームであると予想しています。
独自路線を歩んでいたGL版の仕様をわざわざJP版に近づける(内容は改悪そのものの)理由なんて、GL版からすればありませんからね。
実際、ユニット育成パックは有償2,000石で80欠片から40欠片になり、ショップ販売の個数は減り、ギルで欠片を買えていたサービスは今回消滅。
もともとGL版程度の課金体系、ユーザーフレンドリーな後追い、JP版という先行実験場があるから可能なforesight(先見の明)でも売上はたいしたことないんですから、
そこに目を付けて、新しい土地があるじゃないかと侵略していくような行為は安易な考えと言わざるを得ないと思うんですが…どうなることやら。

 ただひとつ言えるとすれば、JP版の売上が落ちたのは、ユーザーの声を聞きますと言いながら別ベクトルのことを続けた運営に責任があります。
間違いないです。言ってることとやってることが違うんですから。
なにかの生放送で、育成が辛いと書かれたユーザーアンケートを背景に映しながら「すぐに育成が完了するのは違う」と言っていることからも、根本的に思考回路が異なっていると皆さんご存知だと思うのでいまさらこれ以上なにも言いませんが…

今回の店売りギル欠片の削除からなる一連の流れは、まさしく「ワールドワイド版の始まり」のように思えますね。

今後どうなっていくか楽しみです。

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