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脂肪種手術体験談③脂肪腫のこと

2024年6月に15年以上かけて育ってしまった右腕の7cm強の良性脂肪種を3泊4日の入院手術で摘出したmayuと申します。

切除前のわたしの右腕です。
(これでも2月に一度部分麻酔で切開して2cm×2cmくらいは取りました)


2024年4月の右腕です

いま見ると、やばいですね。
けど、意外とお友達や会社の方には誰にも気づかれてなかったのです。
手術するよ、って話した時に見せるとみんなにびっくりされました。

なぜ、こんなに大きくなるまで放置してしまったのか?

①良性脂肪腫はゆるやかに成長するから
こうなるまでには15年くらいかかっています。
ので、最初の3年位は力こぶだと本気で思っていました笑
というのも、わたしはバンドのライブに行くのが趣味で、月1以上で行っていましたし基本右腕でずっと拳を上げていたからです。
母親に「みてみてー!ライブ行き過ぎてこんなコブできたー!」って言ったら、「どう見ても違うでしょ、コレは」と言われて、まじか!となったのがコイツを脂肪腫と認識した最初です。

②脂肪腫が遺伝だから
実は母も数年前に同じくらいのサイズの脂肪腫の除去手術をしています。
ただ、母は背中で神経等が通っていない場所だったので、部分麻酔で日帰り手術でした。
脂肪腫自体も良性脂肪腫と診断されていましたので、わたしも遺伝だろうし良性でしょ!と素人判断していました。

では、なぜ今年手術をしようと思ったのか。

30代後半になるとだいぶ目立つようになってきたけど、全く痛くも痒くもないしなぁ、どうしようかなぁ。

そうこうしている間にコロナ禍に突入しました。
緊急じゃないであろうわたしが病院にかかるなんて!な、4年程を過ごしている間にも徐々に大きくなってきました。
さすがに気になってきました。
あと、伸びないシャツ生地を着ると腕まくりができなくなってきたり、ライブで右腕上げると疲労や神経痛が出てきた(気がする)

ここまでではまだ決定力には欠けています(早く病院に行けよ、なんですが)

しかし!

推しが前代未聞の全国ツアーをやる!と発表しまして。(半年で計41本)
ツアーに最後まで元気について行くには、脂肪腫を取ろう!(ちょろい)と1月に決心しました。

脂肪腫ってほとんどが良性ではありますが、腫瘍なので素人判断で放置して実は悪性(がん)でした、も十分ありえます。
最終的に本当に良性かどうかは手術で取った腫瘍を生体検査に出した結果で診断されるから、手術後1ヶ月の結果聞くまではドキドキでした。
(手術前のMRIで悪性ではないけど、良性か中間良性かは生体検査に出さないとわからないと言われていました)

あと、良性のものでも何十年後かに悪性になる可能性があるので、放置はダメですよ!(放置したわたしは偉そうに言える立場の人間ではないです)

気になるしこりがある方は、すぐに形成外科へ行ってくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。次回は、手術を決断後〜手術までを書きたいとおもいます。





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