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マンホールカード


コレクションというものは男はいつまでも好きである。

個人的にはその中でもやはり、トレーディングカードゲームには幼少期より格別の思いがある。

自分はポケモンカード、遊戯王カード直撃世代なので、カード=面白いの方程式が刷り込まれている。

今回はそんなトレーディングカードゲームの中でも巷で密かに人気を集めているマンホールカードについて。

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マンホールカード。これは最近自分が収集しているカードなのだが、各地域の観光課などに行ったら無料で貰えて、ご当地マンホールがの写真が印刷されている。

自分は生涯達成する目標を列挙したバケットリストに「47都道府県を全て制覇する」と書いており、休日を見つけては全国を津々浦々旅している。

そんなカードも好き、旅行好きな自分にはまさにうってつけの趣味である。

特に感じるマンホールカードの魅力は以下の点が挙げられる。



1.デザイン性が高い


昔はマンホールといえば、モノトーンで味気ない印象だったが、最近はその土地にゆかりのあるアニメや漫画のキャラが描かれていることが多い。

例えば、「ウルトラマン」や「3月のライオン」といった漫画のキャラクターが描かれていたりする。

富山市の「ゆるゆり」のような比較的最近の漫画のキャラのカードもある。

他にもご当地キャラクターのカードなど作品の垣根を超えた様々な種類のものがある。

また、数多あるトレーディングカードと違って勝敗がないためパワーがインフレしないし、枠やアイコンなどの細かいデザインの統一感もある。これは飽きがこなくていい。

今までトレーディングカードを収集していても、大体のカードがインフレや方向性の転換によって、「あれ、自分が好きなカードゲームってこんなんだっけ?」といった感覚になってリタイヤしたことが少なくないので、まさに長く続けるにはもってこいだ。

2.地域観光のきっかけになる

また、旅の思い出になるのも良い。

スマホの写真と違い、旅の思い出が手に触れられる形に残り、尚且つかさばらない点が素晴らしい。
これはご朱印を集める人たちも同じ感覚なのだろうか。

旅行先で待ち時間があった時、マンホールカードマップを開き、よし、ちょっと行ってみるか。となる。

概ね水道局や観光案内所などで渡されるパターンが多く、旅先で知らない人とのコミュニケーションが生まれるのもおすすめポイントだ。

3.無料で配布されるお手軽さ


マンホールカードを貰うには、毎回配布場所で「マンホールカードをください」と受付の人に言う必要がある。

場合によっては建物内での配布となるが、基本無料で入れる場所しか配布されないはずだ。

マンホールカードを貰うのに、簡単なアンケートを書かなければならない場所。

全くマンホールカード配布の広告がなく、ネットめ調べて係員に声をかけて漸く貰える場所。

そもそもアクセスが結構至難な場所。

配布方法は自治体により様々だが、全て無料で手に入る。

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そんなこんやで密かに個人的ブームが来ている。
どんどん種類も増えて全部集めるのは困難だが、なんだか収集欲を刺激されるんだよなー。

以下は最近手にした中で特にお気に入りの3枚

渋川市のマンホールカード


拓海とハチロク
伊香保温泉の旅館で渋川が舞台となっている頭文字Dを読み、すっかりハマってしまい観光どころでは無くなった。それほど名作。
ヒロインがパパ活してたり今ではなかなか衝撃的な設定だが、バトルの迫力は時代を感じさせない。


大分県日出町のマンホールカード

ハーモニーランドのある日出町のマンホールカード。
カードと一緒にサンリオのキャラクターのステッカーが貰えた。かわいい。


東京都新宿区のマンホールカード

新宿といえばゴジラ。
ゴジラヘッドの出現に合わせて設置されたマンホール。
自分は平成ゴジラを全部見たことある程度のゆるファン。シンゴジラもゴジラ-1.0も何だかんだで好き。
これはシンゴジラのデザイン。
東京のカードはキャラものばっかりでずるい。

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