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爆食新年会
新年会というほど新年会ではない。
ただ同僚と爆食いした話だ。
私が住む地域で有名なB級グルメといえば、
「ソースカツ丼」である。
一般的には卵とじのものをカツ丼と呼ぶが、
私の地域は豚カツ定食をそのまま丼にしたようなカツ丼だ。
「この店が美味しい!」と言うのはラーメン屋並みに人それぞれで、
ソースカツ丼発祥の有名店には観光客は多いものの
地元民が少なくあまり評価されていない辺りが
成熟したB級グルメと言えそうだ。
一応、発祥の店が主導で「ソースカツ丼の定義」が存在するようだが、
店によって様々な個性が見られる。
肉がロースだったりヒレだったり、
エビフライが一緒にのっていたり、
ソースは濃厚だったり和風であっさりしていたり、
パン粉が荒かったり、細かかったり、
まさに十人十色と言ったところである。
そんな中、異色のソースカツ丼が存在する。
なんと一杯8kgのソースカツ丼が存在するのだ。
有吉ゼミの大食いチャレンジでも、
一人分は4kg程度のためTVで見るサイズの倍のサイズのカツ丼を
チャレンジ出来るのだ。
そのため、カツ丼は何人でシェアしても問題なく、
今回は8人で挑戦した。
一人あたり1kg、普通は多いが何とか食べられ量ではある。
実際に見てみるとだいぶ大きい。
米の量はなんと1升もある。
カツの量も圧巻で、ロース6枚、チキン3枚、ヒレ30枚。
これで1万円なので、仮に10人前あると考えると、
コスパはいい気がする。
米を取り分けたら一斉に8人で食べ始めた。
やはり大食いチャレンジを皆見ている影響か、
完食までペースを落とさずに食べ続けて行くと
8人であれば30分程度で食べ終えてしまった。
たしかに腹は膨れた。
しかし、あまりにもあっさりと食べ終えてしまったためか、
正直、肩透かしを食らったような気分だ。
他の7人も同じ考えだったようで、
「チャレンジしに来た以上は、限界まで食べたい」と言う考えのもと、
全員ざるそばを注文した。
ざるそばは何とか完食できたが私はそこで限界が来てドロップアウトした。
何人かはざるそばを追加注文して、
なんとカツ丼+ざるそば×2を完食していた。
こうして我々の挑戦は大勝利で終わりを迎えた。
新年会要素ゼロで男子高校生みたいな事を大の大人がしていた訳だが、
とても楽しい食事会だった。
今回の挑戦あくまでは練習で、
一人でチャレンジ可能な量の大盛りメニューを皆で食べ、
予選会を実施するとのことだ。
何と戦っているか正直よく分からないが、
胃と大食いマインドを作って準備したい。
P.S.
チャレンジメニューだけに、
米の中に焼豚とか入っているんじゃないかと内心びくびくしていたが、
流石にそんな事はなかった。
有吉ゼミに影響されすぎだと思う。