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スペインのクリスマスのお菓子
こちらに来るまで知らなかったのですが、スペインのクリスマスは12月24日~1月6日まで続きます。
そんなわけで、こちらはまだまだクリスマス真っ只中です。
町中にはクリスマスイルミネーションが残り、家にはサンタが飾られ、スーパーにはクリスマス商品が売られていて、年末なのに不思議な感覚ですがまだクリスマスが終わっていないんだと少し嬉しくなっています。
バタバタの中、スペインのクリスマスに食べると言われているお菓子を試してみたので少しご紹介。
ロスコン・デ・レジェス
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ドーナツ型のパン生地に砂糖漬けしたフルーツやナッツが飾られたケーキで、王冠をイメージしているのだそう。
ケーキの中には陶器の人形と乾燥そら豆が隠されています。
人形を当てた人には幸運が訪れ、そら豆を当てた人は翌年のロスコンの代金を支払うというルールがあるそうです。
我が家は夫が人形、私がそら豆を当てました。。
![](https://assets.st-note.com/img/1672500475300-AIXc8zYfID.jpg?width=1200)
トゥロン
![](https://assets.st-note.com/img/1672500377874-orRROfoeh2.jpg?width=1200)
アーモンドと蜂蜜、卵白を練って作られたヌガー菓子です。
バリエーションが豊富で何種類ものトゥロンがお店に並べられているので、自分好みのトゥロンを探してみるのも楽しそうです。
トゥロンに使われている蜂蜜や卵といった材料が高価なものだったことから、アーモンドを収穫し終えた秋口にトゥロンを作り、特別な日のクリスマスに食べるようになったようです。
ポルボロン&マンテカド
![](https://assets.st-note.com/img/1672500409105-1s0SFbVaaw.jpg?width=1200)
アンダルシア地方発祥のお菓子です。もともとは修道院で作られていましたが、今ではお祝いのお菓子としてクリスマスなどに食べられいるそうです。
小麦粉、ラード、砂糖を主原料としていて、食べた時のホロホロ感がたまらない美味しさです。
ポルボロンとマンテカドの違いは、ポルボロンは楕円形でマンテカドは丸形、マンテカドの方がラードが多めのことが多いなどと言われているそうですが、大した違いはないように感じます。
何種類か食べ比べてみたのですが、写真のメーカーのもの(スーパーで量り売りされているもの)が一番口当たりが好みでした。
1キロ€5で売られていて、5個買ってみたら€1でした!1個でもしっかり食べ応えがあるのでとってもお買い得です^^