【遊戯王考察】〜第22弾〜「告天子竜パイレン」
毎週土曜日更新、遊戯王考察コーナーです。
2週間サボってスミマセン。
今回は「告天子竜パイレン」。
このカードの面白いところは、ランク6でありながら、蘇生先のモンスターはレベル5以下のモンスターに限定されてるところ。
レベル6のモンスターは「パイレン」のX素材にはなりますが、蘇生はできません。
しかも、蘇生するタイミングがお互いのスタンバイフェイズなので、X召喚したターンではなく、次のターンに蘇生することになります。
一応、汎用ランク6のXモンスターではありますが、効果を最大限に活用するなら、「パイレン」の出し方や蘇生先モンスターの両方を考えなければなりません。
自分はこのカードを最近使うようになりました(ベアト禁止になったから)。「メガリス・フール」と「宣告者の神巫」の組み合わせです。
「メガリス・フール」は①の効果で墓地のレベル6儀式モンスターを対象に取ることで、自身をレベル6になりますし、「宣告者の神巫」もレベル6になります。
どちらも、レベル2でありながらレベル6のモンスターになるので、「パイレン」のX素材にもなります。しかも、相手スタンバイフェイズで蘇生しても「メガリス・フール」なら相手ターンで儀式召喚が可能で、「宣告者の神巫」でも、効果発動が狙えます。
後、ここまで触れてませんでしたが、「パイレン」にはもうひとつ効果があります。
墓地から特殊召喚されたモンスターがフィールドにいると、「パイレン」自身が戦闘効果で破壊されないというものです。
この効果の意図としては、「パイレン」で蘇生したモンスターと合わせたものです。ただ、別の手段で墓地から特殊召喚されたモンスターがいても、破壊耐性付与をつけられます。
例えば、相手が「パイレン」を破壊するカードを発動した時に、それにチェーンして「リビングデッドの呼び声」を発動すれば、破壊を免れます。
なので、その蘇生されたモンスターが何らかの耐性持ちで突破されづらいなら、「パイレン」もより強固な耐性になりますね。
そう考えると、「パイレン」に対象耐性の付与を与えるモンスターと組み合わせるとすごく強そうですな。
今書いてて思いついたのは、「リヴェンデット・エグゼクター」。
「ヴェンデット」の儀式魔法は墓地からの儀式召喚も可能で、「ヴェンデット」モンスターにはレベル6モンスターもいるので「パイレン」と相性良さそう。
個人的には、結構強いと思っている「パイレン」。
皆様も「ベアト」が抜けた枠に、検討してみてはいかがでしょうか?
以上、R太郎でした。