こういうとこよ!
昨日は、新しくできる工場の下見をするためにチェンナイに移動。直線距離で300kmぐらいなんだけど、クルマで行くと6時間以上かかるとか。
元々は、私の日本のボスの視察に同行するという話だったんだけど、先週まで日本に来ていた現地の工場長Cさんも同行することに。
このCさん、典型的なインドのお坊ちゃん(と言っても歳は40半ばだけど)で、良い人なんだけどサービス過剰な感じで、有難いけどややウザい。
私の海外渡航中の基本スタンス、オレは好きにするからほっといてくれ、が彼には全く通用しない。
彼の日本滞在話も、なかなか典型的インド人の日本滞在で面白いので、別の機会に書いていきたい。
さて、ボスとCさんと私で、朝9時半ごろにバンガロールを出発。ボスったらインドに来る直前にギックリをやっちまったらしく、クルマでの長旅に些か不安を感じている。じゃあ、1時間に一回ぐらいずつ休憩入れますか、と言いつつスタート。
ところが、バンガロール市内の渋滞が酷くて全く進まん!チェンナイ出身のCさん曰く、バンガロールは道が狭いから渋滞酷いんですよ、とのこと。
進んでは止まり、進んでは止まりで、ようやく市内を抜けて渋滞エリアを脱出したのは11時半。
もう2時間ノンストップやん!ボス死にかけてるやん(笑)
ともかく、郊外のガソスタで休憩。
ボス、ガソスタの外でタバコを一服して生き返る。さあ、じゃあいきますか、と再びスタート。
道路の流れが滑らかになるにつれて、Cさんの口も滑らかに。このエリアはどんな産業があるか、とかここの特産品は何かとか、ひたすらずっと喋ってる。電話もバンバン掛かってきて、そこでもひたすら喋ってる。まー、よく喋る。
ボスに死なれては困るので、適度に腰のケア&喫煙タイムを設ける。何もない時は路肩に車を停めて休憩する。
バンガロール付近のド渋滞を抜けると、比較的普通に車の流れがスムーズ…なところと、急に混雑するところが交互に来る感じ。それでも、日本ではまず見かけないよなーって思うような景色を眺めていると、何となく旅気分に浸れる。
でも、一度足元に目を向けるとこんな光景。
これは特別酷いところを撮ったわけじゃなくて、街中も郊外も、どこも大体こんな感じ。
インドLoveのCさんは、何故に日本からのサポートメンバーの人選がなかなか決まらんのか理解できてないようだけど、私に言わせればこういうとこだぞ!と言ってやりたい。
色々あるけど面白い国。だけど、続けて暮らしていくには若干ハードモード過ぎるのよ…、そう、つくづく思いながらのチェンナイ移動なのだった。
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