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なぜ小学校の教員資格を取得しようと思ったか。

 私は大学在学中及び科目等履修生になって、中高の教員資格を取得しました。中高の教員資格を取得した理由は、私が社会科が好きだったからで、好きな社会科の知識を使って給与を貰えるというのが魅力だったからでした。しかし数回受験した公立中高の教員採用試験は難関で合格を勝ち取った事はなく、無理ではと半ば諦めていました。
 当時の私は子どもを抱え、保育園に預ける事もできていない専業主婦の状態でした。
自宅で家事と育児の合間のほんの僅かできる隙間時間に、対策を細々と続けているような状態でした。こんな状態で、難関の中高に合格する事は無理ではと考えていました。
 結婚前に教壇に立っていた経験で感じたのは、教える事の楽しさでした。高校の教壇に立ったので、教科書の内容はある程度深みがある内容でしたが、自分好みの知識を教える事はできませんでした。内容に不満がある一方で、教壇に立っていて楽しかったのは、内容より教える事に楽しさを感じていたからだと思いました。
 という事は、小学校教師でも、楽しめるのでは?と思ったのです。それでも、小学校の教員免許がない事には教壇には立てない、これから短大へ入学して小学校の教員免許を取得するにはお金と時間がかかる・・・無理だと考えていた所に、この試験の情報を得られたので、受験に臨む事にしたのでした。

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