#36【膵臓癌治療記26】投与35日目 虫歯治療優先、投与中止
朝イチから病院に来ています。
昨日noteにも書いた夜眠れんほどの虫歯の件で、早速先生に相談。
そもそも抗がん剤治療中に、親不知は抜けるのか?抜いていいのか?
単純だけど知らなかった(抗がん剤治療中に歯を抜く。というこの掛け合わせ、あんま経験するものじゃない。てか、したくなかった笑)この難問の答えはどうなのか?を教えてもらいましょう。
結論から言うと、本日は抗がん剤2クールの2投目の予定だったんだけど、中止になった。
先生に言わせると、抗がん剤治療中だからといって、抜歯をしてはいけないという直接の因果関係はないが、とは言え抜歯時に何かある可能性は捨てきれないので、同時並行でやる意味はあまり無い。まぁ少なからずリスクあるから抗がん剤のほうは一週お休みしましょうってこと。らしい。
これはあくまでも今日が年末年始だから1週といっているが、歯の状態によっては傷口が良くなるまで。ということね。
歯が痛くて夜眠れないのであれば、日常生活に支障をきたすだろうし、緊急性は明らかに歯だろうという判断。
まぁどちらを選ぶかってのもどこまでいっても自己判断だけれども。
血液検査の結果を見たところ、抗がん剤はよいほうに作用してそう。1週とはいえ中止したくはなかったけれど、逆に1週だけのお休みならたいした影響もない気がした。
こればかりは仕方ない。
人生はいつも選択の連続だなと改めて思いしらされる。
現状の歯の状態を考えると先生の言うとおり自分のなかで最優先は「歯」ということになるので、今週は抗がん剤治療はお休みにして、歯を選んだ。
抗がん剤治療しながら抜歯をする場合の
具体的なリスクは下記の2点。
○抜歯したときの血が止まらなくなる可能性。
○抗がん剤による白血球減少の問題で傷口が炎症を起こす可能性。
ということみたい。
まぁ確かに怖いよね。リスクがある以上、無理をして同時並行で処置をする理由がない。という判断にはAgreeです。勝手に自己判断しないでよかった。。
問題が一個あって
今日の抗がん剤治療を中止という判断をすることで、結果として2クール目の投与が1回だけで終わってしまった。(本来は3投1休ね)
来週は年末年始で病院がお休みということで元々変則的な投与スケジュールだったのだ。
なので、次回は1月に入ってから3クール目開始ということになる。体の安定という側面から言うと、抗がん剤を打たないのは当然楽なので嬉しいんだけど、そもそも癌を退治する。という根本の目的から言うと、打たなくていいのかという葛藤もあって、この辺は自分のなかでも整理しきれてなくて難しいね。結果として、正解ってないのかもしれないけど。
1月末には定期的なCTによる検査があるので、そこがどうなっているかに、今からドキドキが止まらないよ。やっぱり結果を聞くのは怖いから。
心のキャパシティ的に一気に何個も対処できないので、まずは年内中に「歯」の不安を無くそう。という決断をした1日でした。