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モノを売るということ

今回で三回目の販売。それぞれ場所が違う。一回目はアトリエ兼貸しキッチンのオーナー宅で。二回目はコープのおひさま広場、三回目の今回は横溝正史の疎開宅横。←これはお祭り。(何度も貸しキッチンに伺っているから四回目のつもりだったけれど、正しくは三回目みたい。)貸しキッチンではいつも来るお客さまはご近所の方や貸しキッチン関係の方達。おひさま広場は少し離れた場所で、行くのにわざわざって感じの場所にあるので販売をするには天候に左右される。しかし時にはキッチンカーも来たりしてそういう時はそこそこ賑わうらしい。今回はお祭りだから他の二カ所とはイベント自体の人数も違うから比べられない。

販売で感じたこと幾つか

①とにかく販売は楽しい!&楽しむことが一番だと思う。また感覚として売れなくても待つ。みんなが教えてくれた、時を待つということ。その間はみんなのを手伝う。…この感じ~、ふと思い出した幼稚園での大売り出し。幼稚園って私の幼稚園の時ですよ。ヤバい、何年前?!人気行事の一つの「大売り出し」というのがあって、売り出しの前段階として、クラス全員がお野菜、ケーキ、パンとか色々色画用紙で立体的に形を作って大根は大根の形にする。それを行事当日に、園児が代わる代わる「売る人」と「買う人」になって籠をもって自分が作ったお野菜なんかを買い物するのです。机の上には個性溢れたお野菜たちが並んでいるわけです。そんなの。なんとなく楽しかった思い出が蘇ってきました。余談です。宝塚のように月組、花組、雪組があり、…その後に星組もできたという話。担任の先生は、綺麗で優しくて大好きな半田先生でした。お元気でしょうか?②そして美味しい!!他の人の商品を互いに味見兼お昼ご飯として食べてまた勉強する…いや、食べたいだけである。昨日はお稲荷さんと椎茸の刻んだのが沢山入ったおうどんを頂いた。あとうちの商品のキンパの残りご飯で作ったまかない御握り。おにぎりに窪みを作って、キンパの残りの味付けお肉をそこへ入れ海苔で巻いてある。ご飯に胡麻とごま油&適度な塩。ごま油の香りがまたいいの。やっぱ見た目と香りもたのしみますものね。

③硬いサーターアンダーギーのファンがいる!!
美味しい!!と言ってくれる人が確実にいることが分かった。好んでくれる人がいる。そう、味も硬さも好みなんです。歯が丈夫な世代から弱い系の小さい子でもお年よりでも「美味しい」と感じる感覚は人それぞれあって、かなりな年配の方でも買って下さる。小さくても少しずつ食べる子もいる。要は好みであるだけだけで硬くてもいいのです。それは今回特にお祭りという特性上、年齢層幅広く沢山の人に試食をしていただいたことで分かったことである。あと味に自信をもっていいということ。30個完売したことでも価格帯も良い感じであったと思われる。それは、貸しキッチンオーナーも「売れたということは、価格も丁度良かったね」と言って下さったのでそう思うところあり。販売する場所により、客層により、包装や個数、価格もサーターアンダーギー自体もその時々で変えるということはこれからもあると思う。

直接の声からの自信

「これは、硬い」という方は一定数いる。幾ら今回柔らかめとしたとしても、やっぱり冷めるとある程度は硬くなる。でもそれが美味しいと言って下さる方も一定数いて、お年寄りでもそれを好んで下さる方がいる。杖を突きながら「これ、一個」と言ってくださり、「昔は沢山知り合いがいたんじゃけどのう」と辺りを見回すちょっと寂し気なおじいちゃん。「お父さんが好きなのよー」と財布の紐を緩めるおばあちゃん何人か。試食で「美味しい」からと購入して下さる方が多数。それから女の子がひとりずっと悩んでどうしよっかって考えてる子がいた。だいぶ悩んで最後にはお父さんも一緒に来られて…購入してくれました。お小遣いだったのかなぁ。有難いです。嬉しそうでした。私も嬉しいよー。ありがとうございます!!あと、若いパパが子どもさんと試食してくれて「めちゃくちゃ美味しい!!」って食べて下さった笑顔がなんとも言えなくて…試食全部食べていいですよーって言ってあげたいくらいでした。笑 演奏後の吹奏楽の高校生なんかは集団で来てくれてほんとに喜んで食べて行ってくれたんです。「こちらこそありがとう!!演奏めちゃくちゃ良かったよー。ダンス最高だったよー!!」ってお互いに心でハグする感じが気持ちいい~交流でした。これがいいんだよな。

この心の交流が心地いい

そうそう、私がやりたいのはこれなんだよな。心の交流。最高でした♡また美味しいのを作ります。喜んで食べてくれるかなー。

じゃあ、またね。
2024.4.21

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