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1980年代のサムイ島・MEOバンガロー

チャウエン・ビーチの美しい海を目の前に椰子の木に囲まれたバンガローがMEOだった。
オンザビーチに建つ椰子の木や葉で作られた簡素な一軒家風が可愛らしく、トムソーヤになった気分でハンモックにゆられた。
トイレ、シャワーは部屋には無くて共同だった。
1泊はいくらだっただろう。
40バーツだったか60バーツだったか、とても安かった。

海を背にして1番左側にあった。
人気がありいつも満室で、特に1番海に面していたバンガローはいつも誰かのものだった。
私はひとつ後ろのバンガローに泊まり、
先住者が居なくなるのを待った。
3日目に白人のバックパッカーが居なくなり、即座に1番人気のバンガローを手に入れた。そして10日間ほど滞在したと思う。毎日シュノーケリングをして、シーフードを食べて、椰子の木の木漏れ日が大好きだった。

それから数年後にサムイ空港が出来て
バックパッカーの島が日本からのツアー客も来れる様になり、MEOは無くなりプール付きの大きなホテルが建ちはじめ、海もくすんでいった。
飛行場が出来て2回くらいはサムイへ行ったけど、椰子の木がどんどん伐採されていくビーチが残念で行かなくなった。

もう随分と月日が経ち、私もいつまで旅に出れるのかカウントダウンに入っている。
来年あたり、最後のサムイ島を見ておこうか。素敵なパラダイスだった頃が懐かしい。

※当時の写真は仕舞い込んでいます。
後日アップするかもしれません。


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