ぽんず交流会レポート(白き森アザミナスネークアイ)
こんにちは。くるしゅうないことくるしぃと申します。本noteでは2024/11/10に開催されましたぽんず交流会の振り返りと共に白き森アザミナスネークアイについて解説します。
戦績と使用構築について
#ぽんず交流会
— くるしぃ yp (@kuru_yp) November 10, 2024
使用:白き森アザミナスネークアイ
1戦目 対原石デモンスミス 先〇〇
2戦目 対ユベル 先〇〇
3戦目 対デモンスミススネークアイ 先〇
4戦目 対メメント 後×〇〇
5戦目 対MALICE 後〇××
個人4-1、チーム4-1でした!
運営の方々、対戦してくださった方々ありがとうございました! pic.twitter.com/gAu71T8bYx
ぽんず交流会の試合の形式ですが、2人チーム戦のスイスドロー、勝敗はマッチ戦+優先卓によって決定する方式でした。噛み砕いて言うと、勝ちが多く、負けが少ない方の勝ちで同じであればランダムに勝敗が決まるといった感じです。交流会とはいえ、とてもレベルが高く緊張した中でこの戦績は私としては満足のいく結果でした。(それでも、みんな優しかったので本当に楽しかったです。)
![](https://assets.st-note.com/img/1731587960-qnT6S1MkiVQIWzsgF3wrxb0E.jpg?width=1200)
実は交流会前日にシングル戦のランキングデュエルに参加していました。そちらでも3-1(勝った試合全部先行だけど)と悪くない戦績だったので、構築はほとんど変えずにGOサイン。サイドは交流会でライゼオルよりもこだわりのデッキを持ってくる方が多いと思ったのでライゼオルメタを減らし、こちらも変わり種のカードを少し投入しました。結果的にライゼオルは自分は当たらず正解だったのかなと思います。
試合の振り返り
本noteを書いてる時は既に数日が経過しており、全ての内容を覚えてないのでかいつまんでお話します。(今度からはcsなどに出た際のレポートはすぐに書くようにします。)
1戦目 対原石デモンスミス
マッチ1戦目は相手が誘発を持っていなかったため、先行展開を決め勝利しました。白き森アザミナスネークアイ(長いので以下白き森とさせてください)は手札によって最終盤面に誤差がありますが、3ウーサ+マスカレ+シルヴィア+墓地咎姫+バロネス+アーフェスや白き森の罪宝を目指すデッキになってます。白き森に触れないとバロネスや裏のカードが無くなって、アザミナに触れないとシルヴィアが無くなるといった感じです。一応、スネークアイ→白き森に行く方法がありますが個人的にはスプリンドが退かしにくい、エクストラの柔軟性の問題、白き森から入れる初動も充分にあることから採用してないです。新しい白き森は手札誘発を越える手数を持ちつつ、先行盤面を崩すのが困難な点が強いです。(冥王結界波無いことだけいつも祈ってます)
2戦目の後攻ですが、相手のミスを拾って勝ちました。相手の強力な原石の穿光を白き森の罪宝に使わせたのが大きかったです。他の試合でも白き森の罪宝は活躍しますが、このカードは発動条件さえ満たせばバトルフェイズでも発動できるフリチェ融合になります。基本的にガーディアンキマイラを出すのに使いますが、相手視点ではシルヴィアが出る可能性もあるため、立ち回りを難しくさせるカードの1つです。この試合の反省点としてはサイドチェンジでスネークアイのカードを全て外した事なのですが、それが裏目に出ました。罪宝をサーチできる時に1番展開が伸びる原罪宝をサーチできず盤面が伸びなかったので、以降の試合ではサイドチェンジにスネークアイを残しています。
2戦目 対ユベル
マッチ1戦目は先行展開を再び決めて勝ちました。これに関しては原石の時と同じですね。ただ、2戦目に移る前の問題として相手のデッキが何も見えてなかったことがサイドチェンジをする際に非常に難しかったです。しかし、2戦目は相手に裏目を踏ませることに成功。展開を阻止することが出来ました。この試合でもそうですが、過去のスネークアイと比較してかなりg系統の止まりどころが見つけやすかったので、試合を優位に進められました。
3戦目 対アザミナデモンスミススネークアイ
ほぼミラーと言っていい3戦目はお互いが採用するカードの違いが試合を分けました。先行は私から、先行展開を決めます。対戦相手が誘発を握っていなかったため、捲り札系統にはかなり気をつけましたが、一滴を持っていたため上手い具合に妨害を消されてしまいました。なんとかリンク値2まで抑えましたが、相手はデモンスミス入だったので、デモンスミス展開を許すことになりました。最終的に光アンヘル含む盤面を立てられましたが、ライフは残りました。この時、咎姫が展開に絡んでなかったので咎姫抜いてることに気がつきました。一方で光アンヘルの耐性がめちゃくちゃキツく、突破がレイジングフェニックスの打点で勝つか罠で除去もしくは無効にするしか無かったのでETまで入ってしまいました。ここで気づいたのがこのデッキリンク展開が1周分しか入っておらず返しにスネークアイが残るとかなり邪魔でした。炎龍の蘇生はかなり慎重に使った方が良さそうです。アンヘルにわざと破壊されて盤面を開ける卓を取ろうと考えてましたが直前で忘れました。ただそれのお陰でライフが残ってくれたのもあるんで結果論正解かもしれません。
4戦目 メメント
交流会初の後手スタート。手札誘発はヴェーラーを持っていましたが、思い切りが足りず初動に打てず負け。2戦目先行は展開を通して勝ち。3戦目後攻は相手のミスを拾って勝ちました。段々言うことが無くなってきましたが、このマッチで活躍したのは三戦の号とエリュシクトーンです。白き森の三号はだいぶ強いです。誘発無ければコストとして切れるのはもちろんですが、相手の場にモンスターがいなくても白き森のコスト→ディアベルでサルベージによって通常魔法をそのターンに打つことが出来ます。また、エリュシクトーンは破壊しない墓地送りなのも非常に強いです。聖なるアザミナは出したい融合モンスターを処理時に決められるので相手視点は処理時まで何が出るかわからないんですよね。今回は相手の神の宣告を叩き落とすのにエリュシクトーンが活躍してくれました。
5戦目 対M∀LICE
またもや後手からスタート。1戦目は相手が事故って、その後蓋して勝ち。(考えること多すぎて、泡列に魔法撃ってその後ずらそうとしてすみませんでした。)2戦目は先行制圧決められて負け。3戦目は先行取りましたが、召喚権被り起こしまくったのと、残りの伏せを羽根帚食らって負けました。ここに来てようやく手札事故が起きました。合計11試合で事故1試合はまぁ仕方ないかなって感じです。全く動けないというわけでも無かったので、構築自体は悪くないと思います。ただ試合全体を通して、採用をチェンジする可能性があるカードがいくつかあったので後述します。
白き森アザミナスネークアイの評価
個人的な評価としては以下になります。
強い点
最終盤面の妨害の傾向が分散している
ライフを取りきるまでのss回数が少ない
妨害の場所が少し分散しやすく、リソースが分散しやすい
弱い点
妨害を打たれる際に2:1交換になりがち
サイチェンの自由枠が少ない
EX枠がカツカツ
強みは分かりやすいかなと思います。バロネス、ウーサ、シルヴィアの無効系統とガーキマ、アーフェス、咎姫などの除去系統が分散していて、先行展開は最適な妨害を選んで発動しやすいです。また、融合モンスターの混合により増gやフワロスを受けても止まりやすく、ツッパしてワンキルを目指しやすい設計になっていると感じます。特に白き森の罪宝が名称的にアクセスしやすいのも、サーチまでの余計なルートを取らないで済む良カードだと感じます。一方で弱い点も目立つ印象です。EXデッキは展開の中継点となるカードで循環しない物は少なくした方がいいと感じています。ヒータやセレーネがそうです。リンク2でリトルナイト作るためのリンクリボーも個人的には展開の最後にスネークアイを持っていきたいので不要になりました。(アザミナで融合を供給できるのもあります。)サイドに関しては先行が基本的に強いので後攻に寄せていいと思っています。このデッキだと号が先行後攻どちらの場合でも強いので、積極的に採用したいです。メインに入れたい気持ちもありますが、枠の都合と相手のデッキ見てから入れたいのでサイドがいいと思ってはいます。2:1交換についてはどこで誘発を受けるか考えるしかないと思います。マスカンをなるべく展開の後ろに持っていき、ウーサやバロネスを先に立ててケアしていくのがいいです。また、発動後の処理や墓地効果の多いデッキなので毎回処理後に動くことは無いか考えながら動くのがいいです。白き森魔法・罠の再セット、欺きのエンドフェイズ、墓地の聖なるアザミナや白き森モンスターの効果辺りが忘れやすいので気をつけましょう。
採用可否カードの解説
デモンスミスギミック
EXの枠の都合で抜けました。循環するギミックで、こちらも先ウーサできるギミックではあるので、白き森→デモンスミス、スネークアイ→デモンスミスにしても強そうです。ただデモンスミス入れると、次元障壁でギミックが2個潰されるので気をつけたい。光闇アンヘルが成立しやすいのは非常に大きいので、好みで採用しましょう。
白き森のルシア
白き森のアステーリャと入れ替えるか迷うカード。アステーリャは素引しても初動になるし、ルシアは自己ssできるのとドローで手数が増えることがよくあるのですごい悩む。
蛇眼の大炎魔&蛇眼神殿スネークアイ
大炎魔は採用できない感じでした。白き森のギミックとアザミナのギミックで盤面が埋まりがちになるのと下ブレを拾うカードでも無いので不採用。一方で蛇眼神殿スネークアイは採用しました。理由としては1枚で白き森のコスト2~3回分になるからです。サイドチェンジではオークと併せて抜いてる枠になります。
反逆の罪宝-スネークアイ
強いと思ってたら、弱い枠でした。サイドだと1:1交換にしかならないため入れにくく、メインには枠が無いため入れられない。罪宝のサーチでこれをサーチする余裕が無いなど色々と使い勝手が悪かったです。入れるなら蛇眼神殿と交換でもいいかもです。
白き森の悪魔&白き森のわざわいなり
どちらもリターンが大きくないので不採用。白き森の妨害は白き森の罪宝>アーフェスで充分だと思ってるので、ここ増やすなら、いいつたえ増やすべきだと思います。
他罪宝カード
他の罪宝カードの多くは条件が重いため、使いにくい印象です。目醒めるの条件はそこそこ重いですが、一部デッキは回避しにくいので、採用しても良いと思います。モーリアンは罪宝サポートという点でアーフェスと異なりますが、基本的にはアーフェスで充分だと思います。
アザミナの妖魔
打点が高く、欺きから罪宝カードを増やせるカードということで注目してました。また、新リゼットとアンヘルになれる点も優秀だと感じましたが、意外と魔法・罠カードでは無いところが引っかかって採用を見送りました。損失なく聖なるアザミナが使えるカードは珍しいので他のカードよりは入れたい寄り
アザミナ・オフェイレーテス
直前で抜けたカード。理由としては聖なるアザミナと合わせて使おうとすると罪宝の損失が大きくなりすぎる点とオフェイレーテスは専らチェーンで使いたい場面が多く、そこを逆手に取られてデッドネーダーで表側の罪宝を割られると不発になる可能性があるためです。ただここはプレイングで解決出来るのと墓地効果が強力なので今後の構築には入ると思います。
聖アザミナ&レジーナ
レジーナは蘇生メインで使います。また、アーフェスのバウンス枚数を増やせるので入れてます。破壊効果は使えなくても面が伸びるので使いやすい印象です。聖アザミナは思ったより凶悪でした。こいついるだけで相手は墓地のカード対象取って展開できないのと、リトルナイトが使えなくなります。また、戦闘ダメージが常に相手に返るので相手のキルラインを上げつつ、自分のキルラインを下げるカードになります。この効果が攻撃力0の白き森と結構相性が良いです。
嗤う黒山羊
旧リゼットの組み合わせ初動で強いカード。デッドネーダーやアポロウーサの妨害を1枚で潰せるカードです。(交流会のアザミナスミススネーク使いから教えていただきました。)
それぞれの効果範囲
このデッキを握ってみて難しいと感じるのがそれぞれの効果範囲です。このカードではこれをサーチするという行為が定型的になると、それぞれの効果範囲を勘違いしてしまうので覚えましょう。
聖なるアザミナの墓地効果→アザミナモンスター(融合以外も戻せます)
ルシエラーゴss効果&エリュシクトーンスタンバイ効果→アザミナカードor罪宝カード(範囲広いです)
ルシエラーゴ破壊時効果→罪宝魔法カード(忘れがち)
ルシエラss時効果→白き森カードor光属性魔法使い族モンスター
欺きサーチ→アザミナカード
欺きライフドレイン→アザミナモンスター
サイドチェンジとデッキの見直し
黄色がサイドチェンジで入れ替え候補になっていたカードで、赤がほとんど使わなかったカードです。サイドチェンジで大きく枚数を変えるのは後攻で先行展開での上振れになるカードや無効や破壊に弱いカードを抜いています。こう見ると初動のカードもいくつか抜いているのでかなりサイドチェンジを無理してる感じです。これを解消するには後攻サイチェンのカードを減らして先行サイチェンのカードを増やすか、デッキ枚数を増やしてメインのサイチェンできるカードを増やすかになります。後者はドロー系誘発を弾くカードを引き込む確率が減るのでどうなの?って感じではあるんですが、スネークアイ関連の引きたくないカードを引かないようにするのも含めて41~44までならありな気はします。
![](https://assets.st-note.com/img/1732527345-EnpYvshl6NLkjUKA2gGBtJW9.jpg?width=1200)
まとめ
今回の交流会を通して、僕自身、白き森の強さがxで言われてるtier表よりは強いと思ってます。今後の環境の変化にも目をつけつつcs等に出て結果を残したいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。