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オール公立組は砂金のよう。小中時代は完全に砂に埋もれ、高校受験でいよいよ頭角を現す、そして高校や大学受験で地元国公立はもちろん旧帝大を狙って、いわゆるエリートと言われる全国の有名出身高校に牙をむく。そして磨かれた金は光り輝いていく

塾で様々な高校に通う塾生と切磋琢磨し刺激を受ける息子

様々な高校に通う塾生と話していて、S高(わが県で一番人気のある高校)に進学した中学の同級生の話し

  • S高校に通う塾生から、そういえば〇〇中学出身だよね?△△部のAって知ってる?

  • うん、2、3年の時おなじクラスだったよ。

  • は?マジ?A、アイツ、~部で〇〇大臣賞とって、日本代表が何組もいるんだけれどその中に入ったよ。しかも部長。県庁訪問しているし、テレビの取材とかすごいよ。いっぱい出てる。アメリカに行ってるの知らんと?

  • あー俺、4月5月は部活で一日も休みなかったらニュースとか知らんし。そうなのか。Aは・・・

「・・・あ~A君ね。うちに一回遊びにきたでしょ。ママも一度だけ話したなあ。なんかはにかみ屋さんで、家に入らずにそとの公園で小学生と遊んでいたよね。でなんか、小学生と勉強の話しになってウンチク言ってたのを覚えてるw」
「アイツ部長で、日本代表になった高校がいくつかあるんだけれどその中の一つに選ばれたみたい。アメリカで研究発表したみたい。スゲー」
「あの子さ、確か、世界に出たいって言ってたのを覚えているんだよね。頭は良かったからすごいって思ったけど、まあ、子供が言うことだから・・・って正直思うこともあったけど、根拠のない無謀な自信って大切なのかもなあ。もう既に中学の時から色々思い描いていたことがあったんだろうね。有言実行ってすごい。」

10p.mの車の中での親子の会話w
  • 息子よ、あなたもさ、このA君もそうだし、同級生の兄上が西南に行って留学して外資コンサルで年収1000万の子いるじゃん。周りにこんなにすごい人たちいるんだから、大学1、2、3のどこかで提携校に留学してみたらどうだ?

  • と言ったら、いやだ、という事でした、ちゃんちゃん♪

芋づる式に思い出した件。

少し前の話しだから公にしていいと思った、親戚の子がキャリア甲子園で優勝した話を思い出した。

  • 親戚の子で、たぶん公立を落ちたのだろう、県内で1、2位を争う私立高校に進学。高校生活では、キャリア甲子園に参加し優勝。なんとその部長を務めた子がいる。

  • そして高2の時、キャリア甲子園に出場。部長としてみんなを引っ張っていくのはたいへんだったのは想像に難くない。

  • そのかいあって、優勝し、海外旅行券を貰っている。今でもトロフィーを掲げた誇らしい彼女の画像がある。

  • 彼女も、先に紹介したA君と同様メディアの取材をたくさん受けている。今は大学生だと思うけれどどちらに進学したのかさえ知らない。彼女とわが息子ははとこになる。もちろん今まで顔を合わせたことがない。私の実家はあまり親戚づきあいがなく、内にこもっている感じがある。

  • 対して、夫の実家は田舎というのもあるし、その地域の中でも冠婚葬祭を派手にする地域で、結婚当初は面食らった。しかも本家は元町議会議員で議会の議長を4期ほど務めた方で、私達夫婦の仲人でもある。もう鬼籍に入ったので書いてもいいかな。その父上(夫からみたらじーちゃん)が亡くなった時は600人が参列し、ある町の町長さんが参列されて親戚がざわついたwえ?あの町と私達〇〇家って何のつながりがある?wって。もちろん仲人さんが亡くなった時もすごい人数が参列したのでびびりまくった。これは最近の話し。と言ってももう10年くらい経つかなあ。

すごい勢いで伸びているので雑感を追記していこうと思います。通りすがりのnoterさんありがとう

息子はおそらくA君とラインでつながっており、ごく稀にA君の様子を伝えてくれています。まあ、中学の時には仲良かった友達の一人ですから。なのでA君の様子は高1の時からなんとなく聞いています。今後のA君がどのような進路をたどっていくのか興味ありますが、さて彼は意外にヒョウキンものでわけわからない被り物とかして人を笑わせる才能に長けています。


タイトル秘話というものでもないのですが小話を一つ。

私の住まいは公立王国ということを念頭にお読みください。

仲良しママさんが言った言葉を元に作ったタイトルにしました。

私立中高一貫に通うお子さんのママさんは、中受も結局は家庭の判断で、公立に通う出来る子達は、親が特段に私立中や国立中を受験させようとする家庭と一線を画し、このまま成績を維持し偏差値の高い公立高校に合格できれば、と思っている親御さんが多く、そもそも教育に関する考え方が違うともおっしゃってました。

だから小中時代は埋もれていると。

わが県では、優秀なお子さんを持つ親御さんがどの段階でお金を突っ込んでくるのかというと、早くて中学入学してから、多くは中3の夏期講習から県内の有名塾に通わせます。

私の知り合いのママさんのご子息は中3の夏期講習から塾に通い始め、半年で総額35万かかったと言っておられました。

中学入学時から塾に通わせると考えるとゾッとするともおっしゃっていましたが、半年という短い期間塾に通っただけで県内で一番人気のあるS高に合格しました。
こういう出来の良い生徒さんの話はよく聞きます。一人や二人ではないです。

私もたくさんの親御さんと話していて思うのは、親御さんたちはどこでお金をかけていくかをとても慎重に考えて子供に投資しているように見えます。よくよく子供をみて投資しているというか。そんな感じ。

お金が無くなったら、子供が希望する大学にも行けなくなる、これを一番避けたいのだと思います。だって偏差値の高い高校ほど県外にいくから。国公立はもちろん有名私大まで、色々います。

だから小学校時代は学校から出る3点セットの宿題をきっちりやる。
もちろん習い事も公文やダンス、ピアノ(コンクールで必ず賞を取る子や本格的に音楽をさせたい子には200万のピアノを購入したなど聞きます)など幅広くさせておられますが、国立小や私立小などに通うお子さん達からすると習い事の数は少ないと思います。

そしていよいよ本丸。中学から塾にお金を突っ込み、そして4高といわれる公立高校に合格させていく-------そして地元国立大をはじめ、旧帝大や全国の有名大へ飛び立っていく。

中高一貫のママさんは、子供を小学生から中受コースのある塾に通い、中学から私立にやっている私からすると見せつけられているようで辛くなる、結局は公立の子たちに先を越されてしまう、ともおっしゃってました。

また国立小の幼稚園からお子さんを通わせている親御さんは、わが県の国立小中までしかないので、結局高校受験しないといけないので、塾通いが必須だし、公立中の出来るお子さん達と競わないといけないので、正直、国立中だろうが公立中だろうが受かる人は受かる、落ちる人は落ちると話されていて、決して国立中が優位でも何でもないので、子供が巣立った今思うのは、公立でも優秀な方が良いのかなともぼやいておられました。

ちなみにこのお母様は今もし子供がいたなら国立幼小中にはやらないかな、公立でも優良校区に家建てて学年齢が若いころはゆっくり育てて、ゆくゆくは塾にやって4高を目指すとおっしゃってました。
人にもよるのかも知れないけど、うーん、そんなもんか、とも思いました。それならばどーぞ私の出身小中へおいでくださいませwww
なかなかの文教地区でっせwww

そして私が個人的に思う事。お金以外では、親御さんたちのネットワークの広さ、情報量(嘘、本当は別にして)はすごいものがあります。

保育園や幼稚園からの、仲良しママさんからネットワーク作りが始まり、小中高と拡大し、塾や予備校の情報はもちろん、全国の有名大の情報まである程度は網羅している感じがします。私は大学受験をしていないので沢山教えていただきましたが、それでもママさん達からの叡智はすべて受け取っていません。

そしてみなさん金銭的に余裕があるのかおおらかで穏やか。

あるママさんは、子供も大学に行っているし、私もあなたと同じでビール好きだから夕方からお風呂に入り夜6時から夫と飲んでるよ、夕飯はテキトー、とおっしゃっているママさんもいますw

フツーに聞けば飲んだくれたママさんと思われるかも知れませんが、このママさんのご子息は県外の国立大理系にすすんでいますw就職も良いだろうし、うらやましいなあ。

ピアノの話題を出しましたが、noterさんの周りでガチでピアノ弾いている人はズバリ価格帯はいくらのピアノでしょうか。私はピアノに詳しくないのでよーわかりません。

  • 200万のピアノが自宅に置いてあるおうちを知っていると書きましたが、地方都市部に関わらず、楽器にお金をかけているご家庭は多いと思います。

  • この女の子は県のコンクールに出れば必ず賞を取るし、本人も好きだし本格的にやりたいということで親と相談し購入したそうです。親御さんは公務員でお母様は専業主婦。新興住宅地に住みそれなりに土地の値段もします。ピアノの部屋はもちろん防音設備あり。

  • ちなみにお母様は私の短大の先輩にあたる方ですwww

  • 彼女が進学した高校も、個別にピアノを練習する部屋があるそうで、家でも学校でも思う存分に練習できる環境を選んで推薦で決まりました。学力も高くもう少し上の高校に行くかな、と思っていましたが、そうではありませんでした。

  • ちなみに彼女の通っていた高校も公立高校ですね。

  • スタインウェイのピアノ1000万以上の持っている方っていらっしゃるのかな。

小話を一つ。

私の知人で、ある公立高校の進路指導をされている方がいらっしゃるのですが、その高校は田舎の高校ながら東大推薦をはじめ九大の推薦にも合格させています。

あまり長く話す時間がなかったのですが、東大の推薦とはほんとうにすごいもので、東大の推薦に受かる高校生って、大学のラボとつながっているんですね。入学当初から東大に受かった先輩に憧れていて自分も絶対東大に行くと決め居ていたそうです。そしてある研究を続け、県内のある大学のラボとつながっていて、教授と対等に対話が出来るほどの専門知識を持っていたそうです。それを3年間彼は続けた。

そして平日は3時間、土日は5時間平均で勉強していたそうです。
 確かな学力と教授と対等に話せる専門知識。
これをもって彼は東大推薦に合格した。そうききました。
 じゃ、高校の先生はどうしていたのかというと、高校生と大学をつなぐネゴシエーター的な存在だったそうです。いくら偏差値の高い高校の先生とはいえ、研究対象の専門知識は持ち合わせていません。事実、知人は俺も話を聞いていても全く分からなかった、とおしゃっていたのをはっきりと覚えています。
 大学のラボと高校生をいかにつなぐか・・・・・・それが東大推薦に合格するか否かのカギを握っていると思いました。

知人曰く、全国どこの高校でも、大学を訪問したり、逆に大学が説明をしに来たりするけど、そんなの誰でも出来る。東大推薦とはそんなものではなく、高校生も専門知識を持ち教授レベルで話ができる、それに応える教授陣・・・・この二つを取りまとめることが出来るのが高校教諭。そういった教諭がいる高校は東大推薦が狙えるだろう、誰とて全ての専門知識を持っているわけではないのですよ、と。
 じゃあどうするか。
 教諭には学力だけでなく高校生と大学をつなぐ、ネゴシエーター的なコミュニケーション能力が不可欠だともおっしゃっているように聞こえました。




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