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韓国で生きる、日本はいつも出発点だ

私は韓国の殿方と結婚したため、
韓国に住んでいる。

幼いころより海外旅行をしたり、
オーストラリアに留学したりと、
海外に対する興味と親和性が高かった。

かといって
英語が好きとか上手とか、
そういうのは無くて
ただ興味の赴くままに無鉄砲に行動してきた。

そして今、
わたしの興味の中に入っていなかった、
要するに人生の予定にはなかった
韓国に住んでいる。

高3年のとき修学旅行でヨーロッパにいった。
そのとき、
『私は海外に住む人間だ』
と漠然と思ったその記憶がある。

さほどその意識を気にして生きてきたわけではないが、
なんとなく日本とは違う空気に触れたくて
高校卒業してすぐオーストラリアにいった。
そこで今の旦那と出会うわけである。
青い目をした金髪の兄ちゃんと恋愛するかと思いきや、
見た目はほぼ日本人と変わらないお隣の国、
韓国の兄ちゃんと恋愛するんだから、
人生はわからない。

かれこれ遠距離やら結婚やら、
10年ほど一緒に人生歩んでるんだから、
よほどいい人に出会えたんだろう。

そして全く予定にはなかった
韓国に住んでいるんだから、 
おもしろい。

韓国語、全然出来ない
韓国文化、あまり興味ない

こんなユルい気持ちで韓国にきた。
そのユルい気持ちの裏には、
絶対に生きやすいように生きる、
私は私の選んだ環境を信じる。
というかなり強い意志もあるわけだ。

自分の生きる場所を変えるって
勇気や覚悟がいると思っているかもしれない。

確かにもちろんそうではあるが、
そのために言語の勉強頑張る!
文化を学ぶ努力する!
と…数々の準備をしても、
幸せになるとは限らない。
人生って思った通りにはいかない場合がある。

↑とはいえ、準備はやったほうがいい。

私はいつでも心の準備のみしておく。
無理しない。
自分の気持ちが安らかになる生き方が出来ないなら、
いつでもその場を立ち去る。

これって逃げじゃん、とかワガママじゃん、
とか思う意見も理解できる。
が、
自分の気持ちは自分で守らないといけない。

『逃げ』という言葉より、
『正しいところへ移動する』が適してるし、
『ワガママ』という言葉より、
『自分の気持ちに耳を傾けて、自分で選択する強さ』
って表したい。

私は日本人で日本で生まれそだった。
私にとって日本とは出発点である。
出発を後押ししてくれる心強い味方、
それが私にとっての日本。

なにか分からなくなったときは、
出発点に一度戻ってみればいい。

高3の時の、
私は海外に住む人間だ。
と漠然と思った気持ちに忠実に生きているんだ。
やっぱり、思ったことはその通りになる。
だから、いつもヘルシーな考えをもっていたい。



韓国、
最高に楽しいですよ。



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