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オススメの本。アレンネルソン戦場で心壊れて。元米軍海兵隊の証言
アレンネルソンさん著作
戦場で心が壊れて
〜元米軍海兵隊の証言〜
新日本出版社税別1300円
の
P1はじめに。の部分より一部抜粋
①P6
よく、いろいろな理由をつけて戦争を肯定する人がいます。
そういう人にも、戦争の現場とはどういうものなのか
例えば
何が見え
どのような音が聞こえ
どのような臭いがするのか
を知ったうえで
あらためて考えてほしいと思っています。
〜中略〜
②P7
私は戦争と殺戮という体験を経て非暴力の考え方にたどり着きました。
〜中略〜
やはり非暴力の思想を表している日本の憲法九条も
日本社会がかつて体験した戦争について
深く考えた上にできた
法律だと聞いています。
私には
この憲法九条というものがつくられ
た意味がわかる気がします。
条文を読むと
自分の身体や感覚に響き合うものを感じるからです。
憲法九条は
多くの日本人
そして外国の人々を救ってきたと思います。
九条は
日本だけではなく、
世界の人々にとって大事な意味を持っています。
〜中略〜
いま日本には
その九条を変えて
自衛隊が海外で武力を使うことを
認める憲法にしようとしている政治家がいます。
もしそうなったら
少なくない日本人が
私のように戦場に送られ
私のように
人を殺すでしょう。
あるいは
殺されてしまうかも知れません。
〜中略〜
(憲法九条問題について
九条を変えることに
関して言えば)
戦場とは
どのような場所なのか
みなさんは
実際に
兵士として
何をするのか?
そしてそのあとに
どうなってしまうのかを
知ること抜きには
考えるべきではないと
思います。
2006.07月
アレンネルソン。
より。
抜粋島貫