父の命日での出来事①/②
過度な謝り癖
私には結構な謝り癖があります。
なんでこんなにも謝ってばかりいるんだろう?
若いころから思っていた。
周りの人は同じことをしていても謝らない。
…どうして?と何度も人生の中で感じつつもこの謝り癖について自分がおかしいとは思ってこなかった。いや、やめたいと思ったことは何度もある。けれど、深く掘り下げることなくきてしまった。
自己認識をするようになって、自分の気づきにくい癖を見ていくけども強力に自分に浸透していて気づかなかったのも事実。
実はこの謝り癖は、自分になんの非がなくても、その場にいただけで自分が悪い?※と思ってしまうというもの。通常ではあり得ないことのようですが、そんなことを感じていると生きるのに支障が出るだけでなく、周りに迷惑をかけるので本当に辛くなります。(※言っちゃったってことが多い私は当然自分に非を感じて謝ることもよくあります。しかしなんにしても自分の言ったことに対して反省ばかりすることも妙なので、ここもツッコミどころで見ていく必要があります)
そんな謝り癖を先々週実家の母に見たのです。
誰が悪いわけでもないのに謝り続けるのです。
何度も何度も思い返しては謝る。
あまりに何度も謝るので本当にいい加減にしてほしいと思ったくらいです。
実家の母
その具体的な話がこれです。
実家に帰って一泊した折り、かなりな寝不足があったので早く寝たかったのと、絨毯もあったし暑かったので娘と「布団は敷かないでいいよね」と話してお腹にタオルケットくらいで布団を敷かないで寝たことから始まった母の謝り癖。
母の部屋で三人が一緒に寝たのですが、「なんで敷かないの?お布団あるよ」から始まり、こっちはもう寝たいのに5分毎くらいに動きにくい身体を起こして謝るので寝られない。私たちがいらないからお布団を敷かなかっただけなのに、いつまで経っても母はそれが気になって何度も起きては謝ります。
(ここには母の~こうでければならない思いがあるのと、なんでも卑下してしまう点があるのです。命に関わることや緊急性が伴っていない限り、こうでなければならないなんて、この世にはないように思うのですが…でも私もしている。辛)
もう、こっちが根負けして”お布団を敷くから許して~”くらいになったのですが、かなり寝不足だったのでそのまま「私が敷かなかっただけだから、お母さんは悪くないよ。お願いだから寝て下さい」と何度も伝えてお互い疲れて寝た感じでした。久しぶりの母のその姿に、その時とても不思議な感じが意識下で起こっていたように思います。まだこの時には自分を見ているとは気づいていませんでしたが。
宗教的な考え方とそして、それは私もだった。
なにも相手に対して悪いことをしていなかったら普通は謝らないはず。
しかしですね、うちの母や親戚は「起こってくることは全部自分にある。だから悪いのは私だ。」と思う人達なのです。
宗教的な考え方と書きましたが、宗教をよく知らない私が雰囲気だけでいうと宗教に誤解が生じると思います。要は、受け取り方なのかなと考えています。
私はその環境そのまんま育ちましたが、…ここまで酷くないと言いたいところ、似たような思考であったと気づいたことを言わざる負えないところが辛いのですが。それが分かった今、これを解消する時が来たと思っている。
今の私的には「自分の内側が外側に表れる」と考えているので「だからこうしていこう」と思考や行動を改める方向に持っていこうと日々過ごしています。気持ちをうまく持っていけない時もあるけれど。しかし今は立ち戻れる場所があるから自己認識を進めていける。これは余談ですが。
②へつづく
2024.10.13
父の命日の日に起こった出来事の記録をしておきたかったので備忘録のようになりました。読みにくかったらごめんなさい。
いつも最後まで読んで頂いてありがとうございます💗