結婚から35年、家族を失った私がつかんだ新たな家族の喜び
今日は休日。お休みは家族時間を何よりも大切にしたい私
それは私の【人生のテーマ】だから
私の人生から家族は切り離せません
それは14歳で父をガンで亡くして寂しさを隠していた思春期から
ずっと根底にあるものです。
親戚もいない土地の核家族で未亡人になった母は専業主婦でしたが
兄は就職したばかり私は中学２年生でお金の掛かる年齢だった為
否応なく昼夜働き始めました。
帰宅したらいつも家にいた母が急にいなくなった寂しさを感じる余裕もなく、社宅から引っ越しし環境が変わる中で高校受験を頑張る生活。
家族全員必死だったから『寂しい』なんて感じない、言わないことで
いつの間にか気持ちにフタをする癖がついていました。
そんな学生時代を終え就職。
出会った夫は田舎の長男でした。
結婚当時は義両親と義弟も同居の２世帯同居。
父が亡くなってから感じていた『寂しさ』を補いたくて
いつでも人が家にいる同居の結婚を選んでいました。
後々その甘さに気づくことになるのですが（笑）
まぁそれも必要な経験かな。
そんな大家族に嫁いだもののなかなか子供を授からなくて
病院も何件も変えて検査も治療もとことんチャレンジ
東洋医学も民間療法も怪しげなモノもすべて試して気づけば１４年。
とことん苦しい妊活の沼にはまっていました。
（妊活の乗り越え方については後日記事にする予定）
でも今思うと、そこまで妊活に執着した想いの基本はやはり【家族】
家族を早くに亡くしたことで家族を人一倍大切に思う私の基本が現れたものだったのです。
結婚して３５年。その内妊活１４年、育児、介護７年を過ごして
私と夫、娘の生活になって６年余り
大学生の娘が就職や結婚で家を離れるまでの少しの時間
私は目いっぱい家族時間を大切にしたい
どこかに出掛けるとか思い出作りとか、そんな特殊なものではなくて
一緒にご飯を食べ『おはよう』『おやすみ』を言える生活の有難さが
身に沁みるこの頃。日常を大切にすることで父と過ごせなかった『家族』への想いが成就する気がします。
あなたの人生のテーマは何ですか？
人生には色んな時があるけれど、自分の中で大切なもの譲れないものだけはしっかり持っていろんな時を大切に過ごしていきたいです。
色んなことを経験する時期
色んなものと戦う時期
家族のために頑張る時期
自分を見つめる時期
人生の意味を考える時期
自分を楽しむ時期
今あなたはどんな時期ですか？
春夏を越えて実りの時期のオータムツリー
様々な経験をしたことで実りをつけた秋の木になれたのかしら？
とても美しいですね