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育児中、趣味がない不安から解消できた話

前回のお話で、自分が没頭できる世界をもつ大切さについて話をしたわけですが、

もう一つ問題が。
それは、

毎日忙しく過ごしてる母は自分の趣味がない。

私も独身時代はダンスや山登り、旅行など趣味や打ち込めるものがありました。
なんかキラキラした自分になりたくて、必死になってました。今思うと、

それが眩し過ぎる。いや痛々しく感じるくらい、今の私は自己投資の情熱が失せ、からっからで枯渇している。

かたやSNSを開くと、ママ起業家やら自分の趣味が高じてビジネスにしてるママ、なんか分からんが美しくておしゃれな三児のママなど。

こんなママ達を前に(実際は前にしていない、SNS見てるだけ。ここ忘れてはいけない)ああ、自分には打ち込めるものが何でないんだろうと嘆く。
育休中もアロマやらなんやら資格はとったものの、それを生かして何かをしようという情熱はない。

こんな自分だが、ここ最近趣味がない問題が解決した。

きっかけは仕事で自分の自己紹介をしないといけない時に、この一年で好きだと感じたことって何だっけ?と考えた。育児や家事、仕事に追われる中、娯楽といえば、娘の見ているディズニーか鬼滅の刃くらい、、。

いや、まてよ。ディズニーと鬼滅の刃めっちゃ見てるやん、わたし。

特にディズニーに至っては映画はほとんど見た。そこからディズニーの世界観の素晴らしさに気づき、家族とディズニーランドに行こうとしたが、コロナ禍になり、その間に息子出産と重なったため、ランドには未だ娘を連れて行けてない。

しかし、ディズニー行きたい欲が娘と高まり、ディズニーリゾート公式ガイドブックを購入し、娘とともに熟読し、今やどこにどんなアトラクションがあるか把握している。(実際は2回しか行ったことない)

またどうしてディズニーリゾートはこんなにも人を魅了するのか(何度も言うが実際2回しか行ったことない)と、昔流行ったディズニー経営戦略の本まで読んでいた。
あとディズニーは音楽も素晴らしい。

…と、ここまでくるとウザがられるので、ディズニーの話はもうこのへんにしたいとおもいます。(鬼滅の刃も同様に割愛。ちなみに私は蜜璃ちゃん推しです)

でもお母さんって私みたいに子供を通して今まで興味すらもてなかったことが詳しくなったりする人が大半だと思います。

虫も触れなかったお母さんが、子供と一緒に虫取りに行ったり、運転すらできないのに子供のトミカ好きからやたら車種に詳しいお母さんとか。
子供と一緒に熱中することに楽しさを覚えたり、子供の笑顔が見たいからついつい散財したりとかね。(ははは、笑えない)

あと、子供が好きなものを親も一緒に好きになるのは、とっても良い影響があると私は思ってます。

私は小さい頃、犬が大好きでした。家では飼えなかったけど、親が犬の図鑑を買ってくれました。この図鑑を見て、たくさんの犬種を知れましたが、残念ながら母は犬にはあまり興味を示してくれませんでした。
私はこの図鑑を母と一緒にみたいと思っていました。お母さんが一緒に見てくれたら、お母さんも自分の好きなものに興味を持ってくれたら、と思っていました。

一方で私と母が一緒に熱中していたものもいくつかあります。
その一つにドラマ古畑任三郎があります。
私はこのドラマは自分史上1、2位を争うくらい好きなドラマです。
何故好きなのか。ドラマ自体素晴らしいのですが、やっぱりあの時代に母と一緒に見れたというのが良い思い出として残ってるんだと思います。

古畑任三郎を通して、このシーンが面白かったとか、古畑任三郎やるから今日は早く風呂入ろうとか、なんかそんなやりとりすら愛おしい思い出です。

と言いつつ、私が古畑任三郎を母と見て、特段賢くなったとか、情緒がめっちゃ安定してるいい子だったとか、そういう子供の脳に良い的なエピソードは一切ないんですが、自分が好きなものが親も好きというのが、子供にとってとてつもなく嬉しく、エキサイティングでもあり、心地よい時間を過ごせてるんだろうなあと感じます。

自分に趣味がないと思っているお母さん。自分の子供の好きなものどれくらい頭に思い浮かびますか?二つくらい言えたら、もうそこには趣味の沼の世界が待ってますよ。そして、その沼にハマることを我が子が1番望んでいるはずですよ。ふふふ、、。

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