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今年やりたいこと。:2

本格的な養蜂シーズンを前に今年やりたい事を書きました。↓↓↓

やりたい事を、一個づつ書いていきます٩( 'ω' )و✳︎

やりたいその2
みつばちの好みの巣箱に。

今使っている巣箱は、ラングストロース式巣箱です。
メジャーな巣箱ですね。

ラングストロース式巣箱。「単箱」という種類の箱が二段重ねで置いてあります。

他にも色んな巣箱の種類がありますが、日本では西洋みつばちを飼うのに、このタイプを使う事が多いようです。

たくさんの資料を調べてみて、この巣箱、みつばちの好みのサイズよりも大きいことが分かりました。

本当はもう少しこぢんまりした巣箱が好きみたいです。

ここでも近代養蜂が効率を重視してきた歴史が垣間見えます。
大きな箱にマックスにみつばちを増やして、はちみつを効率重視で集めさせる。

これを見直して、みつばちにも気持ちよく働いてもらえるようにしたいです。

みつばちの人気投票では、壁が厚く、入り口が狭く、明るい方角に向いていて、あまりだだっ広くない巣箱が好まれているようです。

日本の養蜂は転地養蜂といって、花の蜜を求めて、各地を転々とする飼い方がメインだったので、巣箱の板厚は薄く、軽い杉材がよく使用されます。

壁が薄いので、外気の影響をもろにうけてしまって、みつばちにとっては過酷な環境です。

上の写真のラングストロース式巣箱は、師匠の代から使われていて、多分20年位使っているもののようです。

だから木が痩せてしまって余計壁がペラペラなんです。
みつばち達、ごめんよ。

杉は湿気に強いですが、水はけが悪いので、湿気の高い時期には巣箱内が、じっとりしてしまいます。

みつばちだって湿気っぽいのは苦手なんです。

以上の事を踏まえて、新しい巣箱はか式巣箱にしようって決めています。

素材、大きさ、扱いやすさ、通気性の良さなど、現在使っている巣箱と比べて、段違いに良いです。

か式巣箱:か式研究所より

長野県まで行って現物にも触れ、講習も受けてきました。
とても頑丈で、保温性がありそうな巣箱です。

価格がそれなりにするので、一気に全部は出来ませんが、数年かけて、か式巣箱に換えていく予定です。

これはナチュラルビーキーピングのスタートに過ぎないのですが、みつばちをビジネスパートナーとしてやっていくのに必要な事だと思ったので、最初に宣言しました。

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