#53 【旅行】ハワイ旅行記③
ハワイ滞在期間に事前にやると決めていたこと。
①ダイアモンドヘッドに登る
②レンタカーで綺麗な海を見に行く
③チルドレンズディスカバリーセンターにいく
④ワイキキビーチの花火を見る
4歳の娘と無理なく、出来ることはこれぐらいだろうと考えた。イルカを見るツアーは、小型船で行くので、転覆等した時のリスクを考えて辞めた。リスクを負ってまで見る必要がないと判断した。船酔いされても困る(大人も)。
この中で①③が子供の反応が良かったので、
記録に残そうと思う。今回はまず①から。
①のダイアモンドヘッドだが、いつの間にか、
登山は予約制になっていた。夫が予め予約していたが、すぐに埋まるそうなので要注意だ。レンタカーで入り口までいき、コードを見せて駐車場に入れる仕組みだ。
車に荷物は置き、必要最低限のものを持ち出発。帽子、お手拭き、水、お菓子だ。タオルを忘れたことに後々気づく…
服装は、もちろん半袖だ。私はトレーニングウェアで臨んだ。娘は体力があまりないので、登山できるか心配だった。抱っこをせがまれることを覚悟して歩き始めた。
歩きながら頂上が見えるので、『あそこまで登るんだよ!凄いね!』『頑張って歩けるかな?頑張ろう!』と親がモチベーションを上げようと声がけをたくさんした。
以前私と夫はダイアモンドヘッドを登頂したことはあるが、久しぶりに登るので、こんなに急な道だったかと驚いた。だいぶ序盤から急な坂とゴロゴロの石畳だった。娘が抱っこと言わないかハラハラしながら様子を伺っていた。
狭い道なので私・娘・夫の順番で登った。降りてくる人とたくさんすれ違い、欧米人がニコッとしてくれたり、『いまの人〇〇だったねー』と会話が弾んだ。
大人でも急な道だったので、私が大袈裟に、
『うわーママキツいわー。〇〇ちゃん登れる?』と言って、娘の持ち前の負けず嫌いを利用したりした。負けん気の強い娘は黙々と登っていた。
頂上が近くなると、分かれ道が現れた。
①近道だが急な長い階段
②遠回りで緩やかな道
急な階段は笑っちゃうぐらい急だった。以前来た時、こんな階段を登ったことがないので、おそらく②の緩やかな方で行っていたのだろう。
娘に聞いたら、『階段でいく!』と。
親でも躊躇してしまう階段だが、登ることにした。
娘は階段を最後まで登り切った。
そして、一度も抱っこと言われることなく、
登頂できた。娘の清々しい顔は立派だった。
まさか登れると思わず、たくさん褒めたら、
嬉しそうな顔をして『もっと登りたい!!!』と言った。この言葉を聞けただけで、ハワイに来て良かったと思えた。娘の成長を感じたられた。
帰り道もぐずることなく、下山できた。
下山しながら、日本に帰ったら山に登る?と聞いたら、元気よく返事がきた。
よし、今年は国内で登山することにしよう。
《おまけ》
今回ダイアモンドヘッドに娘と登山して気づいたことは、
・苦労して登ったことは記憶に残る(今のところ)
・意外に小さい子供も登っていた
高級ホテルから、『あれがダイアモンドヘッドだよー』と子供に説明しても、おそらく印象に残らないだろう。自分の足で汗をかいて登ることで強烈な体験になり、記憶に残るだろう。4歳なので消えるかもしれないが…
また、娘よりも小さい子供が一生懸命登っているのを何度か見かけた。我が子は小さいから無理だと諦めずに挑戦してもいいかもしれない。