静岡市歴史博物館を訪問
静岡市歴史博物館を訪れた。
3回目の訪問になるだろうか。正確には、何回か忘れた。
名物「宇宙一濃い抹茶のジェラート」を食べた。
頭がスッキリした。
今回の展示は、とても興味深いものだった。
江戸東京博物館が休館しているのを機に、資料を巡回展示している。
3階は、すべて特別展示で、江戸東京博物館の資料で企画構成されている。
静岡の近代史の展示が見られないのは、残念だが、それを補って余りある素晴らしい特別展示だった。
簡単に言うと、
大御所・徳川家康による駿府の繁栄→徳川家康の生涯→今川家の歴史→江戸・東京の街づくり
という構成になっている。
駿府(静岡)の歴史は、今川家に始まる。今川家は、芸術・文化をこよなく愛した。京都から文化人を駿府に招いた。幼少期に今川家の人質だった徳川家康は、今川家を通じて、京都の芸術・文化、学問と教養を身につけた。
それが、駿府の町の繁栄を築き、さらには、江戸・東京へと受け継がれていったのである。
駿府は、日本の首都だった。
このような芸術・文化、学問の中心である駿府(静岡)に、住んでいることに、改めて、誇りを抱いた。
これからも、静岡に住み続けたいと思う。
詩人 たいいりょう