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宗教や信仰についての雑記 #203

◯トレーニングメニュー

前回、現代に合った教えが必要になってきていると思う、と書きました。
これに関して先日の投稿(#193)で、現代の社会に適合した信仰の形の要点の一つとして、実践しやすさ・身近さ、を挙げました。

この「実践しやすさ・身近さ」ということは即ち「易行」ということなのですが、前回述べたような、易行のメリットを活かしつつ、そのデメリットを低減させるにはどうしたらいいのでしょう。

それにはやはり、「易行」に頼るだけでなく、自己の努力を惜しまず、精進することが重要だと思います。
そしてまた、 教典や教えを深く学び、その本質的な理解を深めることで、信仰をより確かなものにすることも大事なことのようです。

ただ、容易さとか簡単さとかいったことは主観的なもので、その程度や内容は人それぞれだと思います。
人の性格や能力、それまでの生育環境や現在の置かれた状況などは千差万別だからです。

スポーツジムなどで、一人ひとりの体質や体力に見合ったメニューを構築するトレーナーのように、易行と自力の精進や教学などを、その人の状況に合わせて組み合わせてくれるトレーナーのような人がいればいいのでしょう。
しかし、それについて現状がどうなのか、私は実際のところよく知りませんが、所謂スピリチュアルトレーナーと呼ばれる人たちの活動内容は多岐にわたっているようで、自分に合ったトレーニングメニューを作ってくれる人を探すのはかなり大変そうです。

やはりこれは一朝一夕に答えの見つかる問題ではなさそうです。

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