『さくら、もゆ。』ハルルート 感想
XのALTに書いた長文感想の転載です
あず咲先輩、物語の根幹に関わる重要人物でしたね
なんでこんな重い呪いを受けなきゃならなかったんですか……
そんな状況でも智仁のことを第一に考え"想い"を現在に残し最後まで支えたことには尊敬するしかないです
「さくら、もゆ」が未来に届いたと信じたいですね
後半になりハル√が本格的に始まったわけですが、こちらも中々重い話でしたね……
何か呆気なく恋人同士になっちゃたなぁと思ってたらこれまた呆気なくハルが自殺してしまって呆然としました……
大雅は"魔法"を使いハルを救おうとしますが失敗し、その後あさひさんの元に訪れます
そこでのあさひさんの言葉が本当に好きです
「私のために、自分の命にやさしくあろうとがんばるだけでなく、大切な友人の命にもやさしくあろうとがんばっている」
自分の命を大事にするということは自分のことを大事に思ってくれている誰かのためにもなることなんですよね
これを忘れずに生きていきたいです
その後、大雅は残念ながらハルを救えず最後にハルが自身で変わることを望み"魔法"を使うわけですが、それでも"ハッピーエンド"を見つけることが出来ず……
疲れ切ってしまったハルが瞼を閉じ見た"夢"、涙が溢れましたね
その言葉の数々全てが好きです
何よりも信じたい"愛"ですね
エピローグで他√と同じくあさひさんや十夜と"さよなら"するわけですが、今までのような悲しい別れではなく"次"へ進むための前向きな別れだったので良かったですね