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虹の都へ抜けていく若者

よー考えたら、担任の名前、ヒロシ。50代以降の方ならよく知っている、名曲。

↑は以前の記事の名残。面白いから残してる(笑)

2年Kちゃん最近ちょっと心配

いつも厳しい子の隣

  • Kちゃんはいつも隣が厳しい子。道具がそろってなかったり、学力的に厳しかったり。

  • いつもお世話係になるのも嫌なんだよね。その事を言うようになった。

  • ちなみに、父は福岡で単身赴任。母親は大学の准教授。

  • 父親は週末に帰ってくるが母親はおそらく帰りが遅いのだろう。いくら学童に行っていたとしてもKちゃんとて寂しいに決まってる。

  • そして頭痛や気持ちが落ちつかない事が増えた。

よく聞いてみると…

  • 小学校の間どこかで転校するという。母親が福岡市なので実家近くか父親の会社の近くかを考えているという。

  • 両親高学力層、しかもダブルインカム、お金持ちのご家庭がどのように進路を考え、お子さん達をどの様に育てようとしているのか、とても興味がある。

  • Kちゃんは、福岡へ行く事を楽しそうに話してくれる。祖父母にすぐ会えるのも楽しみと話す。

  • 糸島にある、元気クラブ、ここのプールに入るのが好きと話す。

  • 福岡への引っ越しを考え、なるべく子どもにも抵抗なくなじんでもらえる一つの布石、そして親御さん自身も楽しめるというのもあるだろう。

  • 想像でしかないけど、色々情報を合わせると西新とかの早良区にご実家があるのだと思った。ひょっとしたら修猷館出身、九大卒なのかも知れない。そう考えると子ども達にも自分たちと同じもしくは更に上の学歴を、と思っているのかも知れない。

  • Kちゃんには上がいて、高校に上がる時に福岡の高校に行くかも知れないと話していた。やはり修猷館か…一方Kちゃんはひょっとしたら中受するのかも。

  • また、父親の方に住居を構えたら、明善高校、私立だったら久留米附設か。

我が県の会社経営者のお嬢さん

  • Z先生が附属中受験の時の保護者仲間のお嬢さん。

  • 会社を経営しているので、びっくりするくらいお金持ちのご家庭だと話されていた。てっきり附属を一緒に受けると思いきや、なんと、福岡の○葉学園を受験したのだという。しかも通学。あの家庭らしい進路選択だと神妙な顔してはなしてくれた。

大病院の理事長のご子息

  • ここのご家庭も附属中受験仲間。でも附属ではなく、○○○附設を中受。そのままエスカレーターで○○○大医学部そして医師。大学生の時はマンションをご両親からプレゼント。しかも3人が同じ道を進み、マンションなども含めると2億くらいかかっているそうだ。

  • Z 先生のご子息が附属中の滑り止めで受けたのが○○○附設。その時に相談にのってもらったのだという。

  • 結局は、勉強についていけても経済的な差で子ども自身が尻込みしてしまい、 学校生活は穏やかではないだろうと予測。寮費も考えると止めたのだという。

  • ただでさえ、○進館の受験仲間のご家庭はお金持ちばかり。ここで既に差がついていると感じたのだろうか。そこまで私も突っ込んで尋ねなかったけど。

  • とは言っても、Z 先生のご家庭はご夫婦共に教員。しかもがっつりダブルインカム、我が県ではなかりの上位層に入るはず。

  • まあ、お金だけでなく、寮だと親の目が届かないし、Z 先生の教員としての経験からも、高校を卒業するまでは親元で、とその時決めたそう。

  • 昨今の、教員の目の届かない所で起きるいじめ事件や、○児島での私立中の寮で起きたお風呂場でのいじめ事件。あれ普段から学校内でもいじめ合ったんじゃないかと思う、しかも私立中の最初の対応とんでもないよね、ああいうのを見ていると、寮に入れてまで有名中にやる必要はないと私も思った、と話した。

Z先生のご子息

  • 息子さんは現在医師。附属中からの外部受験組は優秀で、Z先生の周りには附属中、K高校、地元国立大医学部に進んだ生徒が何人もいるのだという。

  • しかし初期研修で福岡の市中病院を選び、福岡時代が一番楽しかったのだという。今は我が県で働いていらっしゃるが、今後は福岡の市中病院で働き、福岡で根付きたいと話していて驚いたのだという。

  • だからあなたの息子さんが福岡の大学へ行きたいというのは、うちの息子が希望を持っているのと同じだからわかるよ、としみじみと語っていた。

こんなふうにみていくと、意外と福岡へ抜ける若者が多い。Kちゃんも同じ。というか、Kちゃんの場合、厳密には戻るんだけどね。

虹の都福岡。一体みんなどんな夢をみてるんだろうね。

友だちの女医のご主人

  • 上3人と違うのは元々福岡出身という事。小学生の時から勉強が出来て、〇〇〇附設を中受したいと母親に申し出、受験後受かった。父親が早世で母子家庭で育つ。小さい頃から勉強ができて勉強は好きだとご主人からは直接聞いたことがある。

  • 母上は中受には否定的であったが、熱意に負け受験させた。その後も高校と上がっていくたびに、高卒で働きなさいと何かにつけ勉強することに否定的だったそうだ。医学部医学科を受験するときも反対したのだという。話がそれるので詳しくは書かないが既に母上とは断絶している。

  • 附設では同じクラスに○リ○モ○がいて仲良かったのだという。あの事件で捕まってプリズンナーになったとき、何度も彼宛てに手紙を書いたが全く音沙汰無し。未だに何も無いのだという。アイツ元気かな、と気にはかけているようだ。附設には数学オリンピックで入賞?した人や中受の時の模試で常に上位にいる有名人が同級生にいて、とても刺激的で勉強するには良い環境だったという。そしてそんな同級生に囲まれて勉強に対する好奇心を刺激されていくご主人はどんどん難しい問題に取り組んだ。結果、現役で旧帝大の医学部医学科に合格している。

  • もちろん医師を目指したのも、父上の病気のこともあったからと教えてくれた。

  • 穏やかで非の打ちどころもないご主人だけれど、家庭には運がなく、実は一度結婚に失敗している。元嫁さんは附設出身、旧帝大医学部医学科卒の医師という肩書にひかれ結婚したので、離婚するときにはあなたは肩書以外に何の魅力もないと言われショックを受けたという。セレクトショップに沢山通い、私の夫は旧帝大の医学部を出て医師をしているの、と自慢し好きなものはご主人の家族クレカで何でも買い、離婚後は借金を返すのに一苦労したのだそう。友達もそんなに多くは無いので、打ちひしがれていたところに今の奥さん(私の友達)が現れそのまま再婚したのだという。

  • 紆余曲折があったが、臨床より研究が大好きなご主人は今はある私大の教授に就任している。子供も二人で恵まれそれなりに幸せだそうだ。

番外編1

  • 実は円束さんが本当に大手予備校の講師だったのか相談したことがある。

  • ご主人の回答は本当かどうかは本人じゃないとわからないけど、おそらく本当じゃないかと。

  • 卒業後の経歴を聞く限り、国立医学部を出た人はあまりこういう派手な事はしないだろう、だから私大医学部ではないかということだった。

  • そして博士号を持っている、その経緯も話した。博士は博士でも論文博士なのでは、ということだった。普通は研究をたくさんし寝る間も惜しんで研究室にこもるからなあ、ということだった。

  • 出身大学かどうかわからないけど、医学部で非常勤講師もしていたと話していた、という事に関しては、大学に残るのであれば普通は研究をするだろうし・・・その上で臨床も少しはするもんだよ、でもその人は辞めて予備校講師が主な職業になっているし、事業もしていたなら器用な人なんだろうね、と。

  • でも医師免許を持っていて国試にも通っているのに、予備校講師になる人っているのかな、しかも地元で評判が良かったようで東京の校舎に異動することになって本当に嬉しいと話していたんですよ、と言うと、だから勉強が好きなんだよね、そういう人。僕の周りにも数学が大好きな人は多いよ。数学教えていたんなら、本当に数学ができる人だろうと思うよ。聞いていると、常識にとらわれないユニークな人だね、と話してくれた。

  • そういえば思い出した。別れてからずいぶん経ってどこかで医師をしているとの文面を見たことがある。30前半で医師になったんだな・・・その後はどうなのか知らないけど。もう彼は行方知れずで、ネットでも関わることはないだろう 。

  • そして私もアラフィフ。女ざかりはとっくの昔に過ぎた。誰も好きにならないだろうし、そういう関係にもならないだろうw。

番外編2

  • ○リ○モ○はなぜ返事を書かないのか。

  • 私は麻布競馬場さんの思想というか考え方というか物のとらえ方が好きでたまたまユーチューブを見ていると○リ○モ○と対談している動画を見つけた。

  • 東京で成功するために地元の友達は切った、と言っているのでおそらくそういうことなのかな・・・

  • なぜそういう考えに至ったのか、その答えが麻布競馬場さんのこの部屋から永遠に東京タワーは見えない、に答えが書かれているのではないかと思い夢中で読んだ。何となくつかめたようなつかめないような、そんな感じ。だから結論わからない、ということだ。

  • 麻布競馬場さんの小説や動画で語っていることを見てると、上京してきた人がどう生きて収入を得て都会で生きていくのかという細かな思想というか考え方やとらえ方がわかる。上京してきた人が一番やりたくないこと、それは地元に帰ることではないかと個人的に思う。○リ○モ○にも絶対この考えはあると思う。自分は地元のアイツらとは違う。俺は都会で成功した人間だ、と。

  • そうでもしないと魑魅魍魎な東京での成功は望めないということだろう。己をガチガチの思想で縛るというか、時々○リ○モ○が出ている動画を見ているとそう感じる時がある。まるで宗教みたい。

  • 私、こういう人ちょっと苦手だな・・・友達のご主人とは性格が正反対。だけど、学生時代は勉強に切磋琢磨して気もあっていたのだろう。いつかご主人が○リ○モ○とまた友達になれる日が来ればいいな、と思う。

  • ちなみに麻布競馬場さんnoteやってたと思う。

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