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【前編】休学して4ヶ月が経った、今の心境。

実家に戻ってきた

 2日前、実家のある愛知に帰ってきた。これから2週間弱は、次に向けて家でゆっくりする予定!

 10月からの4ヶ月間、北海道、秋田、岡山と拠点を変えながらいろんなことをやってみた。農業バイト、ゲストハウスヘルパー、地域おこし協力隊インターン。
 途中、ホームシックになったり、新しい場所でうまく人間関係を築けず落ち込んだり、周りの期待に応えなきゃと焦ったりもした。
だけど、総じて行ってよかったと思っている。
 いろんな人に出会ったし、いろんな経験をさせてもらった。
 あと、言い方が難しいけど、今まで溜め込んでいた色々な「やってみたい!」の思いを成仏できた感覚があって、そのおかげで、そろそろ次のステップに進めそうって感じ。

大人になりきれないこんな未熟な私を、広く温かい心で受け入れてくれたみなさんには、本当に感謝。このご恩はちゃんと次へと巡らせたい。

そして実家に帰ってきて、慣れ親しんだこの場所がとってもありがたい存在だったということに気がついた。安心感がほっと身に沁みる。
また旅には出たいけど、地元もなかなかいい場所だな、

10月から1月を振り返ってみる

【10月】北海道富良野で農業バイト

・目的
農業のリアルを体験すること。
農的暮らしや森のことに関心がある両親の影響で、小さい頃からそういうものに惹かれていたこと、大学生になってから参加した地域留学で素敵な農家さんに出会ったことから、もう少しがっつり農業に関わってみたいと思うようになった。今までは、長くても1日とかだったから。

・やったこと
1日7時間×週5日、ミニトマト農家で働く。
トマトのピッキング、10月後半は収穫が終わったためハウスの解体やトマトの木の回収。

・総括
 朝7時半から15時まで働く規則的で健康的な生活が心地よかった。また、野菜のお裾分けもいただけて、値段を気にせず美味しい野菜をたくさん食べられたのが嬉しかった。
 休日には会社の軽トラを借りて、観光や買い物に行った。森を走っていると、きつねや鹿が当たり前にいること、道路が広くてまっすぐなこと、景色が雄大で夜は星が綺麗に見えること、セイコーマートのカツ丼や焼きうどんが美味しいことなど、北海道ならではのあれこれがとても楽しかった。

【11月】秋田県横手市でゲストハウスのヘルパー

・目的
冬の東北に住む。
2年前の夏、地域留学で山形県高畠町というところに訪れてから、東北に興味を持つようになった。高畠はその後3回くらい足を運んだが、東北の他の場所には行ったことがなかったので、どこかに一定期間滞在してみようと思った。
地域留学は夏だったので、今度は冬の東北を見てみたいと思った。が、11月はまだ秋だった笑

・やったこと
ゲストハウスのヘルパーとして、1日5時間×週4日くらい働く。主な仕事内容は、清掃、併設のBarの営業補助、りんごのお酒づくりの補助。その対価として、寝泊まりする部屋と食材が提供される。その他の空き時間は、自転車で近隣をうろうろしたり、地域のハイキングイベントに参加したり、地元のおじさんの焼肉会に参加したり、りんご農家さんに遊びに行ったりして過ごした。

・総括
ここでは、「暮らし」をじっくり味わった印象。インドに憧れて、スパイスカレーやチャイづくりにも挑戦した。それをゲストハウスのスタッフさんたちにも食べてもらうのが嬉しかった。ゲストハウスでのいろんな出会いも面白かった。スタッフさん、ゲストさん、近所の人、いろんな人がいて面白かった。旅人を「迎える側」に立てたのも貴重な経験だった。雪囲いとか雪下ろしとか雪国の当たり前も知らないことだらけで面白かった。やっぱり、私は東北に惹かれるものがある。

後半へつづく…


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