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私の自己紹介とアトリエ「日常標本屋」の話
こんにちは、SEIです。
noteをはじめてみました。
これから、いままで自分が思い出をアクセサリーにしたものや、
思い出を形に残すアイデアを思いた時に綴っていけたらと思っています。
🌟実は、日常標本屋、もともとは【きょうしかいないよ!】
というグループで友人(OGA/YUI/SEI)と始動しました!
このnoteは3人の内だれかが執筆します。(なので日中に挙がることもあるかも)
去年の11月初めてデザフェスでひよこたちをお迎えしてくれる方を探しておりました😭懐かしい...😭
— SEI|清正清@1/26(日)21時お迎え会🐥 (@wheream8from) September 29, 2024
当時もくちばしが2枚だったり般若のお面つけてたり個性があって可愛かったな...🐣 pic.twitter.com/TB0s3Of1Dd
自己紹介
福岡出身の父と愛知出身の母を持つ、北京育ちの帰国子女です。
最近は兵庫の夫もできて、愉快な日常を過ごしています。
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性格は「楽しいこと大好き」。
シンプルに言うと、私は誰かと一緒に楽しいことをして笑っていたい。
まあ、基本的には「わーい、楽しい!」が私の最大のモットーですね。
でも、もちろん人生には「面倒くさい」とか「なんでこんなことに気持ちをすり減らさなきゃなんだろう」とか、そんな心の声もあります。
ひとりひとり、いろいろある毎日。
でも、いろんな人と関わってこその楽しい瞬間。
だから自分の好きなことに心動かす練習をするため、いろんなことをちょこっとずつやりつつ、手の届く範囲の笑顔を大切にしているんです。
経歴(思い出..?)
さて、私の経歴。
どうも、経験と私の性格が一致しないような気がしています。
なんだか、そのままの自分で生きてきたのに「こんなことしてきたっけ?」みたいな気持ちが常にあります。
例えば、高校卒業まで、北京・上海で過ごしていました。
あの頃、武康路(旧フランス疎開地)という町に、フランスの文化と中国の文化が不思議に混ざり合っているアートの町があって、私はそれに圧倒されていました。
あと、キッチュチャイナの裁縫教室で、等身大のパンダのぬいぐるみを作ってました。あのとき、思わず「これ、どうしよう…」と思ったけれど、今ではそのパンダが私の人生における初めての大作だったと思っています。
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あ、そしてその後、私は「ヘタリア」が好きすぎる友人のために、家庭科の授業で等身大のトマトぬいぐるみまで作ったという…。
小児科のボランティア活動でプレゼントするひよこのぬいぐるみを作ったのもだったなぁ。。物心つく前から、祖母がくれたのかひよこのぬいぐるみを両手に握りしめてる子供だったので、「小さい子が喜ぶもの」=「ひよこだ!」と思いつき、日本にいる祖母に型紙を送ってもらって、インターナショナルスクールの友達とせっせと縫ってました。楽しかった。
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大学ではフランス語を学びながらパリに留学。毎日、現地のハンドメイドマルシェに通い詰め、「こんなに素敵なものがあるのか!」とワクワクしていたものです。
あ、ホームステイ先で作り置きしていたジャガイモの煮っころがしときゅうりの漬物を、ファミリーに全部食べられた時は、「これって食費払ってるよな…」と思いつつも、その笑顔にホッとしたり。食って、国籍超えて笑顔を生むんですよ、ほんとに。(結果、新卒では食品会社とご縁がありました)
話が脱線してきました。。
でも、共通して、「誰かに作って贈ること」が好きな性格みたいです。
ハンドメイドと母のセンス
2020年から、本格的に手作りアクセサリーを作り始めました。きっかけは上記記載の通り、幼少期から海外生活で日本のものが手に入らない環境だったため、ほしいものは自分で作っていたところ…から始まっていそうですが、何より一番のきっかけは母の憧れでした。
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母は、とっっっってもセンスがいいんです。身内のひいき目なしに。
料理もファッションのセンスも抜群だし、贈り物の包装のセンスも光っていて、カッコよく贈り物をできる女性でした。
「いつか私も…!」とずっと憧れでした。母のコレクションの包装紙が宝の山に見えました。
でも、ある日ふと思ったんです。私、母からもらった包装紙を一度も使えたことない…!理由は簡単。もったいなくて使えないのです。
確かに想いが込められているのに、大事にされるのは包装紙の中身だけ。包装紙は捨てられてしまう。。それがなんだかさみしくて。
前後しますが、学生時代、友人からのプレゼントも、包装紙ごとずっと捨てられなかったなぁ。。
「●●が私のために選んで、きっと私が喜ぶと思ってワクワクで包装してくれたのだろう!」そう思うと愛おしくて。。
そうこうしているうちに溜まりにたまり、、私の部屋は「包装紙の標本館」になり、包装紙どころか、一緒に海に行って拾った貝殻とか、初恋の子にもらったキーホルダーとか、いつの間にかあらゆるものが箪笥の肥やしと化した「思い出の標本」に変わっていきました。
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帰国のタイミングでどうしたものかな…と思ってたそんなとき、雑貨屋さんでたんぽぽの綿毛がレジンで固められている置物を目にしました。
「日常的に飾れる標本じゃん!」
そう思い、思い出が詰まったリボンや包装紙をレジンで固めてバングルにしたら、友人が大笑い大喜び。「こんなふうになるんだ!」「エモい!」(スペインの友人のコメントなので本場(?)の"It's a great emotional idea!!")
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今でも、友人たちからも「これ、アクセサリーにしてほしい!」と頼まれるようになり、その度に「あ、やっぱりこの趣味楽しいな!」と思うのです。
帰国後も、友人からよく相談してもらえてうれしかったです。たくさんアクセサリーにしました。
旅行先で美味しかったバターサンドの包み紙、初めていったバーでロマンティックなカクテルに入ってた星形のレモンの皮、亡くなったおばあちゃんの数珠、もう使えないネイルチップ(まてまて)
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そして、ふと気が付きました。
私みたいに思い出を捨てられずにいる人、実は多くない????
アトリエ「日常標本屋」としての活動
2020年、インスタグラムを始めてから、少しずつではありますが、DMで「これってどうアクセサリーにできますか?」という相談をいただくようになり、嬉しさでいっぱいでした。
そして気づけば、「アトリエ・日常標本屋」なんて大層な名前をつけてしまっていたんです。
でも、正直に言いますと、いまだに「どうしたらもっと、思い出を身に着けられるアイデアにしたい!という相談(ブレスト? 壁打ち?)をしてもらえるかなぁ。無名な私に誰がアクセサリーを頼んでくれるんだろう…」という不安もあります。
でも、それでもやりたくて、もどかしさと楽しさが同居した「アトリエ・日常標本屋」は続いているわけです。
そんな中で、アトリエ「日常標本屋」という名前に
「思い出を身近に、身に着けられる形に」という思いを込めて活動しています。
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特にアクセサリーにはこだわっておらず。
必要としてる人に思い出を身近に・身に着けられる機会を贈りたいんです。
いきなり閑古鳥?!どうなるアトリエ「日常標本屋!」
ここでアトリエ日常標本屋、依然として大きな問題が。
細々と友達のを加工しているのは楽しい。
だが、無名な私にいったい誰が思い出のものを託してくれるんだ…?
という冷や汗。しかも一点もの。失敗は許されない。
無償で受ける?でも送料が。。んー。。
そんなこんなで、先走った大きな屋号がある、アトリエ・日常標本屋。
お客さんが落ち着いて相談できる喫茶店みたいな空間にしたいアトリエも
閑古鳥が鳴いています。
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最近、アトリエにひよこっぽい小さな存在が現れるようになりました。
あれ、どこから来たんだ?まさか、アトリエの穴から出てきたのか?
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どこから来たのか、何者なのか、全く分かりませんが、見覚えがある。
その不安定さと愛らしさが、私の毎日をちょっとだけ賑やかにしてくれています。
そんな感じで、アトリエ「日常標本屋」は今日もぼちぼちやってます。
ご来店、心よりお待ちしております。