見出し画像

羊男たちの沈黙

当たり前だけど、note を書く人の数だけ記事が存在する。
ぼくが愛読する女性noterさんには
「現在、風俗嬢をしている経験を書く」noterさんたちがおられるし、
「過去、風俗経験があることに触れる」noterさんたちもいらっしゃる。
あるいは、
「女性用風俗(女風)に通う経験や心の動きを綴っている」、noterさんたちがいらっしゃる。

また、愛読する男性noterさんには
「現在、(男性用)風俗に通っている経験を書く」noterさんたちがいらっしゃる。

ぼくはそうした記事を読むとき、ーー書かれている内容はさておき、その主題で書くということについてーー書かれたnoterさんの一種の誠実さ、自分への向き合いを感じ、なんだか爽やかな気分になる。


ぼく自身には風俗店経験はないけれど、そんなこととは関係なく。
ぼくは、妻子ある身でありながら「街で見知らぬ女性に声をかける」、いわゆるストリートナンパをしていた経験を公言しているし、実際記事にもしている。
なので、異分野ではあるけれども
「ヨゴレだと世間的には思われること(、けれど自身の深い部分では別にそれを「ヨゴレ」だとは感じず、自分の本質の一部だと感じているだろうこと)」
を開陳している姿に、「情けないようで、逞しくもある」何かを感じて、シンパシーを覚えるのだ。
アンチモラル(?)ナカーマだ。

ところで。
ぼくはまだnoteに来て2ヶ月経っていない新参なので、今のところ発見できていないというだけなのかもしれないけれども、

「過去、風俗に通っていた経験を書く」既婚男性noterさん


を、お見かけできていない。

サラッと簡単に触れているぐらいは、もしかすると読んだ経験あるかもだが、一本の記事の主題としてそれを読み手に伝えようとマジメに向き合う。
男性noterさんが書かれるその類の記事にはまだ、出会えて(読めて)いない。

読みたすぎるから、定期的に記事検索したりして、探してはいるのですがね。

ついでに言いますと、

「愛人を、生活まるっと囲った経験がある」



男性の記事も、めっちゃ読みたいです!


ちょうどNHK大河ドラマ『べらぼう』で、来週がちょうど「瀬川の身請け」をめぐる話だから、めっちゃタイムリーなのになぁ……!!

↓過去記事にも書いたことがあるくらい。f^_^

ついでのついで的に、ぜひ読みたい他テーマも、書いておきますね。

  • 過去に海外で「買春ツアー」に参加した既婚男性の告白記事

  • 過去に職場の異性(あるいは、性的な対象となる性の方)と、妻や恋人には内緒でサシ飲みした既婚男性の告白記事

  • 過去に職場の異性(あるいは、性的な対象となる性の方)と、妻や恋人には内緒でランチに行っていた既婚男性の告白記事


いずれも、「主題自体」よりも、そのnoterさんが向き合おうと思った背景事情含めた「意識」のところに、すごく興味を覚える。
そして、「グッジョブです、最高です!」とハグしたくなる。
(……ってまあ、このご時世だから、心の中でハグするにとどめようか。)

最後の「ランチ」とかですね、これから今からでもぜひお気軽に執筆としゃれこむとか、いかがでしょうかね? そこの男性noter諸兄っ♪



えっ、嫌なんですか?




断じて「ヨゴレ」なんかじゃないcoolな「私」が、わざわざそんな過去書いて晒す必要全くねーし!ですか?




"Silence is Golden"ですか?





もちろん、noteではあなたが何を書くか、どんな自分を見せたいか、それは全くもって書く人の自由。
無理に書く必要なんざ、絶対にない。
無理強いするなんて、それこそ憲法が保障する「言論・表現の自由」を侵すことになる。

でも、これだけ多くの人(男性)が書いているのに、さすがに

いなさすぎだろ。


かなーっては、思います。

各自の内奥の

スタイル評議会the Style Council

の決定事項、なんすかねぇ?


……なお、今回のタイトル「羊男たちの沈黙」ですが、村上春樹作品に登場する「羊男」そのままの意味ではない、、、、、、、、、、、ことについて、お断りしておきます。


僕がどうしてこのタイトルをつけたのかは……、言いません。
目には目を歯には歯を、「沈黙が金」には「沈黙が金」を、ってね。
皆様方でご考察の程、宜しくお願い申し上げます。



あー、でも、もしお読みのあなたが、ぼくの読みたい上記テーマで記事を書いてくださったなら、そのときは喜んでお伝えしますね♪



最後に、ジャイアンリサイタルがごとく、一曲歌わせてください。
「君が僕を知ってる」(RCサクセション)。

今までしてきた 悪いことだけで
僕が明日 有名になっても
どうってことないぜ まるで気にしない
君が僕を知ってる

(RCサクセション「君が僕を知ってる」歌詞を一部引用)


(おしまい)

いいなと思ったら応援しよう!

山本蛇内
スキとフォローくだされば(気に入ってくださるなら、でね)十分なのであります! いつか有料記事に挑戦しますので、その時までチップ取っといてください笑