【地獄の回想其ノ壱】恐怖の便所飯
今日から俺が過去に経験した地獄を定期的にブログに綴っていこうと思う。
おっと自己紹介をしていなかったな。
私の名前は
「ダライ魔羅」
だ!!ダライでも魔羅でも構わんぞ!!
というわけで本題に入ろうと思う。
時は戻って高校1年生のとき、入学式1ヶ月後になる。これからどんな青春が待ち受ているのか、あんなことやこんなこと、彼女なんか作っちゃったり!!ムホホホwww
……なんていう気分ではなかった、何を隠そう俺はいわゆる【陽キャ】という奴が大っ嫌いだ!!!朝アパートから出るとき隣人にすれ違う位嫌いだ!!!!!!
因みに俺は隣人を回避するために、もし隣人が居そうな気配を感じたら、そいつが去るまで玄関扉のドアスコープから獲物を狙う獣の如くじーーーっと睨みつけている。
そんな話はどうでもいい、つまり何が言いたいかというとクラスに馴染めて居なかったのだ、中学生の時に仲の良かった友人は全員他のクラスに行き独自のグループを形成していた。
中学校を卒業し、大海に急に投げ入れられた俺はサメという名のクラスメイトに牙を剥かれないように静かに浮かぶ事だけに徹していた。
そうして過ごしていくうちに、静かに浮かぶ系男子だった俺は次第に昼休みという時間が苦痛になってくる。
この地獄日記をみてくている画面の前のメガネ・ファッキンボーイなら分かってくれるだろう、ぼっちに向けられる視線が本当に痛いのだ。
そんな苦しい昼休みをおくっているときある名案が浮かんだ
トイレで昼ごはん食えば良くね???
そんな訳で行動が早いダライ魔羅君はこの案浮かんだが次の日便所飯がしやすいように昼ごはん用におにぎりを持っていきました。
キーンコーンカーンコーンと昼休みの開始を告げる音がなるとすぐさまおにぎり片手に個室に滑り込んだ。
ここまでは完璧、だが肝心なのはトイレで食べる飯は上手いのかどうかだ。
そしていざ実食………
美味い!!!!!!!!!!
おにぎりは所詮おにぎりなのだが周りの目が無いというのが素晴らしすぎますよぉ~
クラスメイトからは毎回昼休みが終わるとトイレにすぐ行くから不審がられていたかもしれないが、痛い視線を直接向けられるよりはマシだ!
そんな訳でその日から毎日便所飯をしていたわけだがある日事件が起きる。
雪がちらほら降るようになってきた冬の季節当時テニス部に所属していた俺は部活用の長ズボンを履いていた。
そしていつも通り便所飯をしていたのだがその日はあまりお腹が空いておらずおにぎり半分を残しポケットに入れておいた
そして学校が終わり部活の時間、親に無理やり入れられたテニス部の練習が終わりゴキブリの用に素早く帰宅したらこんなLINEがきた
Y君)ズボン忘れてたから洗って返しとくねー
あっいけないけない忘れてた、洗って返してくれるなんて優しいやつだと思って感謝のラインをしたらまさかの返信が返ってきた
Y君)ズボンにおにぎり入ってたけど捨てていい?w
ん?
しまったああああああああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁあああああああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁあああああああああああああぁぁぁああああああああぁぁぁああああああああぁぁ(絶望)
はい…その後どうなったかはご想像にお任せしますよ…😭