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自分に向き合った1カ月


はじめに

 私は、見栄、世間体を気にすることで、自分の本音が分からなくなっていました。
 
 話し合いを進めることで、過去の経験、生い立ちを振り返って、普段物事を考えるときに出てくる「邪魔者」がなにか分かってきました。自分の本音だと思っていたものが今までの経験、生い立ちの中で生まれたもので、役に立つこともあったが苦しくなる原因でもありました。そういった「邪魔者」の考え方を切り離して考えると、なんとなく自分の本音が見えてきました。  
 今の職場で問題なく働けている人がいる中で、自分はしんどいと感じてしまう、周りと同じように働けないという周りとのギャップが苦しかったですが、それはひとりひとり大切にしているものが違うからということ、自分は怠け者だから仕事を頑張れないのではないことを知ることができました。そしてそれを堂々と自分で言えるようになりたいと思いました。


自己紹介


【年齢】29歳 

【学歴】大卒 (知識:医療)

【業界】医療 

【経歴】入社3年目

【得意技】空気を読むこと

モヤモヤしていたこと

 毎日忙しく働いていて自分なりに頑張って働いていましたが、他人から言われたある一言がきっかけで自分の中で張りつめていた糸がぷっつりと切れてしまい、仕事に行けなくなっていました。何気ない一言で「自分は認められていない、努力が足りない」と考えてしまい、もう頑張れない、頑張りたくないと思いました。
 その後数ヶ月ほど休職させてもらい、休みの間、今後どういった生活をすべきか悩んでいました。 今の仕事に復帰することはつらいが、資格をとるまで頑張るべきか、それともほかに転職したほうがいいか。全く分からなくなっていました。

ポジウィルをしったきっかけ

 インスタグラムで「キャリアコーチング」という言葉を目にしました。転職先を決めるのではなく、この先の人生について一緒に考えてもらえる。。。これだ、と藁にもすがる思いで無料体験を申し込みました。


ワークで学んだこと

★周りから嫌われたくない私は「父から嫌われたくない私」だった。

・人生理解ワーク
・自分の本音を言ったら嫌われると考えが私の根底にありました。その考え方が、父との過去のエピソードにつながっていることにこのワークで気づけました。
・人はそんな簡単に嫌わないことは分かっていたつもりでしたが、納得できていなかったのは父を見ていたからでした。嫌っていたり怒っていたのは「父」だけで実際の周りの人は違う、ということを理解しました。でもどうしても今までの考え方は、こびりついてしまっていて考え方を変えるのは難しかったです。でも考え方の習慣を定着させるのには6カ月かかると教わり、焦らずやっていこうと思いました。


★自分の強みを知った。
・仕事理解ワーク&ポジキャリ診断
・自分の強みの正義感・使命感を知ることが出来ました。学生時代に部活で鬼の副部長をやっていた経験がこんなところに通じでいるんだな、(笑)と感心しました。
・今の自分の良さがみんなに良く思われたいという「八方美人」によるもので、本当の自分の強みとは違うことに気づけて今の自分を演じ続けなくていいんだと安心したのを覚えています。
・このワークで今の職場で自分か快適に過ごせるように前向きに考えたいと思えるようになりました。

★なんとなくやりたくないこと、やりたいことが見えてきた。
・キャリア設計ワーク
・自分のキャリアについて、やりたいことはあるが優先度をあまりつけられていなかったことに気づきました。
・漠然と大きなことに関わりたい、人の役に立ちたいと考えていました。
・山下さんに私のやりたいことを成し遂げるためには、やはり今の職場で資格を取るのが良いのでは?と言われた時、自然と涙がでました。それは、本当にやりたくないという涙でした。(笑)
・それからワークが終わった後から、自分がやりたいこと、というか居心地がいいことは何か考えるようになりました。やりがい、お金、プライベートいろいろありましたが、生活していて一番幸せな時間は、気の許せる人とご飯を食べているときでした。
・今まで忙しく働いているときは夕ご飯もコンビニ食ということはよくありましたが、仕事を復帰してから家でご飯を作るようになって、一日の出来事をご飯を食べながら話す時間はほっこりして自分にとって大事な時間になっていました。
・私は、家での大切な時間を守っていきたいんだなと思いました。家での大切な時間を得るためには、休日出勤がある今の生活が自分にはあっていませんでした。その一方で、何か大きなことをやり遂げたいという気持ちは我慢しないといけないのか、と少し残念な気持ちにもなりました。

★最後のワーク
・最終ワーク
・前回のワークでキャリア設計が進まなかったので、最終回に持ち越しになりました。正直、また今の仕事を頑張るためにどうすればいいか説明させるんだろうか。。と受ける前は憂鬱でした。実際始まってみると、もう一度何が私にとって最善かもう一回考えようという内容でほっとしました。

・自分が考えている、自分の時間を大切にしたい、ということになんとなく後ろめたさを感じていました。医療の現場は昔から厳しく、つらい研修を乗り越えてこそ成長につながる、という空気がなんとなくあるからです。みんなが当たり前に耐えていることを辛いと感じ辞めたくなっていることに、自分はなんて根性がないんだ、と責める気持ちにもなりました。
・山下さんからそんな話をしたとき、「人によって大切にしたいことは違う。だから頑張れることも違ってくる」と言われはっとしました。仕事でバリバリ頑張れている人は、私とは違った考えがある。だから頑張れているだけで、同じじゃない。そう思うと妙に納得しました。自分の為と思うことに後ろめたさがあるなら、自分の大切な人のためとかんげるのがいいんじゃないか、という考えも大切にしたいと思いました。

・最後にマズローの欲求5段階説を教えてもらいました。
・今、そもそも安全の欲求や生理的欲求(休日出勤、休みも仕事のことを考えている)を得られていない段階で自己実現欲求(大きなことを成し遂げる!)をかなえるのは難しいんだと気づきました。まずは欠乏欲求を満たして、余力がでてきたら成長欲求をかなえていけばいい。自分のこれからの道筋が見えてきた気がしました。


・決めたことをまずは目標にこれから進んでいこうと思います。途中で目標が変わるかもしれませんが、その時はもう一度この記事を振りかえってみようと思います。あせらず、自分のペースで進んでいきます。


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