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転職成功の完全ガイド!情報収集編①

ベンチャー企業マネージャーのコンと申します。この記事では転職によって年収を500万円→750万円→900万円とアップさせた私の転職の失敗と成功体験をもとに、転職検討から内定獲得までの全手順を網羅したマニュアルを紹介します。

今回はその第一ステップの情報収集編について紹介します。

先に断っておくのですが私は転職エージェントではありません。

自分の転職時にも転職エージェントを活用しながらも、全てを信じ切っていた訳ではありませんでした。あくまで求職者の視点からベストな手順を記載していますので、貴方の転職にお役立てください。


基本方針

転職エージェントとはちょうどいい距離感で!

これは転職活動においてブラさない指針として持っていきましょう。転職は、貴方の人生にとって大事な選択となります。エージェントや周りの人に支援は貰っても主導権は貴方が持ちましょう。そうした方が、転職後の人生もきっと後悔なく歩むことができます。


転職エージェントは求人紹介、経歴書の添削、面接対策、日程調整などを一手に引き受けてくれるとても頼りになるパートナーです。その一方で、エージェントも一人の会社員ですから、その技量や価値観はピンキリです。(本当に優秀で求職者に寄り添ってくれるエージェントもいるのは確かです)

また、業界の構造上、エージェントは企業からお金を貰う存在です。企業と求職者のどちらかを優先しなければならない場面では、企業側の思いを優先してしまってもおかしくはありません。

活用できる部分は活用しつつも、エージェントの押しに負けず自分の心で判断しましょう。

情報収集ステップ スカウトサイト


第一歩 スカウトサイトに登録しよう


広く情報収集するうえでおすすめなのは「スカウトサイト」に登録することです。

スカウトサイトは求人検索ツールではなく「強力な情報収集ツール」です。

「最初は自己分析じゃないの?」と思うかもしれませんが、情報収集ツールとして、まずはスカウトサイトに登録した方が効率的です。

早めにスカウトサイトに登録しておくべき理由は下記3点です。

・早期に登録することで優良企業のスカウトを取りこぼさない
・スカウト情報が自己分析の助けになる
・スカウトサイト内に本格的な自己分析ツールがある

私のこれまでの会社の同僚、上司、先輩も転職を考える為ではなく、あくまで情報収集として登録だけしているという方も数多くいます。(年収400万前後~年収1500万前後まで若手からハイキャリアまで幅広い人が登録しています)

自分に合った求人を探すためのサイトではなく、今の会社の外でのキャリアを考えるための情報収集ツールとして非常に有益です。

スカウトサイトに登録する具体的なメリットは3つです

・一度登録してしまえば何もしなくて良い
・自分に合った情報が勝手に集まってくる
・自分が知らない業界/職種のキャリアに気付ける

一度登録してしまえば、待ってるだけで自分に合った情報が集まってくるというお手軽さのおかけで、スキマ時間に質の高い情報をチェックできます。

転職活動にあたって、自分の希望を整理することも大事ですが、世の中にはまだ貴方が想像できないような仕事や企業が存在しています。そして貴方が知らないその企業が、貴方のこれまでの経験を求めている可能性も大いにあります。

スカウトサイトでは、貴方の経験を見て興味を持ってくれた企業から直接連絡を貰うことができます。登録することで、「自分の経験はこうした企業にも活かせるんだ!」という新しい発見をもたらしてくれます。

私も過去2回の転職ではスカウトサイトを使っていましたし、現在も転職は考えていなくてもスカウトサイトのアカウントは残しています。

まずは強力な情報収集ツールとして、いくつかのスカウトサイトへ登録してみましょう。

第二歩 スカウトサイトにプロフィールを登録

スカウトサイトに登録したら次にやるのは自分のプロフィール(職務経歴)を登録することです。

プロフィール無しだと、企業から見て貴方は何者か分かりません。この状態だと、企業から貴方へのスカウトメールも送りにくいものとなってしまい、貴方に集まる情報の質も量も半減してしまいます。
 
一度プロフィール情報を入れて登録すれば、今後、一生のキャリア情報収集が楽になるので、この手間は登録直後に惜しまずやってしまいましょう。

実名はスカウトを承諾しない限り企業には見えませんし、自分が在籍中の会社から転職活動中であることがバレないように、特定の企業にだけ自分の情報を非表示にする機能も搭載されています。

一度職務経歴書を作成すれば、その後も微修正するだけで一生使えますので、登録したらなるべく早期に職務経歴書を作成してみましょう。

選考用の経歴書ではないので、身構えず多少荒いもので問題ないですし、登録後もいつでも加筆修正が可能です。

第三歩 スカウト情報を眺めてみる

職務経歴書を登録したら、届いてくるスカウト情報を見ていきましょう。

スカウトが届く頻度はサービスによって様々ですが、1ヶ月ほど待つと色々なスカウトメールが届いて来ます。

「こんな業界/職種でも自分の経験を活かせるのか」と思えるようなメールがいくつか届いているはずです。スカウトメールの内容も踏まえて、改めて自分の希望を整理していきましょう。

2つ注意点があります。

1つは、企業だけでなく転職エージェントからスカウトメールが届くことを認識しておきましょう。起業の代理人として、貴方にスカウトを送ってくることもあります。求人だけ見て舞い上がらないようにしましょう。


2つめは、あくまでスカウトメールは「選考を受けてみませんか?」という案内であって、ヘッドハンティングではないことを認識しておきましょう。「貴方にどうしても来てほしい」という内定オファーではないので、会話する際には対等な目線で会話しましょう。

第四歩 エージェントや企業担当者と話してみる

ある程度、情報が集まってきたら、転職エージェントと会って情報収集してみましょう。

スカウトサイトメールの中から、興味を惹かれた求人や内容をメールしてくれた転職エージェントに返信するだけでOKです。

多すぎてどのエージェントに会えばいいか分からないという場合は、私の経験上では下記のようなエージェントは能力も高い傾向にありましたので参考にしてください。(あくまで傾向ですので、ご自身の目で見極めてください)

・肩書が代表取締役.CEOなどのエージェント
・あまり聞いたことのない会社名のエージェント

私の実体験では、今までスキルが低いと思ったエージェントは基本大手人材会社のエージェントで、腕に覚えがあって独立した転職エージェントはやはり優秀な方が多かったです。

中小企業の転職エージェントと聞くと不安かもしれませんが、大体大手人材会社で大きな成果を出した方が独立しているので、むしろハズレが少ないという感覚です。

直接話してみることで、分かること、得られることも沢山あります。

情報収集段階ではエージェントに会いに行くのは大変ですから、この段階では「現職が忙しいのでリモートでお願いしたい」と伝え、WEB会議で調整の打診をしましょう。

おすすめのスカウトサイト

①ビズリーチ

オススメ度:★★★★★

CMなどで目にしたことがあると思いますが、スカウトサイトの鉄板です。私の周りでも年収500万円前後の若手メンバー層から年収1000万円を超えるハイキャリア層まで、幅広く情報収集ツールとして活用しています。

ビズリーチの特徴はこのような点が挙げられます

・限られた企業からのみスカウトメールのみが届くので情報の質が高い
・自己分析ツールが充実しているので、簡単に自己分析が進められる
・優良企業の公募情報も掲載しているので良質な求人を探せる

スカウトメールの頻度は他サイトと比べて最も少ないですが、それだけ質は圧倒的でちょうど良い頻度でスカウトメールが来ます。

会員登録すると「シゴト観診断」という自己分析ツールを利用できます。質問に答えるだけで、自分の価値観を診断してくれます。


シゴト観診断の結果

唯一の懸念は有料会員にならないと利用機能の制限があることですが、登録直後に職経歴などを充実させれば30日間無料で利用できます。

さらに届いたスカウトに返信するなどの条件を満たすことで、無料期間を最大97日間延長し利用できますし、不定期で有料会員サービスを利用できるプレミアムチケットを配布しているので、基本無料でも便利に利用できます。私もずっと無料で活用しています。


②AMBI

オススメ度:★★★★☆

こちらもかなりオススメ。スカウトメールの求人に対して「合格可能性」をスコアで判定してくれるのが大きな特徴です。

・企業/エージェントともにスカウトメールの質が高い
・合格可能性の判定をしてくれるので自分がマッチした求人が分かる
・全て無料で利用できる


合格可能性診断に関しては、自分が合格しやすい企業=自分のスキルや経験がマッチする企業となり、自分がどんな業界や職種に需要があるのか定量的に分かるのは良いポイントです。

2回目の転職の際には、結果としてこのサイト経由の求人とご縁があり入社することになりました。


③Wantedly Vist

オススメ度:★★★★☆

こちらはベンチャー企業多めのスカウトサイトとなります。スカウトサイトはエージェントからのスカウトメールが多い傾向にあるのですが、このサイトの場合はほとんどが企業からのスカウトメールとなるが大きな魅力です。

・エージェントではなく企業からのスカウトメール数が圧倒的に多い
・スカウトメールのきた企業と気軽な面談を行うことができる
・先進的なベンチャー企業からの連絡が多い

最近のスタートアップ企業では、ほとんどの企業がカジュアル面談という場を選考の手前に設けています。

その場では企業が自社の事業や募集ポジションの説明を実施してくれており、お互いのミスマッチが無くすための機会となりますので、積極的に利用していきましょう。自分の本命企業ではなくても、同業界,同職種の傾向をこのカジュアル面談の中で生の声から聴くこともできるので、おすすめです。

まとめ

転職だけでなく自分のキャリアを考える上で、スカウトサイトは非常に有益な情報収集ツールとなります。

私自身の転職経験を振り返ってみても、スカウトサイトは非常に便利でしたし、次の転職時にも必ず活用するサービスですので、気付けば4000字以上記載してしまいました。(笑)

その他の情報収集方法や自己分析、面接対策、年収交渉等もまた記事を作成し更新していきます。

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