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遊戯王デッキ紹介【おジャマオシリス】
はじめに
はじめましての方ははじめまして。R太郎と申します。今回は自分にとって一番思い入れのあるデッキの紹介となります。作成してから5年ほど経っていますが、このデッキのおかげで様々な方と交流することができ、Twitterをするきっかけにもなりました。いつもより濃密な解説をしていきますので、何らかの形でご参考になれば幸いです。
デッキコンセプト
「帝王の轟毅」で相手モンスターを神属性に変えて「マネキンキャット」でオシリスを特殊召喚して勝利するのがコンセプトになります。
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ただ、それだけだとワンパターンな動きとなってしまうため、それ以外にも様々なコンボやギミックを取り入れました。オシリス以外にも様々なエースモンスターで戦えるようにしつつ、半永久的に継続してデュエルができるようにするため、リソース回復にも焦点を当ててみました。
下記にマスターデュエルではありますが、この「マネキンキャット」コンボの動きのデュエル動画を載せときます。
※こちらのマスターデュエルで使用したデッキは現在のデッキ内容とは少し異なります。
#マスターデュエル
— (R)太郎 (@R11656617) February 8, 2022
オシリスの天空竜、攻撃力1万で勝利
オシリスにも召喚シーンを追加して欲しい pic.twitter.com/Nv0Bf31hwB
デッキレシピ
こちらが現在のデッキレシピとなります。
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おジャマと帝王カードを組み合わせたデッキとなっており、以前は魂吸収なども採用していましたが現在はこの形に落ち着きました。動きの流れ図も載せときます。
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このような構築をした理由とこのデッキの強みを合わせて5つ紹介していきます。
1.おジャマと帝王の相性の良さ
この2テーマを混ぜ合わせて構築した理由はランク2の「マネキンキャット」を「おジャマ」モンスターでX召喚して用意し、属性を変更する手段として「帝王の轟毅」を発見したためです。
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それに加えて、「帝王の深怨」を発動するためには帝ステータスモンスターが必要で、このデッキでは「メタファイズ・アームド・ドラゴン」と「ダーク・アームド・ドラゴン」でその条件を満たすことができ、どちらも「おジャマッチング」でサーチすることができ、この点でも相性が良いです。
また、「おジャマ」魔法・罠や「帝王」魔法・罠カードはどちらも墓地効果を持つカードが多いため、「おろかな副葬」や「マジカルシルクハット」といった、どちらにもアクセスできる共通の手段があるため、デッキの安定性にも繋げることができました。
2.「おジャマ・ブルー」の意外な強さ
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戦闘破壊されることで効果を発動するカードは実は意外と強いと思っています。以前は受動的にしか効果が発動できないため、「おジャマ・ブルー」の効果をおまけ程度にしか考えていませんでした。
しかし、戦闘破壊されることで発動する効果はダメージステップ中に発動するため、限られたカードしか発動できません。例えば、「灰流うらら」は発動を無効にするのではなく、効果を無効にするため、このタイミングでは使えず、「灰流うらら」で「おジャマ・ブルー」の効果を無効にすることができません。そのほかには、「墓穴の指名者」もダメージステップ中に発動できません。また、戦闘破壊されることで発動する効果は墓地で効果を発動するため、「無限泡影」や「スキルドレイン」でも効果を止めることができません。
もちろん、発動を無効にするカードやフリーチェーンで破壊してくるカードでは「おジャマ・ブルー」の効果は止められてしまいますが、意外と多くのカードをすり抜けて効果の発動ができるため、今では積極的に戦闘を仕掛けに行きます。
3.墓地リソースによる展開力・防御力の高さ
「おジャマデュオ」や「真源の帝王」、「シラユキ」などの様々なカードを墓地で発動してそれらで自分のターンではリンク召喚し、相手ターンでは壁モンスターを用意し相手の猛攻を凌いでいきます。とくに「シラユキ」は相手にとって的になるモンスターも除外してどかすこともできるため、自分のLPを維持し続けることができます。
4.相手による除外対策&半永久的無限リソース回復手段
デュエルを進めていくうえで、相手によってこちらのカードを除外されるのは当たり前だと思っており、場合によっては裏側除外もされてしまうことも増えてきました。そうなってしまうとキーカードが除外されてしまうとこちらのギミックが減ってしまい、動きの幅が減ってしまい、デッキを回す際に窮屈に感じてしまいます。
そこで、除外からカードを再利用するカードとして「PSYフレームロード・Ω」「機巧牙-御神尊真神」「ネクロフェイス」を取り入れてみました。このギミックは比較的最近取り入れたもので、実はリソース回復は自分の中でブームのひとつになっております。特に「ネクロフェイス」はキーカードだけでなく、「シラユキ」で除外したカードも戻せるため、メインデッキ・EXデッキの回復もできるため、これにより自分のLPが残っている限り、半永久的にデュエルを進めていくことができます。
5.デッキ破壊で勝利できる(かもしれない)
「ネクロフェイス」を採用したことで『デッキ破壊でも勝てるのでは?』と思い、この項目を思いつきで書いています。
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「ネクロフェイス」は除外されることでお互いのデッキを5枚除外できるため、「シラユキ」で除外し、除外された「ネクロフェイス」を「PSYフレームロード・Ω」を戻して、再び「シラユキ」で除外する行為を繰り返せば、相手のデッキを削り取ることができます。また、「蘇りし天空神」で相手にドローをさせることができるため、このカードもデッキ破壊に貢献してくれます。※このデッキに相性が良さそうなデッキ破壊カードも模索したい
序盤の動かし方
「おジャマ・ブルー」や「マジカルシルクハット」などで必要なカードを集めていき、まず最初に出したいのが「キュリオス」でその効果で墓地に送りたいのは「シラユキ」になります。
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「キュリオス」は同じ属性で種族が異なる3体のモンスターを用意する必要があり、1枚初動からはこのデッキでは狙えません。しかし、光属性のモンスターを多く採用していて、「おジャマ」の獣族、「ABC」のユニオンモンスターの機械族、「真源の帝王」の天使族、「メタファイズ・アームド・ドラゴン」の幻竜族などでリンク召喚が可能になっております。
また、「シラユキ」は相手の行動を妨害するだけでなく「おジャマ」モンスターを除外することで「おジャマパーティ」の③の効果で特殊召喚させるといったこともできるため率先して用意したいモンスターです。
中盤から終盤にかけての動き
初動の動きができれば、そのあとはどんな動きもできるようになっていることが多く、相手に状況に合わせて好きな戦術で戦うことができます。オシリスの攻撃力を大幅に上げて一気に決着をつけにいくこともできますし、「トポロジック・ボマー・ドラゴン」でひたすら相手のモンスターを破壊し続けることもできます。デュエルが長引きそうであれば、「機巧牙-御神尊真神」や「ネクロフェイス」でリソース回復して、整えることも可能です。
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※以前、このデッキでフォロワーさんと2時間くらいデュエルして自分のデッキが0枚近くになるまでデュエルし続けたこともあります。この時「ネクロフェイス」を採用してなかっため、そのデュエルがきっかけで「ネクロフェイス」をいれました。
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ゴッドファイブ
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オシリスを活躍させるために完全無欠にして無敵、攻略不可能な神の領域をつくることもできます。フィールドと墓地に「オシリスの天空竜」「PSYフレームロード・Ω」「蘇りし天空神」「トロイメア・グリフォン」「魔界特派員デスキャスター」の5枚を揃えてゴッドファイブを完成させていきます。これらが揃うことで「トロイメア・グリフォン」でオシリスを維持しつつ、「PSYフレームロード・Ω」で「蘇りし天空神」を墓地に戻し毎ターン「死者蘇生」を確保でき、「魔界特派員デスキャスター」でオシリスを破壊から守ることもできます。もしこの盤面が突破されても再びゴッドファイブを作るために必要なパーツを「妖精伝姫-シラユキ」で除外し、「機巧牙-御神尊真神」や「ネクロフェイス」で必要パーツをデッキに戻せば、おジャマの展開力でもう一度ゴッドファイブをつくることができます。
採用カードの説明
ここから、採用したカードをメイン(モンスター、魔法、罠)とEXに分けて解説していきます。ここからさきかなり長文になってしまったため、気になるところだけでも読んでいただければ幸いです。
モンスター(メインデッキ)
・「オシリスの天空竜」
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神。おジャマによって攻撃力8000は普通にいきます。召雷弾効果も相手のデッキによっては結構ささります。基本は「マネキンキャット」や「蘇りし天空神」で特殊召喚していきますが、このデッキの展開力ならアドバンス召喚もできます。
・おジャマ三兄弟
「おジャマジック」のために採用しました。手札に来ても、デッキに戻す手段がいくつかあるのでさほど気になりません。
・「おジャマピンク」
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新しいおジャマ。効果の発動条件が緩く、リンク素材などでも発動できるため、リンク召喚時に発動する効果をチェーン1で「おジャマピンク」をチェーン2で発動することで、本命のチェーン1の効果の発動を通すことに使えるため、なかなか便利なカードです。
また、相手のモンスターゾーンを使用不可にすることもでき、「トロイメア・グリフォン」の相手向きのリンクマーカー先を使用不可にして、「トロイメア・グリフォン」の制圧効果の補助にも使えます。
・「おジャマレッド」
手札から一気におジャマを並べることができます。手札に「おジャマジック」と「おジャマッチング」の2枚で、「おジャマッチング」で「おジャマレッド」を加えて、そのままおジャマ三兄弟をフィールドに並べて、「スカルデット」のリンク召喚するのはよくやります。
・「おジャマブルー」
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重要なカードで初動としても使用するため3枚採用。相手にこちらのデッキがおジャマと知られていないときは、裏側モンスターに攻撃してくれますが、知られてる場合は「おジャマブルー」を警戒して戦闘破壊してくれないので自ら戦闘を仕掛けに行きます。対戦相手によって、使い方が少し変わり駆け引きにも使えるため良いカードです。
・ABCモンスター
「おジャマ改造」で特殊召喚していきます。とくに「クリフォート・ゲニウス」をリンク召喚に繋げることが多いです。
・「トルクチューン・ギア」
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ユニオンでチューナーモンスター。「B-バスター・ドレイク」でサーチできて、「PSYフレームロード・Ω」をS召喚するために採用。また、どのモンスターにも装備できて破壊耐性の付与もできて便利です。
・「メタファイズ・アームド・ドラゴン」
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このデッキではかなり重要なカードです。「帝王の深怨」で見せるカードとしても使い、「キュリオス」のリンク素材にもなることができ、時にはフィールドで「帝王の轟毅」のコストとしても役立ちます。また、「おジャマパーティ」で破壊からひたすら守るといった芸当もできます。
・「ダーク・アームド・ドラゴン」
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通称ダムド。主にEXデッキのモンスターで墓地闇3体を揃えていきます。「シラユキ」でも調整できるので、中盤以降で活躍してくれます。自分のカードも破壊できるため、フィールドの「おジャマパーティ」や「おジャマジック」などを破壊して効果を発動させることもできます。
・「ハイドランダー」
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「クリフォート・ゲニウス」でサーチ可能です。メインは「おジャマブルー」以外のモンスターは1枚ずつの採用で、墓地に「おジャマブルー」が複数あっても、「シラユキ」や「おジャマ改造」で除外できるため特殊召喚しやすいです。フリーチェーンでフィールドのカードを破壊しつつデッキからカードを墓地に送れるため、運が良ければコンボパーツを集めることにも繋がります。「シラユキ」の除外コストを稼ぐのにも便利です。また、こちらも自分のカードを破壊できるため、ダムドと同じ用途で使用することもあります。
・「機巧牙-御神尊真神」
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重要カードです。「ハイドランダー」と同様に「クリフォート・ゲニウス」でサーチ可能で、このカードから「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」、「悪魔嬢マリス」(一応「トルクチューン・ギア」も)にアクセスできます。
③の効果が特に重要で破壊された場合、除外からカードを6枚デッキに戻せるためリソース回復として役立ちます。このカードの破壊方法は先ほど紹介したダムドや「ハイドランダー」、「トポロジック・ボマー・ドラゴン」で破壊していきます。
また、風属性モンスターなため、「マネキンキャット」の呼び出す候補の幅を広げることにも貢献しています。
・「シラユキ」
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最重要カード。このカードのおかげでデッキが成り立っていると言っても過言ではありません。相手への妨害、展開力上げ、おジャマを除外する用途等々、様々な役割があります。「キュリオス」で優先的に落としたいカードです。そのほかのアクセス手段は「おジャマデュオ」で相手におジャマトークンを用意して、「マネキンキャット」で光属性のおジャマトークンを対象にして「シラユキ」を用意することもできます。
・「沈黙の魔術師-サイレント・マジシャン」
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採用理由はオシリスと同様に手札の数だけ攻撃力を上げることができ、「機巧牙-御神尊真神」でアクセスできるからです。特殊召喚には魔法使いが必要ですが、「シラユキ」があるため問題ありません。
・「ネクロフェイス」
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実はつい最近採用したカードで、元々②の効果しか注目していませんでしたが、①の効果がリソース回復に便利だと気付きました。「機巧牙-御神尊真神」でも除外から戻せますが、枚数が6枚と少なく、破壊させる必要もあるため少し手間に感じていました。しかし、この「ネクロフェイス」は召喚するだけで除外された全てのカードを戻せるため、めちゃくちゃ便利でした。攻撃力も4000くらいにすることができアタッカーとしても活躍してくれて頼りになるモンスターでした。
相手のデッキ枚数が少なければ「シラユキ」やダムドで「ネクロフェイス」を除外してデッキ破壊もできそうです。
・「クリッター」
こちらは元々「黒き森のウィッチ」を採用していましたが、「ネクロフェイス」をサーチする手段が欲しかったためこちらの方を採用してしました。闇属性モンスターなので「マネキンキャット」で出す候補としても優秀です。
・「悪魔嬢マリス」
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通常罠を再利用する効果を持つモンスター。モンスターを2体リリースする必要がありますが、このデッキの展開力なら問題ありません。主に「蘇りし天空神」を再利用しますが、それ以外には「バージェストマ・マーレラ」もよく再利用します。「悪魔嬢マリス」でセットしたカードはデッキに戻ってしまうため、「蘇りし天空神」がデッキに戻った場合は「バージェストマ・マーレラ」で再度「蘇りし天空神」を墓地に送ることができます。
魔法
・「死者蘇生」
「蘇りし天空神」でサーチ可能。何度も「蘇りし天空神」の②の効果を使うため、一度のデュエルで5回ほど「死者蘇生」を使ったこともあります。やはり状況に応じて好きなモンスターを呼べるのは強力です。「キュリオス」を蘇生して③の効果が発動できれば、墓地の好きなカードを回収することもできます。
・「汎神の帝王」
便利な帝王カード。初手にあっても良いカードなので3枚採用。「おろかな副葬」や「マジカルシルクハット」で墓地に送る候補でもあります。
・「帝王の深怨」
「メタファイズ・アームド・ドラゴン」とダムドで発動条件を満たします。手札にこのカードがあるときは上記のモンスターを手札に確保する方向で動きます。
・「帝王の轟毅」
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神を呼ぶカード。デッキコンセプトでも紹介した、「マネキンキャット」とのコンボが主な使い方ですが、他にも様々な用途があります。「帝王の轟毅」は自分フィールドのモンスターの属性も変更できるため、「キュリオス」のリンク素材の条件を整えることができ、そのほかには闇属性を宣言することで「ヴァレルコード・ドラゴン」の③の条件を満たして対象とらない除外をしつつ、「トポロジック」モンスターに繋げることもできます。
「帝王の轟毅」の①の効果も強く、「メタファイズ・アームド・ドラゴン」を「おジャマッチング」で召喚して効果無効も狙っていけます。
・「おジャマ改造」
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個人的にこのデッキで一番強いカードだと思っています。事前におジャマモンスターを3枚用意する必要がありますが、このカード一枚でABCの素材を3体特殊召喚して、さらに②の効果で一枚ドローできるため、これだけで4枚のアドバンテージを稼ぐことができます。しかもEXデッキからの特殊召喚制限もかからないので、それらをリンク召喚の素材にもでき、ターン1制限もないのでめちゃくちゃ強力です。
・「おジャマッチング」
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速攻魔法で「おジャマ」モンスターと「アームド・ドラゴン」モンスターをサーチできて、そのまま召喚することもできます。「おジャマ・ブルー」と相性がよく、「おジャマ・ブルー」で戦闘を仕掛けに行き「おジャマッチング」をサーチすることで、バトルフェイズ中に「おジャマッチング」を発動して「おジャマ・ブルー」を召喚して再び戦闘を仕掛けることができて、大量に「おジャマ」カードをサーチできます。
また、発動時に表側の「おジャマ」カード1枚を墓地へ送って発動できるので、例えばチェーン1で「おジャマ改造」を発動してチェーン2で「おジャマッチング」を発動するときに、「おジャマ改造」を墓地に送って「おジャマッチング」を発動させることができます。
「おジャマッチング」の②の効果も「シラユキ」でおジャマを除外して用意できます。
・「おジャマジック」
「一気に手札を増やせるのでオシリスの攻撃力を3000UPができます。手札かフィールドから墓地に送られないと発動できないため、「おろかな副葬」では発動できないですが、「マジカルシルクハット」ならフィールドを経由するため発動可能です。
・「おろかな副葬」
おジャマ、帝王のどちらにも触れるため重宝しています。リミットレギュレーションで準制限になったので2枚採用。
罠カード
・「蘇りし天空神」
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なかなかド派手な効果を持つカード。「蘇りし天空神」は②の効果で除外されるため、除外された「蘇りし天空神」を「PSYフレームロード・Ω」や「悪魔嬢マリス」で再利用し、オシリスを何度も蘇らせることが可能です。とくに「PSYフレームロード・Ω」は相手の手札をハンデスする効果もあるため、相手の手札が6枚の状況でも5枚にすることで「蘇りし天空神」の発動を可能にする点でも相性が良いです。
・「おジャマパーティ」
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これも非常に重要なカードです。「おジャマ」カードになんでもアクセスできるのが強力で、墓地に送られても除外された「おジャマ」モンスターを特殊召喚できるため、これもめちゃくちゃ役立ちます。
また、②の効果も有用で「アームド・ドラゴン」モンスターや「ABC-ドラゴン・バスター」を「おジャマ」カードがある限り、破壊から守ってくれるため強力です。
・「真源の帝王」
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主に「キュリオス」のリンク素材として使用。守備力が2400あるため、壁モンスターとしてもそこそこ役立ちます。
・「おジャマデュオ」
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序盤に墓地に送りたいカードであり、中盤以降も常に墓地にあり続けてほしカード。個人的におジャマの強みはこのカードだと思っています。墓地に送られたターンこそ発動することはできませんが、おジャマを2体デッキから特殊召喚できるのは非常に便利で、ランク2のX召喚やリンク召喚にもつなげることができます。また、「おジャマ・ブルー」も呼べるためこのカードは様々な役割を持ちます。
また、相手におジャマトークンを特殊召喚する効果も便利で相手のフィールドを圧迫したり、「マネキンキャット」の対象候補として使用したり、「トポロジック・ボマー・ドラゴン」の効果発動にも使えます。
・「バージェストマ・マーレラ」
罠カードを送れるカード。「おジャマデュオ」や「蘇りし天空神」などを送ることができ、罠モンスターとしてもレベル2のため、ランク2のX素材としても扱えます。
・「補強要員」
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おジャマとは色々な面で相性が良いです。このデッキでは引きたくないカード(おジャマ三兄弟など)がいくつかあるため、それらをデッキに戻すことができ、相手のカードの数だけドローするため、「おジャマデュオ」で相手のフィールドのカードを増やしてドロー枚数を増やすこともできます。そのほかにも、「おジャマジック」でおジャマ三兄弟を加えた後に「補強要員」を発動すれば、手札の質を高めることができます。
昨年にこのカードが登場して採用しましたがかなり便利で、条件を満たせば、墓地から再度セットされるため、「バージェストマ・マーレラ」の罠モンスターの効果も以前より使用頻度が高くなりました。
・「マジカルシルクハット」
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古のカードですが、現代では魔法・罠カードが墓地で発動する効果が増えたため、有用性が上がったカードになります。通常罠なので、「トラップトリック」でも用意でき、発動できれば2枚の魔法・罠にアクセスできるためコンボパーツを一気に集めることができます。
また、発動条件として自分のメインモンスターゾーンにモンスターがなければ発動できず、昨今のデュエルではバトル前にモンスターが一掃されることはよくあります。しかし、このデッキではバトルフェイズ中に「おジャマデュオ」や「真源の帝王」などでモンスターを用意することができるため、その点は問題なく使用できます。「マジカルシルクハット」そのものが破壊されちゃうのは秘密 小ネタですが、特殊召喚された「バージェストマ・マーレラ」を「マジカルシルクハット」で裏側にすれば「バージェストマ・マーレラ」は除外されずに済みます。
・「トラップトリック」
状況に応じた通常罠をセットできます。最近では似た効果を持つ「トラップトラック」も現れましたが、「マジカルシルクハット」の発動条件と加味するとメインモンスターゾーンにモンスターを残って欲しいため、「トラップトリック」を採用しています。
EXデッキ
・「スカルデット」
おジャマデッキには大抵採用されているような気がします。「おジャマ・レッド」の解説でも紹介した通りですが、コンボパーツを揃えるのにやはり便利です。
・「トポロジック・ボマー・ドラゴン」
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初期リンク4モンスター。このデッキでは相手ターンで好きなタイミングでモンスターを特殊召喚できるため、かなりの回数に渡って破壊し続けることができます。また、自分のモンスターも破壊されてしまいますが、「おジャマパーティ」がある状況下であれば「アームド・ドラゴン」モンスターや「ABC-ドラゴン・バスター」を破壊を免れることができ、「バージェストマ・マーレラ」であればモンスター効果を受けないためフィールドに残ります。
・「トポロジック・ゼロヴォロス」
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デュエルの終盤に出せば攻撃力は1万を超えることもあり、頼りになるモンスターです。実は昔は採用していて、最近まで採用から外してましたが、全除外はやはり強力で第2のオシリスと言っても過言ではないため、再び入れてみました。
・「トロイメア・グリフォン」
![](https://assets.st-note.com/img/1677131714769-xRwlcSwl2A.jpg?width=1200)
オシリスを延命させる手段として採用。また、単純に墓地の「蘇りし天空神」や「おジャマパーティ」を再利用できる点でも役立ちます。
・「キュリオス」
![](https://assets.st-note.com/img/1677131764527-zo370FHFtR.jpg?width=1200)
重要カード。序盤の動かし方で紹介した通り、主に「シラユキ」を落とします。小ネタですが「キュリオス」の②の効果を相手ターンに「バージェストマ・マーレラ」で発動させることもできます。
・「トロイメア・ユニコーン」
手札からカードを捨てることができ、闇属性モンスターなのでダムドの召喚条件にも合致しているため採用。
・「ヴァレルコード・ドラゴン」
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主に③の効果と「帝王の轟毅」と組み合わせて使用します。リンク4を出す際はこちらを経由していきます。
・「クリフォート・ゲニウス」
![](https://assets.st-note.com/img/1677131839313-yLLao2PuIt.jpg?width=1200)
「おジャマデュオ」や「おジャマパーティ」などで「おジャマ」モンスターをリンク先に同時に特殊召喚することで「クリフォート・ゲニウス」の③の効果を発動できます。このデッキでサーチできるのは「機巧牙-御神尊真神」や「ハイドランダー」。「クリフォート・ゲニウス」は「おジャマ改造」でABCを素材にしてリンク召喚していきます。
・「I:Pマスカレーナ」
相手ターンに「トロイメア・ユニコーン」で妨害でき、闇属性モンスターなのでダムドの召喚条件にも合致しているため採用。また、効果モンスター以外もリンク素材に使用できるため、おジャマ三兄弟や「真源の帝王」でも問題ありません。
・「魔界特派員デスキャスター」
![](https://assets.st-note.com/img/1677131864184-v8WWklJmkn.jpg?width=1200)
このデッキでは「クリッター」、「悪魔嬢マリス」、「トロイメア・グリフォン」を蘇生させます。思ったよりも使い勝手が良いカードでした。リンク素材も効果モンスター2体なので問題なくリンク召喚できます。
・「マネキンキャット」
![](https://assets.st-note.com/img/1677131887996-Zukw5313rj.jpg?width=1200)
神を呼ぶ猫様。神以外も呼びたいため2枚採用。相手のフィールドに的になるモンスターを用意できるため、相手のLP削る手段としても役立ちます。 「おジャマデュオ」とは相性が良く、相手のターンに「おジャマデュオ」でおジャマトークンを用意して、次のターンに「おジャマデュオ」の効果で「おジャマ」モンスター2体で「マネキンキャット」をX召喚して、相手の墓地のモンスターを特殊召喚すれば、おジャマトークンを対象にしてデッキから光属性モンスターにアクセスすることができます。
・「聖光の宣告者」
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墓地のモンスターを回収できます。結構重宝しており、召喚時に発動する「ネクロフェイス」や自身の効果でしか特殊召喚できない「ハイドランダー」を回収でき、「マネキンキャット」にはできないことを補ってくれています。
※EXデッキのモンスターも戻すことができ、その際は手札を1枚デッキに戻す処理をする必要はありません。
・「ABC-ドラゴン・バスター」
現在、無制限カード。実はこのモンスターはあまり出すことはしません。理由は「おジャマ改造」を複数回発動していきたいので、出してしまうと「おジャマ改造」は「ABC-ドラゴン・バスター」を見せて発動するため「おジャマ改造」の発動そのものができなくなってしまいます。こちらのカードを出すタイミングは少し気を付ける必要があります。ただ、出した場合でも「聖光の宣告者」や「PSYフレームロード・Ω」で戻すことができるため、さほど問題ありません。
・「PSYフレームロード・Ω」
「トルクチューン・ギア」を使用してS召喚します。色々と痒い所に手が届くカードで様々な面で活用できます。除外されたカードを戻せるため、ゴッドファイブで紹介した「蘇りし天空神」だけでなく、「おジャマデュオ」も戻せるのが強力で、墓地に送ったのではなく、戻しただけなのでそのターン中に「おジャマデュオ」を発動させることができます。
そのほかには相手の手札が6枚の時「蘇りし天空神」を発動させることができないため、「PSYフレームロード・Ω」で相手の手札を減らして「蘇りし天空神」を発動条件を整えることができます。
「PSYフレームロード・Ω」自身、このデッキで初めて使用しましたがかなり便利だと気づかされました。
その他採用候補カード
軽く紹介していきます。
・オベリスク
神。「機巧牙-御神尊真神」でサーチすることも可能。
・ジズキエル
ゲニウスでサーチ可能。マネキンキャットとも相性が良い。
・「機巧狐-宇迦之御魂稲荷」
こちらもゲニウスでサーチできて「帝王の轟毅」の属性変更とコンボ可能。神属性ならオベリスクも呼べる。
・「強化支援メカ・ヘビーアーマー」
召喚時、ユニオンモンスターつり上げ。ハイドランダーに装備して効果対象の耐性の付与も可能。
・「帝王の烈旋」
「おジャマッチング」と組み合わせて、相手ターンで相手モンスターをリリースして「メタファイズ・アームド・ドラゴン」のアドバンス召喚ができます。
・「おジャマ・デルタハリケーン!!」
おジャマの必殺カード。おジャマンダラがOCG化したら採用したい。
・「おジャマ・カントリー」&「おジャマ・エンペラー」
なかなか強い効果持ちの「おジャマ・エンペラー」。そのためには「おジャマ・カントリー」が必要です。または「おジャマ・エンペラー」の効果を無視して、「おジャマパーティ」の③の効果での特殊召喚要員としての採用も有りだと思います。リンク3なので、リンク4に繋げやすくなりそうです。
・「バージェストマ・ディノミスクス」
汎用除去カード。
・「No.64 古狸三太夫」
おジャマでX召喚可能。オシリスの攻撃力をコピーできるのは強い。
・「ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ」
融合、S、Xモンスターがあるので、なかなか強いと思います。②の効果も「I:Pマスカレーナ」を蘇生できるため相性が良いです。
・「ファイアウォール・ドラゴン」
墓地からモンスターを手札に回収する手段として便利。
・「小法師ヒダルマー」
実は結構強いモンスター。自分の魔法・罠カードも破壊するので、「おジャマジック」などの効果発動にも使用できる。
※ここだけコンボ紹介
・「魂吸収」&「No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター」
![](https://assets.st-note.com/img/1677132007150-FrAVP8MUQi.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1677132026575-Y0PSqYBqiC.jpg?width=1200)
実はこのギミックかなりお気に入りでした。「No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター」は闇属性モンスターが必要ですが、「帝王の轟毅」で属性変更可能で、「魂吸収」と「シラユキ」で3500のバーンダメージを与えることが可能です。相手のターンでも発動できるため、合計7000ものダメージを与えることができます。
今回はリソース回復ギミックを優先していれたので、残念ながら不採用となりました。下記にマスターデュエルで、そのコンボを実演した動画も載せときます。
#マスターデュエル
— (R)太郎 (@R11656617) February 12, 2022
【魂吸収ソウルマリオネッターシラユキコンボ】
次シーズンのランク戦はこのデッキで頑張ってみようかな
おジャマブルーの効果が通ればなんとかなることが多い
※この動画の音声は効果音のみ、速度は2倍速となっております pic.twitter.com/4tIds3HUcj
あとがき
いかがだったでしょうか。冒頭でもお話ししましたが、このデッキのおかげで様々な方と交流が広がり、デュエルの楽しさを教えてくれて、とても思い入れのあるデッキとなりました。こうして、こちらの記事を書いてみましたが、なかなかの文字数になってしまいました。(13000文字ほど)
今後も面白いデッキを作っていき、その解説文をこのような形でお伝えできればと思います。ここまでご覧いただきありがとうございました。次回は【三幻魔ユベル】のデッキ(60枚構築)紹介の予定です。
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