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お茶濁しな過去日記-6

鬼長文日記も今回で終わりです。相変わらず長いですが、どぞ最後までお付き合い下さい。なお、トップの画像は本文とは関係が殆どありませんw。


五日目
とうとう日本へ帰る日です。早いモンです。前日はチェックイン後に早々に晩御飯も食べずにダウンしたからかスコーンと朝7時半には目も覚め、そのままMixiをチェックしてレスをしてから朝ごはん会場へ。先日トランジットした際の宿と同じなのですが、前回は早朝6時に出発したもので朝ご飯を食べられなかったのです。会場のレストランへ行ってみると、だだっ広いレストランには先客が3名しかおらず、閑散とした状態。朝食はバイキング形式だったんで、これでもか!とお皿に盛り付けて食べてみました。が、ゆっくり食べていたらあっという間に出発の時間が近づいたので、慌ててレストランを後にして部屋に戻り、ザーッとシャワーを浴びてから着替えて撤収準備。忘れ物が無いか確認をしてガラガラとカバンを引きずりフロントへ。
フロントではこんなやり取りがありまして。

フ「今回の宿泊どうだった?」
私「よかったよ。ただ、LANケーブルの爪が折れててネットするのも大変だったよー(ちゃんと刺さらなくて通信が途絶したりしたので)」
フ「なら、ハウスキーピングに電話してくれたら直ぐに対応したのに」
私「だって、私の英語はプアだから、通じないと思って…」
フ「またまたごじょーだんを…」
みたいなやり取りがありまして(汗)。

だから俺の英語はキンダーガーデンレベルなんだってばー(絶叫)。

さて、そんな漫才をしていたら(漫才か?)時刻は直ぐに9時になりました。送ってもらうバンの運転手に荷物を引きずってもらい、一路空港へ。そしたらドライバーのおじちゃんから
「ところで、日本の会社で一番従業員が多い会社はドコ?」
と聞かれました。私、恥ずかしながら即答出来なくて、少し考えてから
「NECかなー」
と答えたのですが、コレで答えは合ってましたかね?(汗)。今になって冷静に考えたら、分割されてるけどNTTは東か西で見た時にはデカイかな?とも思います。あとで調べようっと(ヲイ)。
#調べてみたら 、日立グループが一番みたいですね。知らなかった…。

バスはそんな話を長くしたいためか明らかに制限速度以下の速度になってしまいました(苦笑)。もぅ、運転手さんたら話好きなんだからー。それでも10分少々で空港の出発カウンター前に一撃で着けてくれました。彼に別れを告げてカウンターに行くと、まだチェックインは始まっていませんでした。

なんだ、だったらもぅ少しゆっくり着ても良かったかも(笑)。それでもカウンター前には既に10名弱の人が待っており、ファーストカウンターにも既に二人の先客が居ました。9時20分にチェックインが始まりましたが、先頭のDIAカードのどっかのヤク○の鉄砲玉のように見えるオヤジがカバンを4つも持ち込みやーがりまして(笑)、そちらが手間取ってる間に案内されたのはビジネス用のカウンター。今回は日本人の方がチェックインを担当してくれたのですが、今回出てきた搭乗券はプレミアムエコノミーのもの。

前回の帰りの際にはナニも言わずにビジネスだったので、うーんこれは残念…と思って
「もしもアップしてくれるんだったら全然OK牧場ですよー」
なんていう、明らかに余計な一言も付け加えて担当のおねーさんを困らせたのは私です(笑)。行きの成田では、エコノミーからビジネスへアップグレードもあったもんですから。

チェックインも無事に終わり、カバンをTSAセキュリティに預けて私は手荷物検査場へ進みます。時間が時間だからか金曜日朝のような大混雑は無く、係員も明らかに手持無沙汰の状態(笑)。そんな中をスルスルっと通過して、いつの間にか出来ていたターミナル間を結ぶ電車(AeroTrainというそうです)に乗ってANAの定位置となるB43番があるターミナルBまで移動。ラウンジインビの紙を渡してラウンジに入り、無線LANのコードが入ったカードも貰ってタカタカとネットで遊んでいましたら、成田からのNH002便が到着しました。

その後もネットで遊んでいたら、あっという間に搭乗の時間になりました。結局ファーストのラウンジ(DIA持ちかファースト利用者のみが使える)には私を含めて5名しかおらず、その人たちはそのままビジネスクラス辺りに落ち着いていました。そのほか、隣のエールフランスなラウンジにも20名弱待ってる人が居ましたが、最終的に搭乗が終わってみるとプレエコには24席中着席したのは私を含めて4名、エコノミーにも空きがぽつぽつ見られるような有様。ビジネスもサラっと見た感じ半分も埋まってない感じに見えましたので、やはりこれはド平日だからでしょう。搭乗して思ったのは、
(これでもぅ当分英語喋らなくて済むわー)
ということ。なんと言うか、安全地帯にようやく逃げ込んだ、逃げこめたような感じがしました。ANAなら機内で英語喋らないで済みますもんね♪。

飛行機はほぼ定刻ドアクローズとなりプッシュバックを開始、アメリカの国内線の飛行機を多数待たせる中をどんどん滑走路に向かい、滑走路イッパイイッパイに使ってテイクオフ。その後ナイアガラの滝の上空辺りを通過してカナダを北西方向へ横断、アンカレッジよりも更にキタのルートを通って日本へ向かいます。途中入った機長さんのアナウンスでは、向かい風が強いために多少延着するだろう…とのコトでしたが、まぁ大きく遅れることはないでしょう…とタカをくくってました(笑)。そういえば機長さん、出発前点検で機体を見て回ってた時にお見かけしたのですが、体型が私と似てました(笑)。お互い気をつけましょう(ヲイ)。

離陸後暫くしてサーブされた久しぶりのエコノミーの食事をモシャモシャと食べ(珍しくジントニックとビールまで飲んでしまいました)、シートテレビを見て楽しんだり、PCに落としているDVD見て過ごしたりして時間を潰していきました。

それにしても、ビジネスの時間の過ごし方に慣れていると、エコノミーだと時間の経過がゆっくりですね(笑)。ビジネスだとシート横にしてウトウト出来たりしますが、カラダがアメリカ時間になってるからか、はたまたシートが大振りとはいえフラットにならないからか<既に贅沢、北米大陸上空では全然眠くならず、結果的に成田到着後に疲労感が残る展開になるんですね。ともあれ、今回の旅では自分の体型にもイェローカードモノだわ(いや、今健康診断受けたらレッドかも(鬼汗))とも思いました。
とは言いつつ、アンカレッジを通過した頃(日本時間の朝9時過ぎ)にコトンと眠りに落ちたみたいで、次に目が覚めたときには寒さで目が覚めました(汗)。慌てて毛布のパッケージを破って身体にカケたものの間に合わず、くしゃみ連発するわ鼻水はズルズル出てくるわ(汗)。スカイマップを見ると飛行機は既にカムチャッカ半島の沖合いを通過してました。ですんで、ウトウトと3時間位は眠りに落ちていたコトになります。

目が覚めてからまどろんでいると、ベルトサインが点灯しました。すぐに入ったアナウンスによれば、これから先は30分ほど揺れが予想されるとのことでしたが、なんのなんの。結果的には1時間以上ベルトサインが点灯しっぱなしでした。その間に珍しく今度は機長からもアナウンスが入ったのですが、最初に英語のアナウンスから入ったのが印象的でした。外人さんのほうがガマンしきれてない…なんて報告がCAさんから上がっていたのかもしれません。英語に続いて日本語のアナウンスも入ったのですが、
「強い偏西風と三角波(さんかくは)の影響により、先程来より強めの揺れが続いております…云々。(以下略)」
#これだけ見ると 、ガタガタ揺れるようには見えないんですけどねぇ…。

海などでは時折船の遭難事故を引き起こすとされる三角波が空中でも起きているとは。というか、機内アナウンスで三角波なんて聞いたのは初めてなんですが。ともあれ、飛行機は自然の猛威には勝てずにユラユラと翻弄されるばかり。その間もコックピットでは色々格闘していたようで、飛行高度が上がったり下がったりしました。通常巡航中は殆ど高度は変わらないハズなのですが、揺れの少ない高度を探していたんでしょう。結局、36,000ftから38,000ftに上がったと思ったら直ぐに下がって33,000ftで落ち着きました。が、揺れは多少緩和されたかな?という程度。そんな中でも到着まで2時間余りになったからでしょうか、ベルトサインは消えてセカンドミールサービスが始まりました。アメリカを出るときにタンマリ食べていたし、離陸後の食事もドワーっと食べたのに、私の胃袋は空腹警報発令してて(笑)、あっという間にご飯戴きました。ごっつぁんでした。

午後2時20分にPAが入り、あと一時間で到着するよーとのコト。その後やってきたCAさんにコーヒーを頼んで持ってきてもらい、更に寝ている間に配られたであろう税関申告書も持ってきてもらい、着陸に向けて機内で広げた風呂敷(笑)のまとめ作業を。その後飛行機は推定ですが太平洋上を銚子の南沖まで行って右旋回、銚子市内の上空を通過して筑波山の手前で左旋回。当初遅れるといわれていましたが、無事にほぼダイヤ通りに成田に着陸しました。その後スルスルっと誘導路を走ってスポット53番に到着、先に降りたビジネスクラスの客を早足で追い抜きながら入国審査場へ行くと、何故か外国人のカウンターには鬼のよう行列が出来ていました。あー日本人でよかった…と思いつつサクっと入国完了、ターンテーブルは珍しく端っこのテーブルでしたが、荷物は全体の10番目くらいで無事にロールオフ、税関もヌルっと通過して、無事に帰国を果たしたのでした。あー目出度し目出度し。


この後、速攻で帰宅したのか…と思いきや、そのまま那覇まで乗り継ぎ。
この日以降は
4/12 ワシントン → 成田 (帰国、到着は13日夕方)
4/13 成田 → 那覇
4/14 那覇 → 羽田 → 新千歳
4/15 新千歳 → 羽田 → 那覇
4/16 那覇 → 成田
4/17 成田 → シンガポール(ほぼタッチするだけ)
4/18 シンガポール → 成田 → 那覇
4/19 那覇 → 羽田

と、一般的な感覚からしたら(アホやろ?)と思われるような飛び方をしてました。全てはマイルとポイントを貯めるためだけの行動。当時はアホでした…(いや、今でもアホですがw)。

以上、長々とお茶を濁してきました。次回以降は未定です。別の過去日記を持ってくるかもしれませんし、違うネタにするかもしれません。鬼長文読解お疲れ様でした。

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