就活でも受験でも面接で大切なこと②
こんばんは、たねつぐです。
今回も面接で大切なことについてお話をしていこうと思います。
前回の記事はこちら
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この内容は大学受験だけでなく、就職活動や営業などでも幅広く活かせることです。
何回かに分けてお話しますので、受験生や就活生、ビジネスマンの方々にも読んでほしいなと思います。
面接で大事なのは第一印象
そんな当たり前な…と思いますよね。
僕もそう思いました。
しかしこの第一印象、なんと3~5秒くらいで決まるといわれています。
つまり、会ってから数秒で「この人こんな感じの人」と決められてしまうのです。その影響は数年にも及ぶのだとか。
面接でいえば、
コンコンコン
ドアガチャリ…入ってドアパタン。
失礼します。ぺこり。←この辺で第一印象が確定しています。
服装や髪型はもちろんなのですが、
面接で大事なのは声のトーンと表情です。
大切なことなのでもう一度言います。
面接で大事なのは声のトーンと表情です。
面接官の目に入ってから数秒間、どんな声で、どんな表情で面接室に入りましたか?
そこで第一印象が確定するのであれば、ノックしてから部屋に入るまでの数秒が勝負ってことですよね。
印象のいい表情は笑顔
一つずつ確認していきましょう。
まず、印象のいい表情が笑顔であることに疑いはないと思います。
ですが、笑顔になるのが難しいという人は多いのではないでしょうか?
何というか…目が笑っていないというか…。
大切なのは犬歯が見えるくらい、口角を上げることです。
笑うのが苦手な人って、口が横に広がります。
「いー」って感じです。
下手したら上の歯が見えない人もいますよね。
笑顔の筋肉が弱かったり凝り固まっていたりしています。
そういう人は顔の筋肉をほぐしたり、強く動かしたりするといいですよ。
あいうべ体操は効果的なんじゃないかなと思います。
笑顔は表情筋のリフトアップだと意識するといいかもしれませんね。
他にも笑顔のコツはありますが、それはまた別の機会でお話したいと思います。
印象のいい声のトーン=電話のあれ
人間の耳には、実は印象が良く感じる音の高さというものがあります。
しかし、その音程をとって話をしても気持ちが悪いのですよね。
感覚的には、女性が初めての人と電話で話をしている感じが一番わかりやすいかなと思います。
「あっ、もしもし〜」(普段よりやたら高い声)
あれです。
普段、話している声よりも2トーンくらい明るく話をすると、印象が良く感じられます。
面接時間は長くとも15〜20分くらいです。
いつもよりも明るい声で話し続けてみてはいかがでしょう?
声と表情は気持ちとリンクしている
なぜ表情を明るくしたり声のトーンを上げたりする必要があるんでしょうか?
それは、声と表情と感情は(本当は姿勢や呼吸も)全部リンクしているからです。
どれかが上向きになると、他の全部も上向きになりやすいです。
笑った顔で怒鳴ってみてください。とても難しいと思います。
つまり、面接中は笑顔で声のトーンを上げてピシッと背筋を伸ばしていると、明るくて元気な人という印象を面接官は受けます。
ハロー効果をご存知の方もいらっしゃると思いますが、いい雰囲気の人は他のことも優秀そうに感じるものです。
アピールしなくても第一印象で勝手に自分のことをいい人そう、優秀な人そう、と想像してくれるのですから、笑顔と声のトーンの力を活用していきたいですね。
人間、なんだかんだで話をあまり聞いていない
なぜそこまで笑顔や声のトーンにこだわるのでしょうか。
それは有名な「メラビアンの法則」が関係しているからです。
円グラフを見ても分かるとおり、私たち人間はコミュニケーションにおいて、目と耳から入る情報にものすごく影響を受けています。
逆に、言語情報はわずか7%しかその影響を受けていません。
つまり、面接で語る内容を一生懸命覚えて、一生懸命思い出そうとしている人は、7%のために93%の笑顔と声のトーンを捨てているのです。
真剣そうな顔、死んだ目、不安そうな声のトーンに、誰が魅力的に感じるでしょうか。
もちろん面接で語る内容もとても大切です。
ですが、あまりうまく語ることができなかったとしても、
「何が言いたいかわからなかったけど、さっきの人いい感じだったよね」
と思ってもらえたら合格・採用は可能性としてありますよね。
だって、4月からは一緒の環境にいるんですから。
面接官だって人間です。できるだけ「一緒にいたいな」と思える人を取るのではないでしょうか。
まとめ
そろそろ長くなってきたので今回はこのへんで。
今回は、
①面接で大事なのは第一印象
②印象を良くするには笑顔と明るいトーンの声
③目と耳から入る情報が印象に強く影響する(メラビアンの法則)
ということについてお話しました。
次回は、面接で語る内容のポイントについてお話しようと思います。
ではまた!