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二つの日本

今更ですが、VERYの専属モデル。VERY妻、滝沢眞規子さん。有名人だから説明不要ですね。

  • 三人の子供を育てる専業主婦だったけれど、読者モデルに。そして人気に火がつき、表紙を飾る。その後専属モデルに。

  • 彼女が私服紹介やバッグ小物を紙面で紹介するとお店ではあっという間に完売するという。

  • その後テレビデビューをするが、子育てや家庭優先のため、殆どが雑誌媒体。

  • 専業主婦から雑誌の専属モデルというシンデレラストーリーを歩んだ滝沢さんだが、元々が普通の主婦とは違う。

渋谷富ヶ谷の豪邸に住む。ご主人はデザイナー兼セレクトショップのオーナー滝沢伸介さん。ご近所には故安倍首相の自宅が。


みんなが憧れる理由がわかるw
  • 彼女が世の主婦(ほぼ東京中心w)から支持される理由の一つとして、経済力のあるご主人がいて、高級住宅街に一戸建てしかも豪邸を持つ。料理は上手、ファッションはブランドをさらりと着こなす。シューズボックスにはルブランなどのハイヒールが所狭しと並べられている。子供は(確か上二人)公立小、中学から私立へ。

  • 滝沢さんを支持する主婦の評価は、近所付き合いや地域とのつながりを保ちたいという理由から子どもは地元公立小へ。お金があるのに私立小を選ばずに公立小を選択、というところを評価しているようです。でも滝沢さんの校区の小学校は確か優良校区だったような気がする。

  • ちなみに一番下のお子さんは私立小らしい。この頃には滝沢さんも売れっ子、様々な事情を考慮し私立小へ。これは賢い選択だと思う。(東京女学館という噂w)

  • そして豪邸。都会に住む主婦が手に入れたくても手に入れられない。

圧巻www
家庭画報や婦人画報に出てきそうwww
  • そして特筆すべきは料理やお弁当。息子が中三の時に滝沢さんのブログやインスタを見まくってました。というのも、息子が高校生になるにあたり毎日弁当が必要だから。だけど参考例があまりにレベル高すぎて無理でしたwww

元旦。日本料亭みたいwww
こんなの作れない、毎日仕事でクタクタwww


こんなお弁当作ったことないwww
これも無理www
全部無理っすwww

私は滝沢さんのブログも昔沢山読み漁っていたけれど、その中で一つだけ信条が同じ。↓まさにビンゴ!!!

「私が子どもにしたことは、子供が大きくなって結婚し子供を持った時に、子供も私と同じことをすると思うんです。だからなるべくたくさんのことを体験させたい。私も家事や育児が好きというのもありますが、たくさんのことをしてあげたい。」

もう一つの日本。これが同時に存在している今の日本。パラレルワールド。

一生懸命生きているけれど、家庭が・・・年々厳しくなる子どもを取り巻く環境。

sswや自治体の子育て支援課、など福祉が入っていても容易に解決できない。

  • 私は長年小中に勤めているけど(教員ではありません)、年々、家庭の不安定さが引き金となり登校渋りや不登校が増えている。

  • こういったご家庭には自治体の子育て支援課や福祉課につなぐことが多い。ここ近年、よくネットでもこういった問題を取り扱うことが多いが、現場感覚としてはもう20年以上前から学校と自治体との連携があり、取り組んでいる。今に始まったところではない。家庭という、個別対応が必須な問題に深く入っていくために既存の部署に加え、新たに部署を新設した自治体もある。

  • 私も数としてはそんなに多くないけれど、親御さんと話してきたこともある。原因は大きく二つにあると考えている。

  • 一つは、親御さんが発達障害や、グレーゾーンやLDを含む知的な困難を抱えていることだ。しかしこういった困難を抱えている親御さんは、福祉の担当者が少し話せばすぐにわかる。

  • 親御さんの困難さは、子供の困難さと同じ。正に負の連鎖。

  • そしてもう一つ。親御さん自身が、普通の教育を受けてきていないこと。

  • 普通、これは定義が難しいけれど、親御さんも不登校で学校に行っていない、また元レディースだったw、元イナヤン(田舎のヤンキーw)というのも多い。例は少ないけれど、虐待を受けてきたが、いざ自分が親になったらいつの間にか子供に虐待をしているといったケースもあった。

  • 一番多いのが親御さんも片親で育ってきて、みんなと同じ学校、みんなと同じ部活で切磋琢磨してきたが、成育歴のどこかで様々な事をとても我慢して表面上には分からないようにして生きてきたこと。その感情は結婚し子供を持った時に、子育てを歪な方向へ向かわせているような気がする。

  • そしてヤングケアラーも私の周りにいる。こういったお子さんは意外に利発で、もし普通の家庭に生まれていたら頭良くてリーダーシップ取れそうと思う時が多々ある。

  • そしてヤングケアラーの特筆すべき点は、家事育児に長けている事。自慢じゃないが、我が息子はお米を研げないし、卵焼きも作れないw小学生のヤングケアラーの方がよっぽど出来るwこれを小2でやれるなんて凄いと思うと同時にこの子の将来が心配。…この子もいずれ母親と同じ道を辿る事になりそうだから。そういうご家庭をいくつか見てきている私はとても危機感を感じる。

  • そして赤子のオムツ替えや子守り、もう、小さいお母さん。うちの息子とは格段に様々な事が違う。

  • 学校だけではなく、家庭での様々なイベント。そして子供会や塾やスポーツを含む習い事での人間関係。こういった体験が親御さん自身も極端に少ないような気がする。親御さん自身が経験してないのでどうすればいいかわからないし、深く悩み事や何じゃない話しを気軽に出来るママ友もいない。

  • 親御さん自身はママ友がいるとおっしゃるが、深く付き合っていないために情報に疎い。

  • 本当はやりたかった事があるけれど、やれなかった。周りの友達の家庭環境がうらやましかった。大きくなれば自分の育った環境に疑問を持つことも多くなる。そんな負の感情が取り巻いているような気がする。やりたいこと我慢した事、それは誰にでもあると言ってしまえば簡単だけれど、一つや二つの我慢ではなく沢山我慢してきたような節がある。

  • 個人的に私は、子育ての中において、自分が親から施されたことが形を変えて自分の子供にしているのだと思う。

  • うちは息子が幼少期の頃はたくさん自然の中で遊ばせた。

  • 私の兄弟が小学生の頃、ボーイスカウトに入隊していたので私も親と共によく行った。キャンプや山登り草笛を吹かせてもらったり、海で遠泳をしたり、さまざまなことをした。自然ならどこででも行った。もうあまり覚えてないけど。

  • ボーイスカウトと子ども会が、子育てのベースになっている気がする。そして家族旅行も月に一回は行っていたし、子供会でもどこそこに行った。地域に育ててもらったような感じ。ちなみに息子は海が大嫌いwww海水浴は断念したw

  • 大人を今更変えることもできないし、親自身も毎日が精一杯で子どもに手が回らないというか面倒くさがりという方が正しいのか・・・

  • 親御さんも極端な事を言えば、小さいころほったらかしにされて育ったか、あまり親に見てもらえなかった、みんながフツーにしている経験が圧倒的に少ないような気がしている。だから自分の子供にしてあげられないのだろう。加えて仕事にも恵まれない母親も多く、そういう人はどうしても夜の仕事や住み込みの仕事になったりする。

  • 登校渋りや不登校のお子さん方は、家にいる時はほったらかしにされているので基本自由。ゲームをし飽きたらテレビ。

  • こんなんだから、いくら利発といっても集中力がないし、学習は継続できない。親は子供に寄り添って一緒に宿題をするなど到底出来ない。

  • 三角定規を使った平行線や垂直の引き方、また、コンパスの使い方。コンパスはおそらく100均だろう。別に悪くはない。だけど、私が知っているある程度家庭環境が良いご家庭、親が教育熱心なご家庭だと、普段は100均のコンパス、テストになるとちゃんとしたコンパスを持っている生徒が多い。コンパスの二刀流wwwまーどっちかが壊れたらタイムラグなしに別のコンパスで勉強するという目的もあるけどさ。

  • あるスポーツの習い事をさせようと思い、体験に行ったがこんなの私にはできない、そう感じて子供の方が入部を辞めたという。親御さんなりにこどもに何か習い事をと思ったのかもしれないが、利発な子供ほど、スポーツをした後する前の動線(宿題をしないといけない、でも両立出来るかわからないとか、スポーツ終わってお腹がすくから夕飯食べたいけどお母さん夕飯用意してくれるのかなとか、お母さん夜仕事にいってしまうから一人で家事しないといけないけどスポーツで疲れてるから眠ってしまいそうとか)を考えてしまい、というか肌感覚でわかっているようなところがある。そして彼女の答えは入部しない、ということになる。

  • ごく普通の当たり前の家庭環境がこの子達にはない。かわいそうというのは単純で、根はとても深い。

  • 高度経済成長を作り上げバブルに突入、一億総中流、戸建て、子供を大学までだす教育熱心さ、団塊の世代はありとあらゆる願いを叶えてきた。うらやましいwww

  • でもこういった事からも抜け落ちてしまった人達がいる。その人たちが、恵まれない子供たちの祖父母であり、その祖父母に育てられた子どもが親になり、孫の世代まで負の連鎖が引き継がれているような気がする。

ガスケチャンネルさん、どの動画も好きだけれど、これは特に好き。もう100回以上は聞いている気がするw投稿内容とは全く関係ないけどwww

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